【ARI】来年のMLBも🐍を買え!【オフシーズンプレビュー】
お世話になっております。13年ぶりの天覧競馬となりました天皇賞・秋ですが、以下の印で行こうと思います。
陛下の御前ですので無駄な展開予想などは慎みます。あとは運を天に任せるのみ。
さて、本題に入ります。
今シーズンもほぼ終わりが近づいてまいりましたが、いかがでしょう。我らが🐍ちゃんズの快進撃ぶりは。私も正直信じられず、今は東京2000mぐらいで4コーナーを回って明らかに足が止まったように思われた本命の穴馬が最後の最後で謎のもうひと伸びしてあれよあれよという間に先頭でゴールインした時のような気分です。
これからワールドシリーズもありますが、正直オフの動きにはあまり関係ないのと、もしWS後だと十が一勝ってしまった時に正気でオフシーズンプレビューを書ける気がしないので今のうちにやっておこうというのがこの時期に出す理由です。
今回の記事では、
40人枠の概況
補強ポイント
シーズン終了後想像される動き
の3点をコンパクトにまとめていきます。より詳しいオフシーズンプレビューについてはそのうち出せたら出します。
40人枠の概況
現在のD-backsは40人枠に故障者含め45人が入っている状況。このうち、
の5人については今季オフでFAとなることが予想されます。このうちMelancon以外は一応再契約の可能性も考えられますが、ひとまず−5としておきましょう。
次に、故障者リスト入りしている選手も含めて40人枠を眺めた時、
この3人は40人枠を外れることが濃厚だと思われます。これで-8となり、枠は37人となります。ほかにも枠を外れる可能性のある選手は何人かいますが、ひとまずここまでとします。
一方で、枠に入れる必要がある選手も考えましょう。
Rule5ドラフトに引っかかる可能性がある主な選手は以下の通りです。
このうちDe Los SantosとRobinsonは高確率でロースター入りする気がします。次点でWalston。ほかの選手は取られる可能性は低そうですし、入れておくメリットもなさそう。
これで40人。あとはFAやトレードなどにしたがってロースターが動くたびに入れ替わることになりそう。
補強ポイント
詳しいポジションごとの成績やデプスチャートなどはひひとまず省略しますが、最大の補強ポイントは先発投手と三塁手、そして右の外野手でしょう。
先発投手はZac Gallen、Merrill Kellyに次ぐ、コンテンダーレベルの3-4番手が最低でも1枚、できれば2枚必要です。現状チームはGallenとKellyの奮闘でギリギリ持ち堪えている状態ですので、彼らが長期離脱となってもなんとか上位に生き残れるような先発投手陣の柱はなんとしても獲得したいところです。
また、三塁は今季Josh Rojas(現マリナーズ)、Emmanuel Rivera、Longoria、Jace Petersonなどを取っ替え引っ替え起用しましたが実りませんでした。年齢的にもスタッツ的にも一番アップサイドが期待できそうなのはRiveraですが、コンテンドするためにはほかの候補を用意しておきたいところ。
最後に右の外野手ですが、こちらは今季大きな貢献を残したLourdesとPhamがともにFAとなります。特にLourdesは年齢的に若いため引き留めたいところですが果たしてどうなるか。左打ちの外野手は充実している一方右打者はなかなか目につく選手がいないだけに、なんとか解決の糸口を見つけたいところです。
また、こ救援投手や二遊間のユーティリティ、2番手捕手などデプスを厚くする動きは継続的に進めていく必要がありそうです。
今後考えられる動き
前の項では現状ひとまず優先度が高そうなポジションを3つ挙げました。実際にフロントがどう動くかについては実際に記事が出てから詳しく述べますが、ひとまず私見としてありそうな動きをまとめておきます。
先発投手
こちらはまずFA市場に目を向けるべきでしょう。今オフは大谷翔平(LAA)、Sonny Gray(MIN)、山本由伸(オリックス)、Aaron Nola(PHI)などエースクラスに加え、Jordan Montgomery(TEX)、Jack Flaherty(BAL)、今永昇太(DeNA)など2、3番手クラスもそれなりに充実しています。どう転ぶかはさておき、まずFA戦線に参戦しない手はないです。
トレードの可能性も考えられますが、基本的に先発投手は要求される対価が非常に大きいため期待しないのが無難。あるとすれば、パッと思いつくのは
・OAKからPaul Blackburn
・(大量出血して)CWSからDylan Cease
・懐が怪しそうなMILかTBあたり
ぐらいでしょうか?もちろんほかにもあるとはおもいますが、Gallen Kellyに次ぐレベルとなると非常に高額な対価を求められるのは確実。それなりの覚悟は必要になりそうです。
三塁手・右の外野手
こちらの二つは現有戦力の再契約が現実的な路線となりそう。今オフ、この2ポジションは市場に出る選手が枯渇しており、スモールマーケットのチームに手が届く金額では大きなアップサイドを見込みにくいためです。
Lourdesと再契約し、Riveraのさらなる成長を祈念しつつ、バウンスバックがありそうなベテランをちまちまと回収する方針が現実的でしょう。
また、トレードであれば三塁は2024年オフにFAとなるYoan Moncada(CWS、2025年はクラブオプション)の契約引き取りが視野に入るかもしれません。CWSの再建は2年では終わらないでしょうし、Moncadaの契約は非常に高価なため考えられなくはないトレードです。
外野であれば個人的に推したいのはPITのConnor Joeあたりでしょうか。極端に大きな対価を求められる選手ではない一方、それなりに打てて守れるUTなので、最低限つぶしは効くという点にうまみを感じます。
あとは外野が少しごちゃついているように見えるSTLからTyler O'Neilあたりを狙ってみるのも手なのかも。パッと見の思いつきなので的外れでしたらご容赦ください。
まとめ
誤解を恐れずに言えば、なんでこのチームWS行けたん?と思うほど穴の多い編成ですので今オフどれだけ動けるかが長期にわたるコンテンドの鍵になりそうな予感がします。すでにチームと契約延長を結んだMike HazenGM以下フロントの辣腕に期待しましょう。
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