【仮説】年々時間が過ぎるのが早く感じる理由を改めて考えた。
11月に入り、気温も低くなって、冬を感じ始めています。
そうなるとよく聞こえてくるのが「今年も終わりだね」「1年早かったね」「こないだ年越したと思ってたのに」「今年はこんな1年だったな」という振り返りと「年々、時間が過ぎるのが早く感じる」みたいな話です。
が、最近とある仮説を立てています。
"「年々時間が過ぎるのが早く感じる」のではなく「1年を振り返るのが年々早くなっている」"のでは?
というものです。
年をとれば人生における1年が少なくなる(20歳の1年は1/20だけど、40歳の1年は1/40だから、短く感じるようになる)から早く感じる論が割と一般的で、それも合ってる気がしますが、それと同じくらい、この「振り返るの早すぎる」論もあながち間違ってないのでは、とおもってます。
学生時代は先の事なんか見据えずガムシャラに生きていくのに精一杯だったのが、成人して働きだすと、年末年始は思ってるより何も動けないから、全てが先倒しになる。
先倒しにしなかった事で納期に間に合わなかったり、間に合わせるために年末に仕事詰め込んで終わらせたり、忘年会に行けなくなったり。
そんな失敗を重ねた結果、何もかもを先倒しにして動いてしまう。
年賀状の準備、忘年会みたいな年末年始ならではの予定に加え「いつもは月の末日に済ませる作業が12月は28日までとかになるし、年明けはどうせバタつくから年末までにこの役所手続きと仕事は済ませておこう、って事はこの仕事は11月中にやっといた方が良いな」なんて事を考えて先回り先回りして動くと、11月にはもう年末年始の事を考えながら生きている。
年末年始の事を考えながら生きる時期が年々早くなった結果、11月に年の終わりを感じ、今年1年を振り返るのて、1年が過ぎるのが早くなってしまっている。
まだ11月上旬なのに、まだ2ヶ月もあるのに。
大久保佳代子さんがよく「1月2月は気を抜くとあっという間だから、1日、1日、より大事に生きる」的な話をよくされますが、11月もより大事に生きようと思いました。
2ヶ月ある、って考えたら必要以上にバタバタせず、色んな事を大胆に出来そうな気がするので。
とはいえ僕も先週、今週と割と時間に追われ、何事も先倒しになりがちな年末年始のスピード感に押されバタバタしています。悔しい。このままでは1年を振り返ってしまいそうです。まだ2ヶ月もあるのに。
余裕をもって2024年の"まだある2ヶ月"を大事に生きようと思います。