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2024年5月28日 目の前の戦争 部屋の中の象について書くことも大事な仕事なのかも
目の前で大きな戦争が起きているのですが誰もそれについて語りたがりません。アメリカや国連がこれを戦争と認めていないからです。こうした状態でこれは戦争なんだと訴え続けることこそが今の世の中では重要なのかもしれません。
ガザ地区の衝突が激化しておりついにエジプト側で死者が出ました。エジプトが最も恐れているのはイスラエルがゲートを解放し難民をエジプト側に押し出すことなのでエジプトは温厚にこれを収めるのではないかと思いますが、事態は改善の兆しを見せていません。
国連の機関は西岸も実質的には戦争状態になっていると指摘していますが安全保障理事会はこれを無視し続けています。
ただ日本人は「第三次世界大戦」か「第五次中東戦争」でも起きない限り大した問題ではないと無視し続けるのかもしれません。自分達の隣近所で同じような問題が起きない限りは……ですが。
ただ「自分なりの基準を持って正しいと思うことを訴えるべきだ」という主張そのものが日本では成り立ちません。
自民党の菅家一郎議員が裏金を使って税金還付を受けていた問題について説明し「合法で(おそらくみんながやっている)のだから何で自分が責められなければならないんだ!」と記者団を指さしつつ激昂しました。「自分で良し悪しの判断ができない」人が国権の最高機関に留まり続けていることになりますから、とても子供たちに「自分で考えて正しいと思うことをやりなさい」などとは言えない状況でしょう。
我々が過去に何を忘れてきたのかはよくわかりませんが、この大人の世界における倫理観の崩壊もみんなが無視したがる「部屋の中の象」なのかもしれないですね。
そのほかの国際ニュースは以下の通りです。
このほかアメリカの景況感が悪化しているという問題についても調べたのですがQuoraではタイムラインの関係で(あまりにも記事が多くなると煩雑になる)落としています。ちなみにこんな原稿でした。
アメリカで景況感が悪化
ご存じのようにアメリカの経済は現在絶好調です。ところが人によって景況感が大きく異なります。ロイターは無党派層の景況感が悪化し共和党の支持者に近づいてきていると指摘しています。
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/VAC4PPMMYNMANJHWRAFFCVBNS4-2024-05-27/
一度お伝えしているかもしれませんが、先日ガーディアンが調査をしたところ多くのアメリカ人は現在のアメリカはリセッションに向かっていると「間違って」認識しているとのことでした。
https://www.theguardian.com/us-news/article/2024/may/22/poll-economy-recession-biden
今日はざっとこんな感じですね。