親必見! 11月は児童虐待防止推進月間
子どもは国の宝と言いますが、今の日本の養育現状はどうでしょうか?
11月は、児童虐待防止推進月間です。
子どもの笑顔を守るためにできることを、皆さんで考えましょう。
談件数が過去最多に
全国2200個所の児童相談所が、令和2年度中に児童虐待相談として対応した件数は、なんと約20万5千件。
初めて20万件を超えたそうです。
これらの要因として、児童虐待への社会的関心の高まりのほか、警察からの通報件数の増加が挙げられています。
体罰によらない子育てを
子供に腹を立てたり、イライラしたりすることは、子育て中の多くの保護者が経験するものです。
それでは「しつけ」と「体罰」は何が違うんでしょうか?
「しつけ」とは、子どもの人格や才能を伸ばし、社会で自立した生活を送ることができるようサポートして、社会性を育む行為です。
一方、たとえ「しつけ」のためだと保護者が思っても、子どもの体に何らかの苦痛や不快感を意図的に与える行為であれば、どんなに軽いものでも「体罰」に該当し、これらは法律で禁止されています。
見逃せない子供のサイン
△いつも鳴き声や叫び声が聞こえる
△理由もなく学校などを休む
△原因不明のけが(あざ、やけど、打撲など)がある
△表情が乏しく元気がない
△態度がおどおどしている
△家に帰りたがらずに家出をする
△衣服や体が不潔だ
これらは「しつけ」でなく体罰です
▲言葉で3回注意したけど言うことを聞かないで叩いた
▲大切なものにいたずらをしたので、同じように子どもを殴った
▲友達を殴ってけがをさせたので、同じように子どもを殴った
▲宿題をしなかったので、夕食を与えなかった
▲掃除をしないので、ぞうきんを顔に押し付けた
社会全体で、子どもたちの異変に気づいたら、児童相談所へ
189(いちはやく)「だれから」じゃなくて「あなた」から
児童相談所 虐待対応ダイヤル 189
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