【コラム】気を抜いたら悪口言う癖やめたい
↑の記事でも書きましたが、自分がイヤな奴ではない、という自負があります。
が、良い奴ではありません。聖人でもありません。
なぜならば気を抜くと悪口を言ってしまうからです。
その悪口を減らしたい、と最近ずっと考えています。
振り返って後悔する事が増えたからです。
悪口を言った時は面白おかしく言えているつもりなのですが、寝る前、1日を振り返った時、言わなかったら良かった、と後悔する事がほとんどなのです。
思えば学生時代から華やかではない道を歩いてきたからか、それともこの性格だから華やかな道を歩けなかったのか、わかりませんが、何かと物事を斜に構えてみる癖があります。そして逆張り癖もあります。
それが悪口に繋がっていると思います。
成人し、仕事を始め、忖度を覚え、斜に構える愚かさを知り、真っ直ぐ物事を捉える事の凄さと素晴らしさに気付き、時代も誰も傷つけないのが主流になった事も相まって、何かを悪く言ったり、悪意をもって接する事が良くない、と改めて感じ、ポジティブな事だけ言おうとしているのに、何かにつけて悪い目線が顔を覗かせます。
今年から始めたYouTubeも最初のうちは特定の何かを悪い目線で言うのは辞めよう、と決めて臨み、しばらくはその意識で進められていたのですが、何本も動画や音声を録り、色んな物事を話していくと、どこかで悪い目線がひょこっと出てきてしまう。
そうやって物事を見るのが楽なのだと思います。
悪い目線で物事を見る事に加え、少しだけ変わった角度で悪口を言えたら良いなあ、なんて別の欲もあります。
例えば映画を観て、その映画が面白くなかった時、「あまり面白くなかった。」よりも「自分が寝てないのが不思議なくらいでした。」みたいな同じ事を言ってるんだけど、ちょっとだけ刺し方を抉り方を変える言い方をしたいと思ってしまいます。
こういう言い換え悪口を言う事が、会話している人へのサービス精神である、みたいな考えもあります。
「面白くなかった」というより、少し言葉や悪意の目線が強くなっても笑ってもらえる悪口の方が良い、と考えるからこそ"出ちゃう"のですが、先述の通り、最近寝る前の後悔が増えてきたので辞めたくなってきました。
辞められる日が来るのでしょうか。
最近、自分の悪口に少し辟易していたので、自己分析し、このコラムを書き始めたのですが、どうやら僕の悪口癖は少し根深い気がしました。
子供の頃から根付いた逆張り癖と、違った角度で何かを言いたい欲張り精神からくる悪口。
多分なかなか減らないだろうな、と思います。
けどこうやって言語化したので、記事にしたので、より深く傷付ける事を言ってしまいそうな時には躊躇ってくれそう、くれるはず、躊躇ってやるぞ!
という願いと決意を込めてこのコラムを公開します。