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おお、I'm、そーりん

第一話 序章
大友宗麟(おおとも そうりん)とは戦国時代、豊後国(ぶんごのくに)をおさめていた大友氏21代当主です。九州北部を拠点に鎌倉時代からおよそ300年ほど治めていた大友家を継いだ当主。過去最大の領土を築き、九州探題(きゅうしゅうたんだい)の役職に就き、たくさんの財宝を持っていました。しかしながら当主になる前は放蕩三昧で父親に廃嫡を考えさせるほど心配されています。ちなみに宗麟の正室はイザベルと神父たちに呼ばれ、嫌われていたそうです。

第一話 二階崩れの変



宗麟「困った。困った〜。」

(注釈:この時は義鎮と名乗ってますが面倒なんで宗麟です。)

作者「どうしたんですか?」

宗麟「親父が危篤でさ、跡継ぎの話が来たんだよね。」

作者「継げばいいじゃないですか?長男でしたよね?」

宗麟「俺、興味ないんだよね。蹴鞠(けまり)ジャパン🇯🇵のメンバーにも選ばれたし、海外のプロチームからもオファーもらってさ、ほらこの紙、プロ契約の契約書。後はサインするだけなんだよね。」

(注釈:宗麟は蹴鞠の名人に習いかなりの腕前だった。足利義輝(あしかがよしてる)から蹴鞠の服をもらっている。)

作者、宗麟からプロ契約の契約書を渡され、見る。

作者「蹴鞠ジャパンはすごいですね。しかも契約書、ポルトガルのチームじゃないですか!プロ蹴鞠選手になるなら仕方ないですね。じゃあ次男に任せます?晴英(はるひで)さんでしたっけ?」

宗麟「あいつ大内(おおうち)家の養子になるんだよね。来年には山口に行くってウキウキしてるよ。兄上にお土産送りますね〜ってさ。」

(注釈:この頃、弟を大内家の跡継ぎにしたいという話が持ち上がっていた。)

作者「じゃあ三男は?塩市丸(しおいちまる)さんでしたっけ?」

宗麟「・・・・・・・・・。」

作者「宗麟さん?」

宗麟「塩市丸・・・・・・・死んだ。」

作者「死んだ?!」

宗麟「昨日の夜、塩市丸、父上と義母と一緒にボードゲームしている時に狼藉者(ろうぜきもの)にズバって切られたんだよね。塩市丸と義母は死亡。父上は狼藉者を倒したけど、刀傷で危篤なんだよね。」

作者「それは大変でしたね。宗麟さんは大丈夫だったんですか?」

宗麟「ちょうど父上が福引で別府温泉の旅館の宿泊券当たったから行ってきなって。」

作者「助かりましたね。」

宗麟「塩市丸さ、いつも俺のところに来てさ、高い高いしてくれって言って可愛かったんだよね。もっと高く、もっと高くってさ、高い高いしろってさ。」

作者「・・・・・・。」

宗麟塩市丸〜!本当に高いところにいったったよー。

作者「宗麟さん落ち着いてください。それでどうします?跡継ぎなるんですか?」

宗麟「それが、父上『お前,馬鹿だから、跡継ぐなら俺の書いた書類にサインしろ。』って言われたのよ。家臣が書類読んでくれたんだけど、朝は8時には起きなさいとか。寝る前には歯を磨けよ。とか書いてあって、面倒なんで逃げて来たのよ。」

作者「えっ⁉︎ダメじゃないですか。早く戻らないと。」

宗麟「俺、蹴鞠ジャパン🇯🇵で京で活躍したいんだよね。母上も見にきてくれるかもしれないし。それにモテるじゃん!美女にモテたいんだよ。」

作者「モテたいって宗麟さん奥さんいたでしょう?」

宗麟「・・・・・・・、離婚した。

作者「えっ・・・・・。」

宗麟「あなたはいつも蹴鞠ばかり、私と蹴鞠どっちが大事なの〜!っていうからさ。」

作者「まさか、蹴鞠って言ったんじゃないでしょうね?」

宗麟「・・・・・・、言っちゃった。」

作者「・・・・・。」

宗麟蹴鞠が一番、鷹狩り二番。って言ったら怒り出してさ。『こんな所、居られるかっ!』て出てっちゃった。あっ、でもおかげで無事だったわけだし、良かったよね〜。」

作者「そりゃ怒りますよ。しかも二番鷹狩りだし。」

宗麟「親が決めた結婚だったし、タイプじゃなかったんだよね。まあバツついた方がモテるっていうしチャンスじゃん。俺の蹴鞠で天下とったるよ。そして美女もゲット。」

作者「しかしですね。あっ、誰か来ましたよ。」

宗麟の元に家臣と巨乳の美女が現れる。

家臣「宗麟さま、ここに居ましたか。早くここにサインをお願いします。あ、こちらは宗麟さまの秘書になります。秘書のイザベルさんです。」

イザベル「はじめまして、宗麟さま。(^_−)−☆ 素敵な方の秘書に選ばれて光栄です。うっふーん。」

作者「家臣さん、イザベルさんって日本人ですよね?」

家臣「ええ。奈多八幡のお嬢様ですが今は人妻です。宗麟さまは女性に弱いですがさすがに人妻なら大丈夫でしょう。優秀な方ですしね。」

宗麟「嫌だ。蹴鞠でプロ契約するって言ったじゃん。」

家臣な、なんと!大友家のお世継ぎがそのような情けないことを!

家臣嬉しそう。

作者「あ、家臣が言いたいセリフ、ベスト3に入るやつですね。いいなあ。」

家臣「まあ、そう言うと思いましたよ。さ、イザベルさんお願いします。」

イザベル「宗麟さーまー。蹴鞠のプロ契約ってすご〜い。私したことないから教えて欲し〜。(^_−)−☆」

宗麟「い、いや、いいですけど。ぼくの練習はきびしい・・ですよ。😽」

ーーーなんか、母上ににてるかもーーーーー

イザベル「じゃあ、最初は土曜日だけとか練習教えて欲しいなあ〜(^_−)−☆」

宗麟「まあ、😽君がいいなら。」

イザベル「じゃあ、私と蹴鞠の個人レッスンしますってサインしてっ♡。」

イザベルが胸ポケットからサインペンを取り出す。イザベルの巨乳にクギ付けの宗麟。書類そっちのけで巨乳に視線を向けたままサインする。

イザベル「んー。いい子ね。チュッ♡。ハイっ。サイン頂きました。」

イザベルが書類を家臣に渡す。書類は先程聞いた、大友家継ぎます。の書類だった!

宗麟あ、しまった。

家臣「よーし。大友家も安泰じゃあ!では、今回の騒動の首謀者を討伐にいきますぞ〜!」

宗麟「いや、俺、蹴鞠が・・・・・。」

イザベル「宗麟様〜。早く乱を鎮めてきて〜〜ん♥️♥️♥️。」

イザベルが宗麟のおでこにチュッ💋とする。宗麟もまんざらではない様子。

作者「宗麟さん、その人、人妻ですよ。」

宗麟「えっ⁉︎」

家臣「よーし当主も決まったし、戦じゃあ!父上のとむらい合戦ですぞ。」

宗麟「えっ!父上死んだの⁉︎」

家臣「ええ今しがた。」

宗麟嘘〜ん。親の死に目に立ち会ってないよ〜ん。

家臣「ハイハイ。戦。戦ですよ。」

宗麟を連れて家臣が消えていく。きっと戦に行くのだろう。

イザベルは作者の前に立ち、作者が持っていた紙を取り上げる。

その紙は宗麟のプロ契約の契約書。

イザベルは色香を漂わせながら、契約書を縦に破り捨てる。そして作者の耳元で囁くように話かけてきた。

イザベル「これはひ・み・つ(^_−)−☆ いい?」

作者「・・・・・はい💓」

こうして、大友家21代当主大友宗麟が誕生した。後の世に、この出来事が「二階崩れの変」といわれるのである。


第二話 序章
大友宗麟は様々な本の題材として扱われています。
しかし母親と生誕の日付はまちまちです。今回はそれを題材にして書いてみました。大友宗麟は南蛮貿易を行うためキリスト教の布教を許可。自分もキリスト教の信者になっていきます。その中でフランシスコザビエルとの出会いは衝撃だったようです。

第二話 宗麟と星占い


宗麟「困ったあ。あー困ったあ。あー困ったあああ。」
作者「どうしたんですか?」

宗麟「ザビエルがさ星座占いしてやるから誕生日教えろっていうんよね。」

作者「教えたらいいんじゃないですか。」

宗麟「俺、誕生日、2つあるから。😤享禄3年1月3日(1530年1/31)と同年5月4日(1530年5/30)に産まれたって。」

作者「なんでドヤ顔してるんですか?」

宗麟「毎年2回、誕生日会してるし。家臣にプレゼント2回貰うし。いいでしょう。」

作者「羨ましいですね。」

宗麟「それでさ、1月だと水瓶座。5月だと双子座なんだよね〜。個人的には獅子座が好きだけど。どっちがいい?」

作者「どっちがいいって。ザビエルさんにどっちも言えばいいじゃないですか。」

宗麟「ザビエルそういうの嫌いだから!マジで!」

作者「宗麟さん、声大きいです。」

宗麟「ザビエル、マジで怖いから!怒ると聖書持って👴🏻💢『あなたは神を信じますか?』ってそれしか言わないから!」

作者「宗麟さん、落ち着いてください。あっそうだ!お母さんに聞けばいいじゃないですか。母親なら自分の息子の誕生日覚えていますよ。」

宗麟「・・・・・・・・・・・・・。」

作者「宗麟さん?」

宗麟「・・・・・・・お母さん、会えないもん。(泣)」

作者「宗麟さんのお母さん会えないんですか?」

宗麟お母さん、公家だから会えないって!親父も『あんなやつお母さんじゃないから会うなって。』京都まで会いに行ったのに・・・・・。」

作者「・・・・・・・。」

宗麟「お母さ〜ん(叫)」

作者「・・・・・・・。」

宗麟「おかあさーーん。会いたいよおおおおっ!(叫・泣)」

作者「宗麟さん、声大きい。」

作者「あっ‼︎・・・・・ザビエルさん。👴🏻」

宗麟「えっ‼︎」

作者「ほら、そこ。ザビエルさんが見ていますよ。」

宗麟やばっ(汗)!はーいザビエル。ちょっと待ってね〜。」

作者「どうします。誕生日。」

宗麟「どうする。どおうする。どおおうする〜。🙀」

作者「ザビエルさん。星占いの本出してますよ。」

宗麟「あわわわわわわわっ。どおしよう。水瓶座〜。双子座〜。水瓶~、双子〜。🙀🙀🙀🙀🙀」


作者「・・・・・・。」

宗麟「あわわわわわわわっ。・・・・・あっ!そうだ!」

作者「決めました?」

宗麟「作ろう!」

作者「はい?」

宗麟「俺の新しい誕生日!作ろう!ザビエルに作って貰おう!」

作者「・・・・・・・。」

宗麟「おーい、ザビエル。ザビエ〜ル。こっちおいで。」

宗麟「ザビエル。俺の誕生日つくって!俺生まれかわるから。そしたら教会建てるから⛪️。万寿寺の横に立派なやつ建てるから。」

ザビエル「宗麟さま。本当ですか?私作る。作るよ。あなたの誕生日!」

作者「ザビエル。声でかい(汗)。しかし、寺の横に教会って…。」

ザビエル「寺の横の教会⛪️で私歌うよ〜。ララ〜。ラララ〜ン。アッラーン。(ゴスペル風)アーメン^_^」

作者「罰当たりというか、お経と聖歌の響く町。😅町人混乱するでしょうね。」

宗麟&ザビエル「ラララー。ララ〜。ラララ〜ン。(ゴスペル風)」

こうして作者の前で宗麟とザビエルは聖歌を歌うと肩を組んで笑いながら去って行きました。

作者「本当、神を恐れない人たちだなぁ。あっ、あの二人、髪がないか。」

宗麟とザビエルの交流はわずか2ヶ月でしたが宗麟にとって生涯のカリスマ的存在になっていきます。後に宗麟が洗礼してフランシスコを名乗るとキリシタン大名として有名になるのでした。


第三話 序章
落語の芝浜の物語を大友宗麟に合わせて書いてみました。宗麟と正室の離婚のきっかけは宗教観の違いだと言われています。どこかのバンドの解散理由みたいでおもしろいですよね。かなりの恐妻家だったようです。
ですが、正室のイザベルと過ごす日々が大友宗麟全盛の時でした。

第三話 宗麟と芝浜



宗麟「困った。困った。」
作者「どうしたんですか?」

宗麟「何年か前の話なんだけど、正室のイザベルが、毛利軍が攻めてきて大変だから、早く起きて戦へ行っておくれ。もう十日も戦休んでるじゃないかってことがあったんだよ。」

作者「毛利元就が筑後に攻めてきたんでしたっけ?あの頃の毛利って大内軍を破り、イケイケでしたもんね。」

宗麟「毛利って嫌いなんだよね。不戦条約結んだのに攻めてくるし・・。銀山よこせっていったら朝廷にあげちゃうし。まあ、十日も休んでたんだ。決着ついてらあ、っていったらちゃんと立花道雪と吉岡長増行かせて膠着状態にしてあるから、後はあんたが行って指揮するだけだって言うんだよ。」(*部下の名前はご愛敬)

作者「それじゃ行かないといけませんね。」

宗麟「仕方ないから渋々、戦場に行ったんだよ。そしたらまだあたりが暗くて真っ暗。イザベルのやつ、合戦の時刻(とき)間違えやがったな。って浜で夜明けの風景を見ていたら足下に宝箱が落ちていたんだよ。開けたら中には金銀財宝ざっくざく。」

作者「宝箱!?」


宗麟 「これだけありゃあ、戦なんかやめて、もう好きなワイン飲んで、遊んで暮らしていけらぁと、スナック『シスター』のお姉ちゃんを呼んで教会のザビエル呼んで昼間から飲めや歌えの大騒ぎをしたあげくに酔いつぶれて寝ちゃったんだよ。」

作者「宝箱、猫ばばしたんですね。」

宗麟「そうなんだけど、そうじゃないんだよ。翌朝にまたイザベルに起こされて戦に行けって言うんだ。」
作者「ほう。」
宗麟「戦に?冗談言うねえ、昨日の宝箱があるじゃねえか。と言ったらイザベルがなに寝ぼけて馬鹿なこと言ってるんだい。夢でも見たんだろう。この館のどこにそんな宝箱があるんだい。しっかりしてくれなきゃ困るよって言うから辺りをみたら、昨日の大騒ぎで館の中はちらかり放題だ。でも、確かに宝箱はない。部下たちもそんな宝箱は知らないって言うんだ。」
作者「夢だったんですか?」

宗麟「夢にしちゃあずいぶんとはっきりした夢、うーん・・・どうしても夢とは思えねえ・・・宝箱を拾ったのが夢で、ザビエル呼んで飲み食いしたのが本当の事か・・・?って思っていたらイザベルが『あたしを疑うのかい?』ってえらい剣幕で怒り出しそうになったので『いや、いや、すまねえ。・・・そうか、えれえ夢見ちまったもんだ。宝箱拾った夢なんて、われながら情けねえや。これというのもワインのせいだ。よし、もうワインはやめて戦に精出すぜ』と、すっかり反省、改名し戦に励むことにしたんだよ。」
作者「あ、それで改名して宗麟て名乗ったんですか?」
 *正確には休庵宗麟ですがご愛敬。
宗麟「そうだよ。毛利軍イケイケでさ。やばかったよ。あいつら一騎打ち好きなんだもん。鉄砲で撃てば一発なのに。一騎打ちばかり所望するから負けっぱなしでさ。仕方ないから南蛮国に、弾薬を毛利に販売しないでって頼んだり、キリスト教を広めるから南蛮船で砲撃してってお願いしたなあ。」
作者「当時ではかなり卑怯な手段ですね。」
宗麟「いやいや、小早川隆景、吉川元春、毛利元就に村上海賊。戦国時代のオールスターだよ。『なりふりかまっていられませんぞ!』って部下に怒られたからね。やったよ。」
作者「それでどうなったんですか?」
宗麟「毛利軍が筑後をほぼ手中に収めた頃合いに、うちで匿っていた大内の一族を山口に送り込み武装蜂起。さらには尼子の生き残りを援助して武装蜂起させたんだよ。村上海賊にはお金を積んで停戦協定。これで毛利は撤退。筑後は安泰となったよ。」
作者「やりましたね。」
宗麟「もともと部下が優秀なんだよ。外交上手なのもいたから、朝廷の信用も評判も上がり、領土もどんどん増えたんだ。戦馬鹿の道雪もいるしね。」
作者「それじゃあ、困ることないじゃないですか。」
宗麟「それがさ、大晦日にイザベルと苦労話をしていると除夜の鐘が鳴り出してさ。イザベルが『今日はお前さんに見てもらいたいものと、聞いてもらいたい話もあるんだけど・・・』と、宝箱の鍵を目の前へ出してきたんだ。」
作者「宝箱あったんですか?!」
宗麟「イザベルが『数年前にお前さんが芝の浜で拾った宝箱の鍵だよ。夢なんかじゃなかったんだよ・・・』って話をはじめたんだ。『聞いておくれ。あの時、お前さんがあの宝箱で遊んで暮らすって言うから心配になって、酔いつぶれて寝ている間に奈多八幡の神主さんに相談に行ったんだよ。”拾った宝箱なんぞを猫ばばしたら天罰がくだってしまう。おれが津久見の島に隠してやるから、全部、夢のことにしてしまえ”と言われて、お前さんに嘘ついて夢だ、夢だと押し付けてしまったんだよ。ずっと嘘をついていてごめんなさい。』とあのイザベルが謝ったんだよ。あの一度も謝ったことのないイザベルがだよ。」

作者「へー。そこで『おれがこうして気楽に正月を迎えることができるのは、みんなお前のお蔭じゃねえか。おらぁ、改めて礼を言うぜ。この通りだ。ありがとう』とか感謝の言葉でもかけたんですか?」

宗麟「へ?!なんで?」
作者「えっ?・・・・。」
宗麟「宝箱の鍵をぶんどって。『馬鹿野郎』『悪女め』と罵ってやったよ。」
得意顔の宗麟。
作者慌てる。
作者「いやいや、イザベルさんがワインを用意していて今日からは飲んどくれ的な流れじゃないんですか?」
宗麟「なんか知らないけどワインは飲んだよ。イザベルがお注ぎしますっていうからおまえがワイン注ぐなんて見たことないよ。痛快だって、一息に飲んじゃったよ。」
作者「一気に飲んだ?!・・・じゃあ、ワイン飲む前で『えっ、ほんとか、さっきからいい匂いがすると思ってたんだ。・・・じゃあ、このグラスについでくれ。・・・おう、おワインどの、しばらくだなあ、・・・たまらねえやどうも・・・だが、待てよ。よそう、また夢になるといけねえ』的なオチは無いんですか?」

宗麟「ないね(T ^ T)。明日からイザベルとは別居です。これからは津久見で遊んで暮らすんで。宝箱やーい。」
そう言うと宗麟は宝箱の鍵を持ってウキウキしながら去って行く。
去り際に宗麟が慌てて作者のもとに来て一言。
「そうそう、宝箱、津久見のどこの島に隠したのか聞き忘れたんだよ。よかったら聞いてくれない?」

作者「そこが、困ってた?」

宗麟は津久見で隠居すると今までの生活が嘘みたいに趣味やキリスト教に没頭した。そして正妻のイザベルとは別居。宝箱をネコババしたのかはわかりませんが・・、バチが当たったようで、いろいろ大変な晩年を送った宗麟なのでした。

第四話 序章
日本で初めてクリスマスを祝ったのは山口県だと言われています。日本で二番目にクリスマスを祝ったのが大分県だそうです。戦国時代にもクリスマスだから休戦なんて話もあったそうで、日本て国は昔から他所の宗教に寛容な人種だったんですね。大友宗麟は正室、側室以外にも家臣の嫁にも手を出す好色家だったといわれています。家臣からみたらめんどうなやつですね。

第四話 宗麟とクリスマス


 
宗麟「困った。困った。」
作者「どうしたんですか?」
宗麟「ザビエルがサンタクロースにクリスマスプレゼントお願いするけど何がいいか?っていわれて悩んでいるんだよ。」

作者「クリスマスプレゼント。いいじゃないですか。何にします?」
宗麟「サンタクロースのコスプレした美女!」
作者「へー、コスプレした美女ね・・・・。」
宗麟「うん、こんなミニのスカートで・・・・。」

作者コラ!!ダメでしょ。
もし願いが叶っても、サンタが誘拐犯になるじゃないですか!そもそもあんた京都で美女さらったでしょう!現代なら大犯罪ですよ。

宗麟「えー。じゃあ、刀かなあ?」
作者「骨喰藤四郎(ほねくいとうしろう)持ってるじゃないですか!3000両こえる刀なかなか無いですよ。そもそも戦嫌いで戦場行かないでしょう。そんな刀ばっかもって、なんに使うんですか。」
宗麟「裏切った部下の手打ちに使うんだよ。」
作者「本気で言わない。みんなビクビクしてきいてるよ。部下の褒美にやるんだとかにしときなさい。」


宗麟「じゃあ、茶器かなあ。」
作者「大友瓢箪(おおともひょうたん)、新田肩衝(にったかたつき)持ってるじゃないですか!茶器狂いを注意されたでしょう。てかお茶あまり飲まないでしょ。」
宗麟「うん。俺、珈琲派。ジョージ○の缶コーヒーおいしいよね。CMでたいなー。ありすと俺、共演したい。」
作者「いや、他のコーヒー会社が変な気持ちになるし、女優さん呼び捨てって何サマなんですか!」
宗麟「山田さんはちょっと×。ひげが・・・。」
作者「そこは(さん)つけるんだ。でも×なんかい!」


するとサンタの格好したザビエルがやってきた。🎅
ザビエル「宗麟様、何をお願いするか決まりましたか?」
宗麟「ザビエル。俺、サンタの格好した美女がほしい。」😽
ザビエル「・・・・。」
作者「こら!さっき、だめって言ったでしょ。」
ザビエル「宗麟様、サンタさんはいい子にプレゼントを配るのです。あなたは今年1年、胸を張っていい子だったと言えますか?」
宗麟「・・・・。」
作者「・・・・。(うんうん。ザビエル、願い事って言いながら戒めるつもりだったんだ。)」
真剣な顔で目を閉じる宗麟。今年一年を振り返って反省しているのだろうか?
宗麟「・・・・・・。はっ!」
何かを思いついた宗麟。
宗麟「寄付します。」
作者「・・、はい?」(・・?)
宗麟「教会に寄付します。さらに病院建てて無料化します。で部下に重税を課します。」
作者「・・・・。」
ザビエル「OKです。」👌
作者「おい、ザビエル?何がOK?」
ザビエル「ジュリアさん。こちらに。」🧑‍🎄
作者「用意してたのかい!」
すると、サンタクロースのコスプレした美女が恥ずかしそうにあらわれた。
もじもじするその様は宗麟のハートを射止めるのに時間はかからないだろう。
ジュリア「宗麟さま、一緒にワイン飲んで、クリスマスケーキ食べてくれますか?」
宗麟「やったー。サンタさん、ありがとう。」
ザビエル「ハッピークリスマース。寄付ありがとうございまーす。」

この後、しばらくして、正妻イザベルと離婚して、ジュリアさんと再婚する。その未来はまさに茨の道であるとは知らない宗麟なのであった。


第五話 序章
カボチャは戦国時代に南蛮船で豊後の国に着いたのが最初といわれています。「宗麟カボチャ」と呼ばれていたそうです。今回はこの話をもとに落語「かぼちゃや」を引用して息子、親家の話を書いてみました。大友家は「耳川合戦」で島津家に敗れて以降落ち目になっていきます。

第五話 宗麟とカボチャ



宗麟「困った。困った。」

作者「どうしたんですか?」

宗麟「次男の親家がさ、いくつになってもちゃんと仕事をせず、ぶらぶらと遊んでいるんだよ。何をやらせてもかえって事をおかしくしてしまうため、いつもにハラハラするんだよね。でもいい子なんだよ。肩ももんでくれるし、シスター合コンのセッティングもしてくれるできる子なんだよ。」

作者「合コンはともかく。宗麟さんがハラハラってすごい息子ですね。」

宗麟「覇気はあるんだよ。天下とったるで!とかいうしね。でも気性が荒いし、モテターイって暴れるから、仏の道で煩悩を捨てなさーい。ってお寺に預けたらさ、親家のやつ還俗して。

「どうもキリシタンのドン・セバスチャンです。」だって、

M1目指す芸人かよ。あきれるでしょ。」

作者「いや、あなたも「蹴鞠ジャパン」とかいってましたよ。」

宗麟「そこいう?若気の至りだよ。でさ、親家呼んで、おまえ毎日、女とぶらぶらと遊んでいるんだって? お前のお袋イザベルがな、『何か商売を覚えさせてくれ』と言ってたが、何かやるか?って聞いたんだよ。」

作者「ほう。なんて言ったんですか?」

宗麟「いやだって。キリシタンはモテるから大丈夫って。」

作者「いや遊んでちゃ飯が食えないでしょう?」

宗麟「飯と茶碗があれば大丈夫って。しかもカレーはスプーンで食うよって。そこいう?みたいな。あきれるよねー。」

作者「馬鹿息子ですねー。」

宗麟「やめてよ。ハラハラするんだから。でもかわいい息子だからね。」

宗麟「そこで、南蛮船できた、カボチャ売ってこいって言ったんだよ。」

作者「ほう。かぼちゃ。珍しいから儲けますね。いくらで売ったんですか?」

宗麟「元値が十三銭。これに上(儲け)をみて売れよ。って送り出したんだよ。」

作者「儲けは息子さんにあげるんですね?優しいお父さんですね。」

宗麟「そしたら、儲けなくてさ。元値しかないんだよ。」

作者「えっ!どうしたんですか?上(儲け)をつけないで売ったんですか?」

宗麟「親切な男に元値を告げたら売ってくれたんだって。「親家はしっかり空(上)を見ておりましたぞ。」っていうからあきれるよねー。」

作者「・・・。」

宗麟「で、これじゃ儲けないし、一人じゃ暮らせないでしょう?もう一回売ってこい!って送り出したんだよ。」

作者「さすがにそれじゃ生活できませんもんね。」

宗麟「そしたら親家「親切な男に大量に売れた。」って喜んで帰ってきたんだよ。カボチャ全部売れて更に城にある分も売ったって言うんだよ。」

作者「すごいじゃないですか!凄腕バイヤー誕生ですね。」

宗麟「後日、商品受け取りにきますから城の鍵開けといてっていうから。城の鍵開けといて待ってたら。・・・・。」

作者「待ってたら?」

宗麟「島津軍攻めてきた。」

作者「え!」

宗麟「島津がかぼちゃ買うってだまして城乗っ取っちゃった。どうしよう?」

作者「なにしてくれてんですか!親家、馬鹿息子けってーい!」

宗麟「やめてよ。いい子なんだから。」

こうして豊薩合戦の火蓋が切られた。

島津軍の手引きをした親家はこの後も、度重なる「不忠」で死刑を言われるが宗麟がことごとく土下座して助けて貰ったという。


第六話 序章


コロナで感染者が広がっていますね。緊急事態宣言出たので、家から出ないとなんか退屈です。戦国時代の緊急事態ってどうだったのだろう?と思いながら書いてみました。豊薩合戦は島津軍が大友家の豊後に侵攻してきた大友家存亡の危機の戦いです。まさに緊急事態ですよね。

第六話 宗麟、緊急事態宣言します。


宗麟「困ったー。困った〜〜ん。」

作者「どうしたのですか?」

宗麟「島津が攻めて来てさ〜。緊急事態宣言出したのよ。」

作者「ええっ!そりゃ大変じゃないですか!なんて宣言出したのですか?」

宗麟「緊急事態。ステイホームって。」

作者「どこかの都知事の発言を丸パクリですね。」

宗麟「そしたら、味方どんどん裏切っちゃって。困ってるのよ。

やっぱり飲食、外出、夜8時までがやりすぎたかなぁ。

スナック、「シスター」のママ怒ってたもんなあ。

聖母に見えなかったもんなあ。

緊急事態宣言したら鬼の形相で文句いいに来たもんなあ。」

作者「いろいろ突っ込みたいところがありますけど。まずは島津の対策たてないと。」

宗麟「緊急事態宣言の時に言うの忘れてたもんなあ。」

作者「何をです?」

宗麟「秀吉来るって。」

作者「ええっ!秀吉さん‼️」

宗麟「うん。国やるから守ってくれって、手紙書いたのよ。」

作者「そりゃ凄いじゃないですか!秀吉来たら島津ビビりますよ。」

宗麟「うん、でもね。手紙で書いたのよ。伝わったかなぁ。あいつサルだからなあ。」

作者「こら!天下人をサルとか言っちゃダメですよ。」

宗麟「あいつ文字読めるかなぁ。インテリぶってオブリガードとかアーメンとか書いたからなあ。」

作者「サルとか言う人に出す内容ではないですね。でも返事きたんでしょう?」

宗麟「うーん。手紙と一緒にバナナをつけといたんだよね。そしたらバナナの皮だけ送ってきたから。伝わったかなぁ。」

作者「心配ですね。」

宗麟「あー。だよね。やっぱり一度行ってくる。大阪。」

宗麟「なんか土産いるよね?」

作者「ですね。・・・・・・・バナナでいいんじゃないですか?」

宗麟「またまた。サルじゃないって。秀吉は。」

宗麟「仕方ない。大事にしている茶器持っていこう。利休さんが秀吉、茶器好きだって言ってたから。おい、土産に茶器持っていくから準備して。」

宗麟が部下に指示をする。

「御意」と部下は一言返事すると茶器を出して準備する。

秀吉へ送る茶器。大友瓢箪といわれる茶器はどう見ても高そうだ。そしてその横には黄色の果物が・・・・。

作者「んんっ⁈」

部下は作者を見て指を一本立てて、(ないしょですよ)と合図した。

宗麟「茶器くるんだら大阪行くよ〜〜。」

部下「御意。」

茶器にバナナを盛り付ける部下。

作者は思った。

さながらフルーツ盛りならぬバナナ盛りやないかい‼️

バナナ盛りの茶器を携えた宗麟は大阪へ、秀吉は黄金の茶室で宗麟をもてなした。宗麟からの茶器(バナナ)にたいそう喜んだという。

こうして天正15年に秀吉は九州上陸。島津を倒し、九州を平定したのである。


第七話 序章
大友宗麟は58年の生涯になんと13回くらい改名をしています。家臣や周りはなんと呼んでいいのか悩んだでしょうね。今回はその改名ネタで書いてみました。
島津侵攻を秀吉の力で助かった宗麟が改名を通じて回想しています。

第七話 宗麟と姓名占い



宗麟「困った。困った。」

作者「どうしたんですか?」

宗麟「新しく来た神父のカブラルがさ。姓名占いできるから本当の名前教えろっていうんだよね。」

作者「えっ⁉︎宗麟さんて『宗麟』て名前じゃないんですか?」

宗麟「そうだよ。宗麟は正確には『休庵宗麟』ね。毛利元就を九州から追い出す決意をこの名前に込めたんだよね。この時が一番全盛期だったから宗麟て略してみんな呼んでくれるんだよ。」

作者「へ〜。そうなんですね。」

宗麟「でもね。13回くらい改名してね。家臣は戸惑ってたなあ〜。」

作者「ちょっと多いですね。宗麟さんの亡くなった時のお年が58歳ですからだいたい4年に一度くらいのペースで改名してることになりますね。家臣は大変ですね。」

宗麟「でもね改名したくなるよね。失敗すると。ニュースに同じ名前で事件の首謀者です。みたいに出ると恥ずかしいじゃない。毎回こいつかよ。みたいに見られたくないからさ。部下にさ、毎回どうかな?って聞くと『素晴らしい!かっこいいです。』っていうから調子のっちゃって。」

作者「売れない芸能人とか芸人さんがしそうな発想ですね。家臣も、とめないと。まあ、せっかくですし、改名した名前教えてくださいよ。」

宗麟「幼少が塩法師丸。」

作者「塩〇〇が好きなんですね。確か三男のかたも塩市丸でしたもんね。」

宗麟「次が五郎。これは御三家の野○五郎からとってさ。」

作者「その世代⁉︎郷ひ○みとかの⁉︎」

宗麟「ついでに足利義晴さんも名前くれて、義鎮。」

作者「あ、この名前も有名ですね。」

宗麟「その後が、新太郎。勝新太○さんからとって。ザビエルが変な薬くれてハマってたなあ〜。パンツに入れてたなあ〜。」

作者「まんま‼️座頭市の人に寄せすぎです。」

宗麟「そんなこんなで、反省して、休庵宗麟。ここが一番全盛期だったね。FXで儲けて。家宝集めまくったし。」

作者「FX⁉︎すごいですね。」

(注釈:大友家は銀と金の交換に乗り出していたとか・・・)

宗麟「その後、島津に負けて。宗滴、円斎でしょう。」

作者「ちょっと悲しく聞こえますね。」

宗麟「そこからポルトガル風になって、府蘭(フラン)。」

作者「ポルトガル風⁉︎てか当て字ですか?字が思いつきません。検索しても、腐る方の腐乱しか出ませんでしたよ。」

宗麟「失礼だな。フランキ砲(大砲)からとってつけたんだよ。強そうでしょう。」

作者「いや、ダメなやつ。恥ずかしい漢字のシャツきてる外人と同じ発想です。」

宗麟「そこから正妻のイザベルと離婚して、イザベルの側侍従の女ジュリアを妻にして。」

作者「色々ややこしいなあ〜。」

宗麟「玄非斎、三玄斎、三非斎だね〜。」

作者「〇〇斎ハマりすぎ!なんで〇〇斎?らんま1/2に出るエロじじいの八宝○のノリか!」

宗麟「最後は洗礼名のドン・フランシスコだね〜。ザビエルに憧れて。」

作者「そういえばザビエルってお菓子がでていますもんね。」

宗麟「あれ、美味しいよね。てか使用料よこせだよ。」

作者「ザビエルがね。宗麟さんのお菓子は菊屋さんですよ。ドン・フランシスコってお菓子があります。」

宗麟「どっちがうまいの?」

作者「そこ⁉︎そこが気になった⁉︎😐んーどっちも美味しい焼き菓子ですよ。」

宗麟「ザビエルには負けたくないな。」

作者「言い方!お菓子会社が変な気になりますよ !」

宗麟「菊屋さーん。お菓子待ってまーす。」

作者「だまれい!てか、新しい神父カブラル。のぞきに来ませんね。」

宗麟「今度の神父はもうそこにいるよ。」

作者「えっ⁉︎」

宗麟が指差す方を見ると木の横に迷彩柄のマントを羽織った神父が銃を構えて立っている。

作者「えっ!いつの間に?」

カブラル「ヘイ、フリーズ(動くな。く○やろう。)

ミスターソーリン、アーユーフレンド?(宗麟さん、友人ですか?)」

宗麟「イエース」

作者「会話してる。会話できるの?」

(注釈:本当はラテン語ですがご愛嬌で)

カブラル「ヘイ、ソーリン。ホワットアーユーネイム?ファ○ユー。」

作者「ファ○クユー⁉︎」

宗麟「おーカブラル。イエース。マイネイムイズ、『五郎、義鎮、休庵宗麟、新太郎、宗滴、円斎、府蘭、玄非斎、三玄斎、三非斎。ドン・フランシスコ。』だよ。」

カブラル「オーシット!(なんだって)

オーマイガッ!(日本語わかんねーよ。長いし)

・・・・・・・。」

カブラル「グレート ロングネーム。(とりあえず褒めとこう。)

スバラシイ。イイね。」

宗麟「サンキュー。」

(注釈:カブラル神父は元軍人で、日本人を軽蔑していたようです。戦にもついてきて宗麟に戦の助言をしたようです。部下がそれを嫌い、勝手に戦って敗れたのが大友家滅びの一因ともいわれます。)

作者「ちょっとムカつく神父ですね。」

宗麟「そうかな?彼は元軍人だけあって優秀だよ。神は戦での人殺しは罪にならないと教えてくれたし。」

作者「そうなんですか!」

宗麟「いろんな神父にあったけど彼ほど戦に詳しい人はいないよ。銃や大砲、戦艦を手に入れるのにも協力的で。国費の大半を戦艦の購入につぎ込んだんだよね。」

作者「そうなんですね。」

宗麟「戦艦あればなあ〜。島津なんかあっという間に倒したんだよなあ〜。波動砲発射〜ってね。」

作者「いや戦艦ヤマト!SFアニメですよ!」

宗麟「2隻くらい買うつもりだったんだよ。全部台風で沈んだんだよね。FXで稼いだ金全部パーだよ。」

作者「残念でしたね。」

宗麟「唯一届いたのが大砲だけでさ。でも、嬉しかったな〜。これで安泰ってね。」

作者「まさか、その大砲の名前って⁉︎」

作者&宗麟「国崩し!」


大友家の滅びの原因は宗麟がカブラル神父に洗礼を受けたことだといわれています。大友宗麟はキリシタン大名として有名ですが、実は宗麟は大名を隠居してからの改宗だったのです。でも世間のお話ではキリシタン大名になって国を潰した人物に描かれたりしています。事実とは違いちょっとかわいそうですよね。しかし、改名のセンスというかネーミングセンスがないところが宗麟らしく面白いです。大砲の名前なんか、そのまま国を滅ぼすフラグになるところはなんとも皮肉な宗麟さんなのでした。



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