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企業よ!残業30hを誇るな!

7月も半ば、暑さが行ったり来たりで辛いですね。
膝腰の痛いヒエジゴンです。

さて題記の件です。

コレまで底辺労働に駆り出されていたヒエジゴンですが。
7月末でようやく逃げ出すことが出来ます。
それまでがまだ結構大変なんですけどね…

とはいえ折角手に入った奴隷派遣社員、
手放すのももったいないのか、
次々新しい仕事にアサインしようとしてきます。

まぁどれもヒドイ案件ばかりなのですが
おもしろいこともあります。

はかりで測ったように「平均残業30h」をおしてくるんですよね。

IT業界…っていっても広い言葉ですが。
この業界は何処も残業地獄になっております。

何せ奴隷…派遣請負なら定額使い放題なので
「困ったら派遣に押し付ければいい」って言うのは
大小を問わない共通認識ですから。
そりゃもう無謀な仕事を請け負って実績だけ伸ばしたい
営業、管理職は、兎に角残業させると成果が上がるんです。

さてそういう話は置いといて
そういう業界なので残業時間が長いのは誰もが知ってる、
ブラックポイントなわけです。

そこで何故かみんな言うのが
「平均残業30h」
なんですよね
まぁ20hの事もありますが。

「平均残業時間30h」って
20営業日で毎日1.5時間、
9時、17時半定時の会社だと
9時、19時になります。

ココに通勤時間の行き来の1時間を足してみましょう。
8時、20時になります。
12時間会社に拘束されるんですよね。
しかも公共交通機関ってのは大概
9時17時辺りで最も効率よく輸送できるようになっています。
遅くなればなるほどに、
通勤時間が伸びていくんですよ。

17時なら1時間で帰れても、
18時だと1時間15分、
19時だと1時間半とか言うのも珍しくない話です。

恐ろしい話です。

気軽に他人の可処分時間を侵食することを誇る企業

そもそも平均残業があるって時点で

「我が社の管理職には計画性が有りません!」

って宣言しているようなものなのですがね。

どうにも基準値が

「過労死ラインである100hじゃなければいいだろ」

って業界なんで

30時間でも誇っちゃうんですよね。

無能の証明なのに…

と言うわけで現在

片っ端からお断りしている真っ最中です。

無駄に都心や発展してるところにオフィスを構えたがるのも困りモノです。

通勤時間が伸びる伸びる…

なんだかとりとめもない話になってしまいましたが…

コレから就職する若者たちに伝えたいのはただ一つです。

「「平均残業時間」なんてものを出してくる企業は相手にしないこと」

コレに尽きます。

マトモな企業なら

残業があるコト自体を嫌うんです。

当然ですよね?

残業させるってことは。

予定外の出費として給与を支払う必要があるってことです。

残業が増えて喜ぶ企業ってのは

残業代を他社に請求できる

言ってみれば下っ端

給与をもらう側の存在

経営者がそんなレベルの企業に

明日があると思いますか?

残業が発生するような事態を回避できない

経営者がそんなレベルの企業に

未来があると思いますか?

無論時には

「残業をしてでもこなさなければならない。」

そんな事態が起こることだってあります。

でも

「平均残業時間」

なんて言葉を平気で出してくるようなら。

つまりそういうことです。

若者たちに頼みたいのは。

こんな企業にはそっぽを向けて欲しいってことです。

老害たるヒエジゴンも、頑張ってそっぽを向けます。

「平均残業時間30h」

なんてものを平気な顔で提示してくるような企業が

人手不足で倒産して跡形もなくなる。

他企業から給金を貰って喜ぶような

似非経営者が消えてなくなる。

そんな正常な社会に向けて頑張って欲しいのです。

ヒエジゴンも頑張りますので。

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