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アンガーマネジメントもはや私ではない問題

まだ1歳ほやほやの娘に対して怒ってしまうことがあり、
そんな自分を反省してアンガーマネジメントの本を1冊読んだ。

ちなみに、子供は3歳頃まではまだ叱っても何をどうして叱られているのか理解することができないし、
それどころか、3歳までは脳が出来上がる大事な時期にもかかわらず叱られると脳に悪い影響があるため、叱らない方がいいらしい。
ここではこのことについて深く語らないけど、叱らずに「○○しようか」と別の提案をしたり、反応せずに淡々と対応することがいいらしい。

で、本を読んだのだけど、
自分の状態をよく認知しつつ、
可能な限りマインドをネガティブからポジティブな方向に変えていきましょうねって事で、
大雑把には
①あれもこれもと求めすぎない。優先順位をつけて本当に自分が求めていることはなんであるのかを考えて可能な限り妥協していく
②大人の勝手な推測で「○○分あればこなせるだろう」「食事○○分くらい、支度○○分くらい…」と計画を立てない
③子供のいる時というのは時間通りに行かないことが常、思い通りにいかないことが常と割り切る
④「○○しなければならない」という思考よりも「明日でもいいものは明日にしよう」と考える
⑤「こんなことが起きるなんて、私は母親失格だー!」と一部のことで全体を悲観的に捉えない。「○○はできたじゃん」と、できたことを積極的に捉える
という風に転換していきましょうとのことだった。

私はまさにネガティブマインドのお手本のような女で、
①なんでも求める
②計画がん詰め
③計画通りこなしたがり、うまくいかないとてんぱる
④○○しないと~が口癖
⑤常に全体ネガティブに捉えて絶望しがち
で、
アンガーマネジメントの難易度マックスにいることに気が付いた。

だって子供がいない時は、
①何求めて自分を追い込んでも自己責任で、求めて突き進んでいけば自分の能力があがってウハウハだったし、
②③計画的に生きることこそ大人の美しい生き方だと思ってたし、
④大人である以上、常に理想の姿を追い求めて自分の襟元をただすようにしていたし、
⑤謙虚であることが大人の美徳だから「自分にはいいところなんてありません!!」って可能な限りネガティブに構えて万事準備していくことこそ、できる大人の姿勢だったじゃん。
これが子供が生まれた瞬間、全部考え方を改めないといけなくなる。

①あれもこれもと求めまくってキャパオーバーで回しきれなかったら自己責任に留まらず子供に負荷がかかってしまうし、
②③子供は予定外に突然ぐずりまくったり注意散りまくったりで大人の計画に合わせるなんて不可能だし、
④しておきたくてもできないことばかりで、このできないできないが積み重なるととてもストレスで、できないしストレスたまるしストレスで疲れてさらにできないしの悪循環起こるし、
⑤ネガティブに捉えて万事備えようと思ったところで、全く備えてる余裕なんてない!必要最低限のことしかできないから、ネガティブに沈むところまで沈んで浮き上がることが難しい!

もーーーう子供を持つって、すんごい価値観の転換を求められて、
頭も心もぐわんぐわん。
そんなぐわんぐわんな状態に投げ込まれていたらそりゃあキレもするわな、と妙に納得した。
まだこのカオスな世界に投げ込まれて1年経ったばかり。
カオスビギナーで、このカオスと上手くやっていけること自体が難しいのだ。
カオスの中よく頑張っているな、と自分を労いながら日々過ごし、怒らない姿勢をなんとか作っていきたい。

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