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2022年もよろしくお願いいたします!

東京・港区白金のフレンチレストラン「ラ クレリエール」のオーナーシェフ、柴田が日々、何を考えているかを綴ります。
2020年10月にスタートした連載「ミシュラン三つ星レストランへの挑戦」では、柴田の料理人人生を振り返りつつ、なぜ今ミシュラン三つ星に挑戦するのかを綴りました。そして今度は「クレリエールの料理」を切り口に料理人として、シェフあるいは経営者として、考えていることや思っていることをお伝えしたいと思っています。

今までの連載「ミシュラン三つ星レストランへの挑戦」はコチラからどうぞ
 → 第一章 レストランのシェフになる
 → 第二章 プロの世界へ
 → 第三章 「料理長」を見据えて
 → 第四章 レストラン ラ クレリエール
 → 第五章 オーナーシェフの「仕事」
 → 第六章 ミシュラン三つ星を目指す

「料理集」のバックナンバーです。
 → 「ラ クレリエールの料理集1(第一皿~第五皿)」
 → 第六皿 パロンブのロースト

新年あけましておめでとうございます。

昨年も多くの方々に支えていただき、良い一年を過ごさせていただきました。いろいろ制約のある中で、ラ クレリエールの料理を楽しみにお越しくださったお客様、様々な困難にも関わらずの最良の食材を届けてくださった生産者や猟師・漁師の方々と関係業者の皆様へ、改めて心より御礼を申し上げます。そしてチームとして一緒に困難を乗り越え、常に柴田に力を与えてくれたスタッフの皆にも感謝の気持ちでいっぱいです。

思い返せば、2021年もチャレンジの連続の1年でした。
緊急事態宣言の発令で夜8時までしか営業できなくなった時には、短いディナータイムを逆手にとって「普段できないご提供スタイルを楽しんでいただこう!」とアラカルトのみのディナーを敢行。コースでは作れないお料理をメニューに並べてご提供しました。

周年アニバーサリーも昨年に引き続きコロナの影響で延期しましたが、そのおかげでお客様にお楽しみいただける幅を広げる新たな可能性に気づくことができました。「4番バッター勢ぞろい」という例年の趣向に今までと違うアプローチが入ったことで、「5周年記念アニバーサリーメニュー」は例年以上に攻めた内容になっていたんじゃないかと思います。

さらに、noteでは触れていませんが、異業種の方々とお話させていただく機会を積極的に持ち、魅力的な生産者さんを訪ねたりもしていました。そうして蒔いた新しい挑戦のタネたちが芽吹きの機会を待っています。皆さんにちゃんとお話しできる形に成長させられるよう頑張りますので、ぜひ期待していてください!

2022年が始まりました。
4月にはレストラン ラ クレリエールは6周年を迎えます。創業の時の想いは忘れずに、5年目よりさらに良い6年目となるように、初めていらっしゃるお客様にも常連のお客様にもクレリエールだからこそのレストランの愉しみを心行くまで味わっていただけるように、そして料理人を志した時から持ち続けている目標に一歩も二歩も近づけるように、2022年も全力で進んでいきます!

2022年が皆さまにとって笑顔と喜びの多い一年となりますようお祈り申し上げます。
そしてその中で、レストラン ラ クレリエールが皆様の心に豊かな彩りを添えられたら幸いです。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

※新年は1月6日(木)ディナータイムより営業いたします。

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このnoteを初めて読んでくださった方へ
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はじめに初めまして。ラ クレリエールの柴田です。
白金でフレンチレストランのオーナーシェフをしています。
2020年のコロナ自粛の間、レストランのあり方や自分が今後進むべき道など色々と考えました。その中で「ミシュランで三つ星を獲得すること」を一つの指標として強く意識するようになりました。
そして、どのようにすれば三つ星を獲得できるのか、三つ星にふさわしいと皆様から認めていただけるのか、日々、考えたことや行動したことを記録に残そうと考えました。
ご興味を持っていただけたら幸いです。

お店の公式Facebook、youtubeチャンネルもご覧ください。


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