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【2023年8月16日-8月26日】たくさん知れる皮膚関連ニュース《新登場予定の非ステロイド薬・子供への新薬情報・酒粕由来の乳酸菌など貴重な情報・ニュースが多数!!》


普段見過ごしがちな皮膚関連ニュースを見逃さないようにまとめました。
新薬情報から肌改善・肌トラブルにまつわるニュース、科学が発見している新情報など貴重な情報・ニュースが多数!

気になる記事をピックアップしてアトピーの改善に役立てていきましょう!

💊注目皮膚関連ニュース

①【新薬】新しい非ステロイド性局所薬であるタピナロフとロフルミラストが参入

2023/2024年には、新しい非ステロイド性局所薬であるタピナロフとロフルミラストが参入すると予想されています。どちらも強力な有効性と安全性プロファイルを示しているとのこと。

②【肌トラブル】こすれて荒れる!洋服タグにはご注意

洋服の「タグ」がこすれて肌が荒れる。めちゃくちゃあるあるです。
対策としてはタグを取り外してしまうこと。

なんとなく切るのをためらってしまいますが、遠慮なくぶった切らせていただきましょう。痒いので。最近ではタグが衣服の裏側に印字されているものもあるので、初めからそういう衣服を選ぶのもいいですね。

③【新薬】ネモリズマブ(ミチーガ)は6~12歳のアトピー性皮膚炎にも有用

新薬の小児適用もじわじわと…!
ネモリズマブ(ミチーガ)、痒みを止めるお薬ですね。

お子さんの重度アトピーにも少しずつ選択肢が増えてくるのは嬉しいですね。


④【肌改善】酒粕由来の乳酸菌がアトピーの改善に役立つかも?!

【酒粕由来の乳酸菌がアトピーの改善に役立つかも?!】
片山茂教授(学術研究院農学系/バイオメディカル研究所)ら、亀田製菓株式会社との共同研究によると、酒粕由来乳酸菌K71を加熱死菌して、経口投与すると紫外線による皮膚のバリア機能不全を軽減してくれることが期待できる、とわかりました。

つまり、このバクテリアを摂取することで、紫外線による

✅皮膚の水分量の減少を抑制
✅皮膚の水分損失の増加を緩和

と、皮膚の障害の予防に有益である可能性が示唆されたということです🎉

皮膚の健康を保つための新しい方法として、K71の摂取が有益である可能性を示しています✨✨

K71がこの効果を持つ理由は、マクロファージが作るIL-10という物質のおかげかもしれません。また、K71の中のRNAという部分が、IL-10を作る助けになっていることもわかりました。

皮膚バリア改善に期待が持てるK71✨
今後の研究に期待したいですね💡

論文はこちら

⑤【テクノロジー】デジタルヘルスの介入は皮膚科ケアの有効性と効率を向上

【これからの皮膚科は○○が重要】

デジタルヘルスの介入は、皮膚科の患者ケアの効果と効率を向上させる可能性があると指摘。

これらの技術は、診断、治療、患者のフォローアップ、健康行動の促進など、さまざまな医療の側面での利用が考えられます✨

⑥【新薬】LNK01001という治療薬が登場するかも?

LNK01001という治療薬が成人のアトピー性皮膚炎を対象とした第II相臨床試験でEASIスコアの基準からの有意な改善を示す、肯定的なデータが現れたことを発表。

痒みから解放される日々が刻々と近づいてきている気がします。

⑦【肌改善】かゆみ対策インナー「かかりつけ衣」

ご自身がアトピー性皮膚炎だという代表がかゆみ対策インナーとして制作した「かかりつけ衣」。事前のモニター調査では82.30%の人が肌悩みの改善をしたそうです。とても気になる製品ですね✨

⑧【新薬】リンヴォックはニキビに注意

アトピー性皮膚炎の治療薬「リンヴォック」使用時、ニキビ発生率が増加することが試験で確認されています。

15mg投与で13.2%、30mgで19.8%の患者がニキビを経験。プラセボ群は5.6%。通常治療で管理可能なので、重くはないみたいですが要注意。

⑨【新薬】デュピクセントが小児患者においても希望の光となりそう

【デュピクセントが小児患者においても希望の光となりそう】

デュピルマブは中等度から重度のアトピー性皮膚炎の小児患者に対して長期的には有効かつ安全であることが示されました😊

また、厚生労働省は8月28日に承認の可否を審議する予定。製品が承認されれば、9月に正式に承認されると予想✨

小児へのデュピクセントの効果と安全性が認められたので、かなり期待の持てる明るいニュースですね✨

ますます目が離せません👀!

参照記事はこちら

8月28日に行われる承認の可否を審議する薬食審・医薬品第二部会についてはこちら

小児へのデュピクセントについて、厚生労働省が変更申請を了承しました✨痒みとは無縁な生活を送ってくれるようになるといいですね😊今後も気になります🎉

⑩【科学】好酸球の迅速特定で喘息の早期治療に貢献するかも?!

アトピーの人にも関連の高い喘息。
好酸球を迅速に特定できる新しいテストが研究中です。

喘息や他の気道疾患の患者さんにとって、より迅速で効果的な治療を受けるための重要なツールとなる可能性が。

期待したいですね😊

いかがでしたか?何か気になるニュースはありましたでしょうか。
また、新しいニュースや情報があれば、まとめてご紹介しますね。

次回更新をお楽しみに!

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