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0歳児育児で動物園の年パスを買ってみた

電車で乗って1駅、家から片道1時間ほどのところに動物園がある。
元々動物好きな私は娘が生まれて6か月を過ぎたのを機に動物園の年パスを買ってみた。

そして今1歳ちょっと…
動物園に行った回数はまだ3回。
それも生後8か月でデビューの1回目に2時間くらい滞在したのと、
11か月に2回目、3回目でふらりと30分ほど。
それでも年パスを買ってみて今のところ大満足している。

なぜかというと、
1. 行く度に娘の動物に対する認識が新しくなっていて、
「今日はこの動物が分かるようになったんだね!」

というのが目に見えて楽しい。
初めて行った時にはまだ8か月でぼんやりと動物の方を眺めているばかり。本当に楽しんでいるか、動物を認識できているのかよくわからなかった。まぁ、親の良いウォーキング&リフレッシュになったなぁという感じだった。
2回目の11か月頃は動物を見て指を指したり何か興奮気味に声を出すようになっていて、動物を認識しているということがはっきりとわかって、我が子の成長に嬉しくなった。
3回目は猿山でぴょんぴょん猿が跳ねるのを見て目が釘付け。認識から更に進んで、好奇心を持って対象を見つめるというところまでできるようになっていることにまた嬉しくなった。

1歳を過ぎた今は<はじめて図鑑1000>や絵本の動物のページを見て「象さん動物園で見たよねー大きかったねぇ」なんて確認することができて、娘も心なしかいつもより反応するのでそれがまた嬉しい。

2. 1回1回の回数が少なくても年パスなので気にならない。
色々準備を整えてやっとこさ動物園まで来ていざ入園するのだが、まだ集中力もあまりないのか30分も見ると飽きてぐずりだすか眠ってしまう。
それでも年パスなら「お金払って30分……」という思いにならないので、「また来ようね」とすぱっと出ることができる。


というわけで、
私は「年パスいいねぇ、来年も買おう」と思っている次第なのだが、
デメリットが1つある。
それは、
「年パスを買った以上、もっと行きたい」と思うこと。
これがなかなか心理的プレッシャー。
でも私は土日も基本的に用事がありそう容易く動物園に気軽に行けない。
ここはなんとか「年パス代そんなに高くないからいいやん」と自分で自分に言い聞かせているのだけれども、
ケチでくそうざい心の中の私が「元取りたいやん、沢山行った方が娘も嬉しいに決まってるじゃん」と言ってくる。
元取りたいし沢山連れて行ってあげたいけれども、こちらも忙しい。
いつも自分に何かと課してきた生き方だったので、子供ができて余裕を持って子供に対応しないといけない今も、隙あらば自分に無理難題を強いて自分で自分の余裕をなくそうとしてしまう。
でも動物園ってどのように子供と行くのがいいかといえば、きっとそんな「お金が!!」とか「子供の教育のためにせっせと!!」というものではなくて、
「どこに行きたい~?じゃあ今日はお馬さんでも見に行く~?」程度のものだなぁと私は思う。

なので、ドケチな自分を抑え込みつつ、
またのんびりと「今日はちょうど時間があるからお馬さんでも見に行こうかねぇ~」というタイミングが訪れることを待ちながら日々過ごすことにする。

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