夜寝たいのにかゆみが強くて寝れない。Yahoo!やAppleなどの大企業も取り入れている積極的○○で睡眠を確保しよう。
アトピー性皮膚炎の患者が直面する最も深刻な問題の一つは、「就寝時の突然の痒み」です。この痒みにより、多くの患者さんは夜間に十分な睡眠を取ることができません。
睡眠は肌の回復に不可欠であり、その欠如は肌の状態をさらに悪化させる恐れがあります。
寝たいのに寝れない苦しみと焦りは体だけではなく、心までもすり減らしていきます。寝れば肌の回復に良いとわかっていても、寝れないという負のループがとても辛いですよね。
こんな時どのように解決していけばよいのでしょうか?
無理やり寝ようと思っても、寝れずにストレスを溜める結果になったというのはだれしもご経験があるはず。
今回はそんな悩みを少しでも解消できる方法をご紹介していきます。
目を瞑るだけでも疲労回復効果は十分に発揮されている
実は人は目を閉じて横になっているだけでも肝臓や腎臓への血流が増え、老廃物の代謝や排出が進んでいきます。また、脳からα波が出て、休息状態になることも知られています。
視角をシャットダウンすることで脳の機能の一部を休めることができるからとも言われていますね。
ですので、寝れないからと言って絶望する必要はありません。もちろん、焦る必要はありません。寝れなくても休めているので、しっかりと目を瞑って休息を取りましょう。
とはいっても、寝れない日々が続くとどうしてもだるさや疲れを感じますよね。
寝付きをよくするために体に良い食事や遅い時間にカフェインを摂らない。寝室でスマホを見ないなど、生活習慣を整えることはまず行ってほしいのですが、今回ご紹介したいのが、Yahoo!やAppleなどの大企業も取り入れている仮眠制度。積極的仮眠と呼ばれるパワーナップです。
積極的仮眠パワーナップで睡眠負債を解消しよう
パワーナップを導入した結果「生産性が上がった」という声もあるので、ぜひ積極的仮眠で日ごろ足りていない睡眠を確保していきましょう。
では、そんな積極的仮眠パワーナップをどのように取り入れていけばよいか解説していきます。
パワーナップは「積極的仮眠」として、情報整理を行うために自らの意思で眠ることを強調しています。
これは、無意識に眠ってしまう「マイクロスリープ」や「消極的仮眠」とは異なります。
つまり、疲労によって無意識に眠ってしまう睡眠ではなく、情報を整理するための睡眠ということです。
NASAの研究によると、昼に26分間の仮眠を取ることで認知能力がなんと34%、注意力に対しては54%も向上することが示されています。
疲れが取れ、判断力・理解力・集中力が向上し、作業効率が上がる。これはまさに業務効率化をあげる最高の昼寝と言えそうです。
パワーナップを行う6つの注意点
パワーナップを行うお勧めは起床から8時間後がよいとされています。ただし以下の6つ注意点には気を付けましょう。
1⃣横にならない
2⃣何かにもたれかかる
3⃣椅子に座ったまま伏せて眠る
4⃣睡眠時間は30分以内
5⃣15時以降の仮眠は逆効果
6⃣仮眠の前にカフェイン摂取
1つずつ解説していきます。
1⃣横にならない
横になると本睡眠に入るので、寝すぎてしまいます。寝すぎは体がだるくなるので、軽く寝るには座ったまま仮眠を取りましょう😴
2⃣何かにもたれかかる
とはいえ、まとまって寝るためには固定できるように寝ることがおすすめ。
3⃣椅子に座ったまま伏せて眠る
体が支えられなそうな場合は、デスクに伏せて寝るのもいいですね。
4⃣睡眠時間は30分以内
気持ちよいからといって寝すぎるとかえってだるさを覚えたり、夜の入眠に支障が出ます。最長でも45分で💤
5⃣15時以降の仮眠は逆効果
これも夜の入眠に関係します。起床から8時間後が良いですが、15時以降になるようでしたら、その前に仮眠しましょう。
6⃣仮眠の前にカフェイン摂取
意外と大事なのが仮眠前のカフェイン摂取です。
カフェインは15分~30分後に吸収されるので、目覚めがシャキッとします。
このようにしてほんの少しの時間仮眠をとるだけで、午後の生産性を上げることが出来るのだから活用しない手はありませんよね。
記事の詳細を知りたい方はこちらよりご覧ください。
ここまでパワーナップが生産性を上げるということをお伝えしてきました。
しかし、アトピーで寝れていない人は重要なのはそこではないんだよ。とお思いですよね。
わかっております。本当に言いたかったことはここからのことなのです。
ずばり、夜寝れない分、パワーナップだと思って罪悪感なく思いっきり寝ましょう!夜寝れないんだから仕方ないじゃん。と言いたいけど、人にはなかなか伝わらないもの。
だったら、理由を付けて寝れちゃうようにしましょう。これなら、昼寝ばっかりしてと言われても「違いますー」と堂々と言えますよね。寝たいんです、私たちは!!!
それを抜きにしても、効果の高い仮眠なのでおすすめです。
ぜひパワーナップを活用して必要な休息を確保しましょう。
そして、アトピー性皮膚炎の患者として、自分の体と心を大切にし、必要な休息とケアを怠らないようにしましょうね。
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