釣りとTシャツと私(その5)(完結編)
前回の投稿から1週間ということで、私としては優秀な方ではないでしょうか?
この1週間ですが、撮影のロケ地候補下見にかこつけて少しだけ釣りをしたり(釣りというかルアーをちょろっとキャストしただけ。もちろんボウズ)、岡山に出張したり(海沿いの町にも行ったので、次回は釣り道具持ってゆっくり行きたい)、なかなか忙しい1週間でした。
さて、前回はN君との初のバスボート釣行から釣り再開後初フィッシュまででしたね。
※前回はこちらから。
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その後も、息子とバス釣りに行ったりしていたのですが、仕事の方も忙しく、それほど釣りに行けなかっただけでなく、虫垂炎で手術をしたりと、釣りに行く機会も少なくなっておりました。
退院後しばらく経ってから、N君と「エギング&ライトショアジギングに行こう」と和歌山の沖磯まで行ったのですが、やはり私の釣り下手の圧勝でボウズでした。ちなみにN君は渋い中コウイカを釣り上げており、実力の差をまざまざと見せつけられました。
あとは、自分一人でバス釣りに行ったり(未だに釣れていない…)、息子と海に行って「アコウ」を釣ったり、忙しい合間をぬって、ちょくちょくは釣りに行っておりました。
私の場合「釣る事」が目的ではなく(もちろん目的ではあるんだけど…)、「ワクワクしながら釣りの準備をしたり」「釣るための方法を考えたり」「風景を楽しんだり」「仕事のことを忘れて無心でキャストしてリールを巻いたり」「自然の素晴らしさを感じたり」そういったことを楽しんでいる感じです。そういう感じなので、専用ロッドを使わず魚種が指定されていない「パックロッド」で釣りをしているので、傍から見たら「その竿でその釣りはないよ(硬すぎる・柔らかすぎる・短すぎるなど)」とか思われる方もおられるかもしれませんし、「感度考えたらワンピースのロッド使わないと」とか思われる方もおられると思います。釣果を優先するなら「専用ロッド」だと思いますし、きっと「ワンピースロッド」の方がきっと感度も高いと思います。
釣りの素晴らしいところの一つは、「楽しみ方に多様性がある事」かなと私は思っていて、「道具にこだわる人」「釣果にこだわる人」「自然を感じるのが好きな人」「とにかく好きなルアーを投げたい人」「家族で楽しみたい人」「仲間と楽しみたい人」「一人になりたい人」「ルアーで釣りをする人」「餌で釣りをする人」「おかっぱりが好きな人」「船で釣るのが好きな人」「その土地の美味しいものを楽しみたい人」「キャンプもしたい人」「人が釣りをするのを見るのが好きな人」「釣った魚で料理するのが好きな人」「おいしい魚を食べたい人」などなど、いろんな楽しみ方があると思います。
たまに見かける「他の楽しみ方」への批判や悪口は凄く嫌で、それぞれの「楽しみ方」を尊重して釣りができればいいなと思っています。
釣りだけでなく、どんなことでも「多様性を認める社会」になればいいなと心の底から思っております。
さて、このnoteのタイトルは「釣りと私」だとちょっと恥ずかしい感じもしたので、かなり昔に流行った曲をもじってタイトルをつけたのですが、「Tシャツ」について語っていなかったので、そちらのお話も。
昨年末に父が急に亡くなり、仕事の事・自分の人生の事などいろいろと考えるきっかけになりました。(父が亡くなるよりもっと前、釣りを再開する数年前に人生において最も大きな出来事があったので、本当はそちらの方がきっかけとしては大きいのですが、タイミングとしては父の死がきっかけでした。)
これからの人生をもっと楽しみたい。自分が欲しいプロダクトを世の中に提案したい。大好きな釣り業界をもっと盛り上げたい。そういった思いから、フィッシングアパレルブランドを立ち上げるという選択をしました。
元々、ファッションには興味があって、過去に転職をする際にも「服飾専門学校に行こうかな」と思ったこともありましたし、前職は家業からの派生でファッション系インターネット通販事業を行っていました。
最近は太ってしまったので、おしゃれとは無縁のような恰好をしていますが、意外と服にはこだわっていますし、昔から私を知っている人からすればこの選択自体は不思議に思わないのではないかなと思います。(痩せねば…)
フィッシングアパレルブランドを立ち上げようと思ったきっかけとしては、「釣りに着ていきたい服がない」でした。もちろん「全くない」訳ではなく「釣りだからこの服を着よう」という積極的な選択肢ではないことが多かったのです。釣り具メーカーさんのTシャツやジャケット、アウトドアブランドさんのTシャツやジャケットなど、もちろんカッコイイアイテムもたくさんあるのですが、もっと選択肢があってもいいのではないかなと。もちろんすでにカッコイイフィッシングアパレルブランドさんもたくさんありますし、好きで着ている服もたくさんあります。でも、もっと選択肢があってもいいのではないかなと。
また、釣り沼の恐ろしいところとしては、「釣具店」に入ると知らないうちに財布からお札が消えて釣り具が増えていることではないでしょうかw
そうなってくると、お財布事情的にも、普段も使えて釣りの時にも使えるそういった服があったらよくないですか?
それから、好きなバンドのTシャツを普段着てたりしませんか?それって「自分の好きなバンドといつもつながっていたい(感じていたい)」とか「みんなに自分の好きなバンドを知ってほしい」とか「自分の好きなバンドをさりげなくアピールしたい」とかそういったことではないですか?釣り人だって同じことです。
「いつも釣りを感じていたい」し「釣りが好きな事をさりげばくアピールしたい」そういう事だと思います。さらに「それって〇〇の服だよね?釣り好きなの?」と会社などで釣りが好きな人とつながるきっかけになったらいいと思いませんか?
そういった思いでフィッシングアパレルブランドを立ち上げることにしました。
「釣り場でおしゃれに見られる」のはもちろん「街中でも着れるようなおしゃれさ」「釣りをアピールしすぎないデザイン」で、「街」や「オフィス」でも着たくなる。そんなブランドを目指します。
「釣り好き」をさりげなくアピールし、 「街」や「オフィス」などで、「釣り好き」が繋がっていく。そんなことが生まれることを夢見ています。
そして「釣り」に興味のない人にも着てもらって、「釣り」に興味を持ってもらえたらさらにうれしいですね。
それでは、ブランドの誕生を楽しみにしてくださいね。
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