里山の意味 〜人間と動物の生活圏境界線〜
こんにちは!
変な台風がウロウロして、梅雨が訪れたような毎日です。
昨日、玄関開けたら…
野うさぎがぴょんぴょん跳ねてびっくり!
正直、移住するまで
日本に野生のうさぎがまだいたなんて、全く知りませんでした。
ついでに言うと、野生のキツネもいるんです!
ただこの2種類は割と遭遇率低めで、
遭遇率が高いのは、圧倒的に日本鹿とカモシカです。
次いで、たぬき、あなぐま、イタチ、猫…
猪は、今まで2回遭遇しましたが、少し怖かったです。
一回は、夜におそらくイモを掘っていました。
もう一回は、猟友会のおじさんから逃れるため猛スピードで駆け降りて行きました。
どちらもかなり大きくて、突進されたら車は壊れるだろうと思います。
ちなみに、鹿やカモシカが突進してきても車は大破します。
たまに直線の道路で車と鹿、またはカモシカがぶつかって惨劇になっている情景を見かけます。
あれはもう避けられようがない運みたいなもので、
自動車保険では動物の接触での損害は対象外のようです。
移住してきたこのエリア+これより山側のエリアは、
人間と動物の生活圏の境界線
いわゆる"里山"
今まで経験してこなかった情景が、日常に隣り合わせなのが里山です。
私は個人的に、
夕暮れ以降は「獣タイム」
だと思っています。
日が沈んで、辺りが静けさで覆われ始めると、
これからは動物の時間であって、人間は家に帰ったほうがいいと、
特に茶畑にいると肌感で感じます。また秋や冬の時期は特に。
里山と言われるエリアには、都会はもちろん市街にはない、
時と空気とエリアの境界線、
時空のグラデーションのようなものが確かにあります!