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妖怪ネクロでMP最終3位を取った話【shadowverse】

Hieroglyphは全てを記す。
今回は妖怪ネクロについて記事を書きます。


・自己紹介

先月に妖怪ネクロでMP3位を頂きました夢都(むと)と申します。
たまにYoutubeでRPG系のゲーム配信してます。


改めて自己紹介ですが、Shadowverseを殆どネクロマンサーで遊んでいた者です。でなければこの環境はアマツかリオードで走ってます。
シャドバを始める前からデュエルマスターズでは、闇単ヘルボロフ、リアニロマノフ、闇単デスザークと言った似たようなデッキコンセプトを握って遊んでました。

ネクロマンサーのような相手のリソースを奪い自分のリソースを確保するといったディスアドバンテージをアドバンテージに変えれたりする戦略が好きで、さらには哀愁漂うキャラデザが全部かっこよすぎたり可愛すぎるので、使い続けたくなる魅力がそこにあったからだと思います。


※リアニメイト(リアニ)とは、墓地からフォロワーを直接場に出すこと。
※アドバンテージ(アド)とは、有益的行動、相手との優位性。
※ディスアドとは、アドの相対 不利益的行動。
※リソースとは、相手もしくは自分の持つ余力。
※今後も出る専門用語解説には個人的解釈も含まれています。

シャドバリリースから今まで様々なネクロデッキを握ってきました。
ランカー経験は、ヘクター、アーカス、ケリドゼウス(U)、妖怪という
勝率盛りができるデッキタイプでMPランキングを走ってました。
今期以外ではだいたい800勝MP5万盛りで、上との差を見てやめてました。
今までの経験則で、瞬間順位はどうでもよく最終的に16万MPがあれば覇者になれると思っていたので、今までみたくメンタルが折れてやめることはしませんでした。
自己紹介が長くなるのも良くないので簡素に言うと、ネクロで勝つために、他のデッキを使うネクロ一筋の人と思ってくれればいいです。

・本題
 ネクロマンサーとは?

妖怪ネクロの話をする前に、皆さんにはネクロマンサーとはどういったリーダーなのかを知ってもらいたい。
例えば、他リーダーのウィッチであれば、序盤のカードアドバンテージとテンポを消費する代わりに後続のコスパを下げてもらえる特徴があります。


※カードアドバンテージとは、一枚のカードで働く多くの効果。
※コストパフォーマンス(コスパ)とは、効果に見合うコスト(PP)。
※テンポとは、長く続くターンで得られるアドバンテージ。

言ってしまえば、ウィッチは1tからゴブリンを投げて後続的にテンポを取るデッキではなくハンドと序盤のテンポを受け渡し、中盤~終盤で爆発的なテンポを取ってくるリーダーになっています。
ウィッチはドロソが豊富と思われがちですが、実際はそうではなく、コストを支払ってカードの入れ替えを繰り返しているリーダーです。
こちらは1PP支払ってミヤコを出しているのに対して、ウィッチは1PP支払ってマリガンをしています。ただそこにはスペブという概念のおかげで成り立っています。後の爆発的なテンポのために貯金しているというイメージです。
ドラゴンも同じく、序盤のテンポを受け渡し、後続で相手よりも多くのPPを使用できる特権を得ていますね。
ではネクロマンサーとは何を犠牲に何のテンポを得ているのか?
それはボードアドバンテージです。
ボードアドバンテージをハンドアドバンテージに変換または、カードアドバンテージに変換してます。
最近ではケルベロス、レディグレイ、セレス、ギンセツなどで、
受け渡したボードとセットでライフアドバンテージも得ています。

※ボードアドバンテージとは、場に出ているフォロワーに置ける優位性
※ライフアドバンテージとは、
ライフに置ける優位性。
※ハンドアドバンテージとは、手札の枚数に置ける優位性。

ちなみにヴァンプはライフアドを支払い、ビショはテンポを支払ってます。ロイヤルはハンドアドを支払い、ネメシスは現在迷走中らしいですが、本来はハンドアドを支払って、ボードとテンポを得ているイメージです。今はテンポを支払ってボードを貰ってますね。
エルフはカードアドとハンドアドを支払っている器用貧乏な立ち位置です。
ハンデスが存在する他のカードゲームではウィッチやエルフの立ち位置は生きていけないので、人気なリーダーである理由はそこにあるかもしれませんね。ルルナイのメタり方がハンデスだったらゲームが崩壊してました。

※ハンデス(手札破壊)とは、カードの効果で相手の手札を減らす能力。
※メタとは、主流のデッキを対策する行為。

他のデッキの特徴とやっていることを理解したところで、ネクロマンサーの話に戻ります。
ネクロマンサーのやっていることは二つあります。
メタ的立ち位置とボードアドを全アドに変換可能クラスとなってます。
例えば、グールであれば、ボード±1ハンド-1ハンド+2でボードを低スタッツ化させる代わりにハンドを増やしてます。
セレスであれば、5コスで場に1/4を生成する代わりに、半永久的にリーダーのライフアドを稼いでくれるフォロワーになってくれます。
OTK持ち以外だと確実に処理されますが、交戦時3点がいい味出してますね。

※OTKとは、ワンターンでキルの略称。本来はワンショットと言うがこちらではこの呼び方が親しまれている。
※スタッツとは、フォロワーの攻撃力とライフのこと。

つまり序盤は低スタッツのフォロワーで盤面を固める代わりに中盤~終盤には高スタッツ化して殴ってくるリーダーとなっている。
またメタ的位置の理由は雪女やセレスなどの相手へのテンポロス強要や、必殺持ちやミヤコの存在で今まで苦手としていた高スタッツフォロワーへの回答を貰っているため、上位tierデッキほとんどに有利を取れているからです。
上記のことを踏まえると、セレスギンセツ以外では後攻で強いカードを貰え過ぎている気がします。今後が怖いですね。
では妖怪ネクロの話でもしようと思います。

マリガン

ネクロミラー(妖怪ネクロ想定)

先攻、トート 火車 セレス ギンセツ 酒吞童子 
ミーノ グール 夜行 ヘリオ セットキープ可
後攻、トート 火車 セレス ギンセツ 酒吞童子
ミヤコ 火車 セットキープ可

※ミラーのマリガン時点でアグロプラン通し考慮はお任せ

対ウィッチ(式神ウィッチ想定)

先攻、ソーラ 火車 セレス ギンセツ 酒吞童子
ミヤコ 火車 セットキープ可
後攻、ミヤコ ソーラ レジェスケ 火車 セレス ギンセツ 酒吞童子
ミヤコ ヘリオ または 火車 セットキープ可

*対ウィッチ(自然ウィッチまたはキャルウィッチ想定)

先攻、ミヤコ ソーラ 火車 ヘリオ 酒吞童子
セレス ギンセツ セットキープ可
後攻、ミヤコ ソーラ ヘリオ 火車 酒吞童子
雪女 火車 セットキープ可 酒吞童子全力でも可

対ドラゴン(自然ドラ想定)

先攻、トート 火車 セレス ギンセツ 酒吞童子
後攻、ミヤコ 雪女 ヘリオ 火車 ギンセツ 酒吞童子

対ロイヤル(進化ロイ想定)

先攻、火車 セレス ギンセツ 酒吞童子
後攻、ソーラ 火車 セレス ギンセツ 酒吞童子

対エルフ(コンエル想定)

先攻、ミヤコ ソーラ 火車 ヘリオ 酒吞童子
セレス ギンセツ セットキープ可
後攻、ミヤコ ソーラ 火車 ヘリオ 酒吞童子
アマツ想定 2コスor火車 シノブ セットキープ可

※密林、アマツ想定は上記のものすべてにセレスギンセツ追加

対ネメシス(残滓ネメシス想定)

先攻、
ミヤコ レジェスケ ソーラ 火車 ヘリオ 酒吞童子 セレス ギンセツ
後攻、ミヤコ レジェスケ ソーラ 火車 ヘリオ 酒吞童子 シノブ セレス ギンセツ

対ヴァンプ(自傷ヴァンプ想定)

先攻、
火車 酒吞童子 セレス ギンセツ
後攻、ミヤコ ソーラ 火車 ヘリオ 酒吞童子 セレス ギンセツ

対ビショ(アミュレットビショ想定)

先攻、
レジェスケ ソーラ 火車 ヘリオ 酒吞童子 セレス ギンセツ
後攻、レジェスケ ソーラ 火車 ヘリオ 酒吞童子 セレス ギンセツ

※プリンセスナイト採用なら火車の代用でキープ
※火車がいる場合の2コスはセットキープ可

構築
※目次からここに飛んでみるのおすすめ

みやこwkia
アディ後


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アディ前


上デッキ二つの勝率

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一応、1枚1枚解説しようかなと思ってますが、プリンセスナイトを考慮しなければ、ミーノ1グール1以外確定枠になります。
後はプリンセスナイトのサーチ先を絞るか絞らないかの択になり、自分にどういうプランが似合っているのか決めて構築を固めてください。
コントロールプランが好みならミーノグールヘリオを減らしプリナイや死の騎士を増やし、リソース面を強化していいと思いますし、アグロ寄りがお好みなら、死の騎士やグール減らしてもいいと思います。
構築はお任せです。自分がこの記事を書いて、あなたの考えに少しでも影響すればいいと思うので、100%の信頼や真似はしなくても大丈夫ですよ。
ちなみに自分はアグロ→ミッドレンジ→コントロールプランをするというオールレンジ型が好きなので、一番上の構築です。

妖怪ネクロの回し方

今期の妖怪ネクロはネクロマンサーの集大成とも言っていいほど、今までの経験が生かされます。
アグロプランや相手へのライフ調整(ギンセツ圏内=ミミココハウル圏内等)はアグロネクロで経験済み
序盤の低スタッツフォロワーで中盤からテンポを取り返すのはリアニゼウスで経験済み
面ロックして次のターンのギンセツで勝負を決めるときなどは、アーカスやギルネリーゼで経験済み
ヘリオ進化当て、リッチ進化顔、アクセ5ギンセツで守護蓋はシャドウリーパー祝福などのヘクターネクロで経験済み
相手の盤面空の状態で、ギンセツポン置きは守護裏骸の王で経験済み
トートルート確保は自然ネクロで経験済みでした。
今までの好きな戦い方、リソース確保の仕方を今期に全てを頂きました。
相手が返せないほどの盤面を作るか、1~3t後を見込んで大型スタッツ疾走を顔面に連打するか、ロングゲームを仕掛けてトートを発動させるか。
色々な択に恵まれています。正直、最高のデッキです。
それでも当然、弱点はあります。
上記の説明の通り、クロックがバレやすいのと、特定へのリーダーにクロックが間に合わない可能性が高いです。

※クロックとは、リーサルまでの残りターン。

ヘリオ、レジェスケ、シノブ、ミーノのおかげで通常よりクロックを早めることはできますが、デッキの大元コンセプトがギンセツ飛ぶまで耐えるデッキとなっているため、自然ドラゴンとコンエルには先攻ゲー、進化ロイヤル対面ではアンリエットによるリーサルずらしに苦しめられます。
ご存じの通り、多少の回復だとあまり意味を為さない自然ドラと大量の回復量とボード破壊を持つコンエル。
自然ドラは先攻であれば、セレスギンセツでギンセツが取れなくて詰みます。
後攻はクロックが間に合わないので、アグロプランまたはフルムーヴギンセツです。
コンエルには、ハンドにあるバウンスと旋風、ギガントを使わせてリソース勝ちを狙います。ネクロがアグロプランを取ればデッキに3枚しかない旋風を3枚使わせることができますし、ボードにフォロワーがいるならギガントの回復は意味を為してないです。弓リノとコッコロにバウンスを使わせればリノセウスでのクロックも遅らせることができます。
だいたいは相手が全部持ってなくて勝つか、相手が全部持ってて負けます。
コンエルはドローするのにもちゃんとPPを支払っているので、ドローにテンポを使わせ、相手のリソースを削ると、意外にも勝てることが多いです。
進化ロイにはトートプランかアグロ寄りミッドレンジプランを取れば、ギンセツを出すターンで勝つと思います。ただちゃんと気を付けないとアンリエットでリーサルずらしゼウスで終わります。
式神ウィッチは基本コントロールプランでいいのですが、
キャルウィッチの出現によりマリガンをアグロプランかコントロールプランかどちらにするかは公開性でもない限り正解がないです。
先攻ならセレスギンセツ1択でいいです。
というようにネクロマンサーが様々なプランを持つからこそ、対面理解が大事になってきます。
記事が長くなるので、対面の話は上ので終わります。
あとは一部カードの解説です。

・採用カード解説

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酒吞童子、皆さんの立てたプランを(賽の河原の積み石を)崩します。
妖怪ネクロのクロックを急加速させたカード、このカードがなければネクロマンサーはトートプランか、ギンセツ早期着地してボードWINを狙うしかなかった。
ギンセツやセレス、ミヤコ、雪女、レジェスケは本来、自分を守るためのボード取り、回復、守護という受け身的立ち位置でしかありません。
要は攻めることのできない防戦一方のデッキで、リソース切れを狙うデッキでしかなかったのです。
だがこのカードの出現により、ネクロは守りながら攻めることができるハイブリッドとなりました。これにより、大いに後攻でも戦えるデッキに変えてくれました。
3積み確定。対面関係なく先攻4tに置くと相手が進化権かリソースを沢山吐いてくれるので、ドロソがあり、セレスギンセツがあれば2枚目がなくとも置き得。
酒吞童子がないと勝てない対面なら無理に冒険する必要なし。
あくまでセレスギンセツが出来て勝てるならという話である。

もし先攻4t無視されればゲーム崩壊、最強デッキに生まれ変わります。

無題2

出雲宮子です。
とっととプリンを持ってくるの!
このカードのせいで沢山プリンを買いました。
ルナがネクロスキン一強だったのにこのカードのせいで二択になりました。

妖怪ネクロの特徴である酒吞童子と相性ばっちりなスタッツとユニオンバースト。3積み確定。
酒吞童子が発動済みであれば、ユニバ発動済みミヤコをちゃんと10tのギンセツ出した後や、雪女を疾走にさせたあとの1コスに置いてください。
そうすると処理強要カードとなり、次のターンで「プリンにしてやるの」を打ちながら4/4を他の疾走付与カードと一緒に顔に行くことができるようになります。
例え、処理されたとしても「プリンにしてやるの」は手札にあるので、2枚目以降のミヤコに二重バフ利用か単純な処理カードとして使ってください。
ただし、次のターンに投げる疾走がいない場合や、投げるものがギンセツ確定の場合は投げない方がいいでしょう
ギンセツ確定であれば、処理されなかったら一ツ尾狐1体分損します。
投げる疾走がいない場合だと、ただただ顔に行けた3~4点を損します。

ちなみにギンセツをプリン化するのは注意、一ツ尾狐の効果でバフします。

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ヘクターに結婚を申し込まれたが、振ったという女性。
このカードを見ると結婚したのか?と思われるが、フレーバーテキストを見る限り、特定の人物のことを指していないため、ユーザーサービスカードだろうか。神バハが詳しい方には是非聞きたい。
酒吞童子が引けない試合も、このカードとギンセツで勝てる可能性があるため、3積み確定。
上記でも書いた通り、スタッツは低いが(相手のリーダーに与えるダメージが少なくなっている)ライフアドを稼ぎつつ、処理強要カードとなっている。その割に、処理しずらいカードでもある。

そして本体は永遠の誓いである。

7ギンセツはもちろん、他のカードが2コスダウンにより、2コスシノブ、0コスレジェスケ、2コス酒吞童子などがもらえるカード。
ミヤコが3枚コストダウンすれば、1ターンでミヤコミヤコミヤコグールグールプリンプリンプリンで10点等も出来る。(前のターンにミヤコ置いたりして準備しても良いと思います。)
9tギンセツ+シノブや、7tギンセツ+レジェスケなど、小回りが利くカードが増えるので、できるだけセレスは発動させたい。
ミラーに置いては、バリュー関係なく発動させることに意味があります。
発動してないと気付けば、ギンセツの最大打点9点を永遠にケアされます。
ただ発動されていると、何をするにも+シノブ打点AoEが付き、ボードでもライフでもケアする量が増えます。

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ヘリオ、口下手な男である。厳しい口調のくせして、相手のことを案じている。
「好意は素直に伝えるべきだ。」
ヘリオ、かっこいい男である。
キャラ愛関係なく私は3積みである、プリナイとの枠で激突しそうと思われたが、そもそも役割が違う。
ではこのフォロワーにどんな役割を持たされているのか。
その答えを言う前に、回りくどい質問をさせて欲しい。
皆さんは、あなたがネクロと対面するとき、何をケアしますか?

5tのセレス?4tの酒吞童子?

セレスが出るターンに場のフォロワーが体力3になっていると困りますし、酒吞童子ケアで場に必殺を置いておきたいですよね?

そっか…ヘリオ出番です。

要は酒吞童子やセレスの着地点作りをするフォロワーです。

前もって置いておくだけで、処理されてもゾンビが、されなくてもヘリオ本体が、相手の場にいるフォロワーを体力3にしてくれるし、必殺を退かしてくます。
しかも、ヘリオ進化するとリッチを出すので、妖怪ネクロ第2の上振れム―ヴに「後攻4tヘリオ進化当て、後攻5tリッチ進化顔アクセ5ギンセツ守護蓋」で相手はとても渋い顔をします。
これは自然ドラゴンに対して非常に有効です。
この上振れに乗じて後攻4tから酒吞童子を持っていたとしてもヘリオ優先で童子6t発動にずらしてもいいです。
セレスが引けなかった時用のプランであり、これだけでも勝てます。
ギンセツが引けなかった時は、後攻4t酒吞童子進化→5tからヘリオ進化顔3点、次ターンのリッチと合わせて7点確定していて、強引にクロックを速め、勝ちを狙います。
これはコンエル相手でも有効札で、進化ロイヤル相手にもリーサルターン前にヘリオを破壊しておけば、打点向上によりリーサルケアのケアができます。

あとヘリオ素進化グールして次ターンにリッチを確定で出すプレイは全然やっていいです。

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Hieroglyphは全てを記す。
エジプト神話では「時の管理人」と呼ばれている。
まさに、時間制限を設けるカードである。
クロックの速いデッキにはあまり意味を為さないが、進化ロイやミラーであれば、(トートorヘリオorドクロ親父)×2+ギンセツ本体2体で発動する。
3体目のギンセツで、トート8点+バフ8点+ギンセツ1点の17点は最高の瞬間である。
元々はスカルクレインの枠であったが、あちらは場に出してから破壊されないと夜行できないのに対してこちらは、即時夜行可能
2tトート盤面当てで3tの行動も見つけられるのは大きい。
このデッキは酒吞童子とギンセツへの依存が激しいため、純粋なワンドローは貴重。

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雪女、消滅よりも苦しいテンポロスを相手に与える。
このカードでなくなったリーサルと盤面展開は何度とあったか。
荒野の案内人が外される理由も仕方ない。
妖怪らしさは女神転生のユキジョロウといい勝負である。
正直、自分の中で一番事前評価が低かったカードだが、今では頼れる強カードである。
もう一度、盤面が5面までしかないことと、クロックの重要性を教えてくれたカードである。

ちなみにとてもレアケースなのだが、プリンによって0/1になったフォロワーをロックすると思わぬリーサルケアや、猛虎の10体破壊条件ケアになったりします。

・採用考慮カード

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プリセンスナイト、特に言うことはないです。
火車からサーチされず、夜行にもサーチされず。
プリナイからは、火車やギンセツ、セレス、酒吞童子がアクセスできるため、サーチの邪魔にならないサーチとして有効。
早期にシノブができることも良いところで、低スタッツのフォロワーが多いネクロには貴重な3/2である。
でもえーと…なんというか…平凡…。


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黒き死の騎士。
ハッピービッグの上位互換として、旧カムラの役割を引き継いでくれた騎士。
旧カムラとは違い、自分で破壊対象を選べるため、汎用性はこちらのほうが高いだろう。(ネフティス以外で)
ハッピーピッグとは違い、セレスでコストが下がるため、騎士グールで2点回復、または進化4点回復が偉いときがある。
ただこのカードを採用して助かる対面が、ミヤコを持っていないミラーか、進化ロイか、式神ウィッチかである。自然ドラも進化権を吐けば、使えるかもしれない。
守りに特化しており、攻めているときには全く使えないカードである。
妖怪とのシナジーも少ないうえに、そもそも有利対面のメタなので、自分は採用を見送った。
十分強かったカードなため、今後とも環境次第で考慮するだろう。

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ミーノ、7コス6/6疾走。
強い、後続のレジェスケにも恩恵があり、序盤の1t2tでグールに使ったり、3tでグールに使うことができる1コス。
ネクロマンサーの最高ムーヴである、4t酒吞童子5tセレス6t誓い7tギンセツの6t誓いターンでレジェスケを発動させ、顔面5点稼ぎつつ、ギンセツが控えるOverPowerは、このカードが関わることで成功率をあげている。
ラダーしているときの初期構築は2積みであった。

ちなみにボイスの話だがハデスとゼウスをくっつけるのはやめて欲しい、ゼウスは昔からケリドウェンしかいないのだ。

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逆境であればあるほど、興奮するへんたいふしんしゃソーラ。

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セレスのおかげで0コス4/4になることができるカードである。
進化時の5点を飛ばす能力も非常に強く、対式神ウィッチで6tに誓いを打てるようになる。勿論、使う必要がなければ、取って置いて、7tでギンセツと一緒に出しても良い。
むしろそっちの方が強いので、相手のリーサルがなければある程度6tの盤面は無視しても良いでしょう。
ちなみに相手の面が使役、導師、暴鬼、ソーサラーだけならターンパスした方が強い。
それと対面にいる大型フォロワーに酒吞童子付与付きレジェスケをネクロマンスを発動せずに、手札から盤面に当てたいときにソーラのおかげでネクロマンスずらしが可能である。
これで安心して、1/1のレジェスケを大型フォロワーにぶつけることが可能。

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ミヤコを間違えて叩き起こしたシノブ。
一応、妖怪ネクロで稀に起きる事故の原因。
後攻4t~にしか使えず、ドロソとのシナジーもないため、このカードと夜行しかないときは、ため息を吐くしかないです。
仕方なく2tに夜行で打って火車を探してください。もしかしたらそこからフルムーヴの可能性が拾えます。
事故の元に気づけた人は早期にシノブを抜いていましたが、実際はネクロのリーサルを助長するカードで、優秀なAoEなので外すことはできないです。
対進化ロイでは後攻4tで出す場合、7/6になるように残しましょう。
体力6はロイヤルはほぼ届かないので、4t5tシノブでフィニッシュできます。
ゼウス型にはフニカルがあるため、執拗にやらない方が良い。

※Area of Effect(AoE)とは、場に全体攻撃(範囲攻撃)する能力。


妖怪ネクロで言いたいことは言い終わりました。
有料記事はありません…。
もう少し万人受けのある記事にしたかったのですが、自己満足でやってるので、はっちゃけました。
またどこかで会いましょう。

#Hieroglyph

ありがとうございます、物好きなお方