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AR作品制作ワークショップ参加報告とAR芸術鑑賞で大阪城公園を散策記

かなり日にちが経ってしまいましたが、2025年1月26日(日)に開催されたAR作品制作ワークショップの参加報告と都市回遊型XR展覧会「AUGMENTED SITUATION D」鑑賞で、大阪城公園を散策した事を書きました。

AR作品制作ワークショップ

スマートフォンで鑑賞する芸術祭「Augmented Situation D」の関連イベントとしてARコンテンツを開催するワークショップが開催されたので午後の部に参加いたしました。午前は小学生以上の親子向けでした。

講師の方はSTYLYの方でした。STYLYというのはウェブブラウザ上でVRやARコンテンツの作成、配布が出来るプラットフォームです。

メールアドレスでアカウントが作成できます。
XR体験をつくる > ARシーン、VRシーン、チュートリアルがあります。

STYLY STUDIOの上側

ブラウザだけで、3Dオブジェクトを置いたり視点をグリグリ動かす事が出来て、とても興奮しました。


作成したのがこちらです。

下にスクロールすると、都市XR体験をつくる、というメニューがあります。

STYLY STUDIOの下側

大阪城を選んで、シーンを作成するで画面を進めました。

STYLY STUDIO > 都市XR体験をつくる > 大阪城


水色の部分が人型オブジェクトです。

たしか水色の人型オブジェクトの事は、3D分野ではポジションマンと言うと聞いて覚えがあったのですが、ワークショップから日が経ってしまった為、記憶が定かではありません。

ホイールをぐるぐるするとここまで見下ろせます

こんな上空から見下ろす視点もブラウザ上で実現できるなんてSTYLYって素晴らしいとワークショップ中、興奮しておりました。

作成したのがこちらです。

大阪ビジネスパークのビルの背後から顔写真が出てくるようにしたかったのですが、3次元の座標位置を調整するのが難しかったです。

ワークショップ終了後に、STYLY社の方、国土交通省のPLATEAU担当の方と少しお話させていただきました。
PLATEAUの3次元空間マッピングの情報を活用する事で、STYLYで現実の建物の位置に合わせて、AR表示を実現できるそうです。

大阪芝田町


大阪道頓堀

梅田や大阪道頓堀、グリコの看板周辺も3Dマッピングされているので、個人開発で活用すると面白そうです。

せっかく2025年大阪関西万博が開催されるので、会場の夢洲やパビリオンが3Dデータとして後世に伝わるようにと思いました。

AR芸術鑑賞

ワークショップ当日が、スマートフォンで鑑賞する芸術祭「Augmented Situation D」最終日と知りまして、帰り道に大阪城公園に寄りました。

ぷりぷり山 遥拝所


Weaving Behavior


もしも、他のいきものになったら

↓(1946−1948)

寒さのあまり4か所で断念しました。私の昔のiPhoneでは上手く動いていなかったようでした。
「もしも、他のいきものになったら」は体験として今までなかったので非常に興味深かったです。
「↓(1946−1948)」はてっきり場所が大阪城公園なので、戦国時代の矢が巨大化したのかと思っていたのですが、今回このnoteをまとめるにあたり作品紹介を読んで、そんなに重いテーマだったと知り愕然としました。
長崎市松山町に実際にAR表示されると、一段とメッセージが伝わるのでしょう。

スマートフォンで鑑賞する芸術祭「Augmented Situation D」は、非常に面白い、世界初の試みなので、是非散策しやすい春や秋にもう一度大阪で開催してほしいです。

STYLYで分子模型、鏡像異性体が作れそう


ワークショップ中に「STYLYで分子模型、鏡像異性体が作れそう」と思ったのをこのnoteをまとめ中に思い出して、試してみました。

STYLYでオブジェクトを原子に見立てて、3次元空間に配置すれば乳酸のL体とD体の勉強になるのではと思いましたが、配置する労力が途方もないので断念しました。
光学異性体 鏡像異性体の説明は、以下のサイトを参照しました。
WIKIBOOKS > 高等学校化学I/炭化水素/有機化合物/異性体

以上です。

STYLYはメールアドレスだけで、気軽にAR・VRが試せるので、是非広まってほしいプロダクトだと思いました。



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