Generative AI Use Cases JP (略称:GenU)奮闘記でLT登壇しました。
かなり日が開いてしまいましたが、先日10月29日のJAWS-UG AI/ML #22:Generative AI LT大会にて、「Generative AI Use Cases JP (略称:GenU)奮闘記」というタイトルでLT登壇させていただきました。JAWS-UG AI/ML支部の運営メンバーとなって初の登壇でもあり、かなり緊張いたしました。
JAWS-UG AI/ML #22:Generative AI LT大会
Generative AI Use Cases JP (略称:GenU)奮闘記
JAWS-UG AI/ML #22:Generative AI LT大会アーカイブ動画
GenUとは
Generative AI(生成 AI)は、ビジネスの変革に革新的な可能性をもたらします。GenU は、生成 AI を安全に業務活用するための、ビジネスユースケース集を備えたアプリケーション実装です。
くだけた説明をするとGenU(発音はジェンユー)、OSSでAWS様が公開されているAWSの生成AIを体験できる、ChatGPTみたいなWebサービスのソフトウェアの事です。
AWSのサーバレス技術を組み合わせて開発されており、サーバー費用、生成AIの利用分ともに使った分だけの従量課金になります。
私はあまり経験がなかったのでインストール作業は時間がかかったのですが、AWS CDK等のコマンドを4、5回叩くだけで構築できるので凄く簡単に、生成AIのPoC環境を構築できます。非常にお勧めです。
GenUの盛んなアップデート
OSSなのに、こんな連日のアップデートに頭が下がる思いです。非常にありがたいです。Claude 3.5 Sonnet v2が公開された時もすぐ使えるようにしていただけました。
Amazon Kendraの費用だけは注意
RAGチャットでAmazon Kendraも試せるのですが、非常に高額なので注意してほしいです。cdk.jsonで土日や業務時間終了後はAmazon Kendraの利用しなくして費用を抑える方法があるので是非設定したください。
Kendraのインデックスを自動で作成・削除するスケジュールを設定する
ファシリテーション
JAWS-UG AI/ML 支部メンバーの先輩に、「一緒にやってみましょう」と言っていただき各LTの合間に話す機会をいただきました。見返すと緊張して空回りしている場面が多々あり猛省しております。
登壇の感想
ありがたい事に、GenUのOSSを開発されているAWSの方も視聴いただいていてコメントをいただけました。実際に会社で導入できるように、今後も課題を一つ一つクリアしていきます。
法人向け生成AI
会社、法人で生成AIを導入するには、という事でぴったりな書籍を見つけたので紹介して本稿を締めたいと思います。
会社で使えるChatGPT
GenUはPoC環境向けとは言え、生成AIを会社で使えるようにするには、技術面以外の事も大切です。この書籍は非常に参考になりましたので、皆様にお勧めしたいです。