釣りとTシャツと私(その4)
noteを書こうと思いつつ、なかなか書けていなくて、あっという間に2週間以上過ぎていました。この間、東京に出張に行ったり、なにかと忙しくしておりました。忙しくてなかなか釣りに行けていなかったのですが、急遽思い立って1度だけ釣りに、いや、海を眺めに行ってきました。(どれだけ釣りが下手なんだ…。)
さて、前回の続きなのですが、今回は釣りがつないでくれた縁で中学からの同級生と琵琶湖に釣りに行ったお話・釣り再開後初フィッシュあたりまで、書ければいいなと思っております。
※前回はこちらから。
※最初から読みたい方はこちらからどうぞ。
同級生N君のFacebookの釣りの投稿をきっかけに連絡を取り、2019年のGW前にバスボートでの琵琶湖釣行に行くことになりました。
私は車を持っていないので、N君が午前3時45分に車で迎えに来てくれることになり(N君いつもありがとう)、真っ暗の中20年以上ぶりの再会を果たすのでした。SNSでお互いの近況を知っているのもあって、20年以上ぶりとは思えない感じで車内で会話を交わし、お互い経営者ということもあり、かなり会話が弾みました。
そして初めてのバスボート。
船舶免許を持っているN君の操船で出発。
(近いうちに免許を取りに行きたいな。)
風が気持ちいい。
何箇所かポイントを移動しながら、無心でキャストし続けたのですが、2人ともアタリ(魚が食いつくこと)すらなく、昼食休憩。
昼食後は、風が強くなり、少し波も出てきました。(船酔いするタイプなので、アネロン(酔い止め)を飲んでおいてよかった。)
昼食後も無心にルアーを投げ続けたのですが、あっという間に時間が過ぎ、夕方になってしまいました。いつでも船を返せるようにハーバー近くでギリギリまで粘ることに。
そうしていると、N君に立て続けにヒット。N君は3匹のブラックバスと巨大な鯉を釣りました。特に巨大な鯉(確か80cmオーバー)は引きがすさまじく(しかもライトタックル)、やっとの思いで引き上げていました。
その後、N君が釣れたワームと同じワームをくれたりして、必死に釣らせようとしてくれたのですが、私自身の下手さの圧勝で、結局ボウズでフィニッシュ。帰りに「また釣りに行こう」と約束を交わして帰りました。
帰った後に脳が「グワン、グワン」と揺れ始め、アネロン(酔い止め)のすごさと、アネロン切れた後にこんな風になる事を知りました。
その後、GWには家族で琵琶湖でグランピング。到着してから日が暮れるまでと、朝日を待ちながらお昼まで、息子と2人でルアーを投げ続けたのですが、ブラックバスには会えず…。
それからしばらく経った7月。今度はN君と沖磯に行くことに。磯靴やヒップガードなどを揃え、慣れないPEラインとリーダーを結ぶのFGノットの練習をして、初めての沖磯へ。
朝イチにまずN君がツバス(ブリに出世する前の関西の名称)を釣り、そして立て続けにアコウ(キジハタ)も釣りあげました。前回もボウズだったかわいそうな私に気を使ってくれたN君が「コッチに投げなよ」とポイントを譲ってくれ、N君に言われるままの方向にスピンテールジグを投げていると、グンッと引っ張られ、ようやく数十年ぶりの感覚を味わいました。根に潜られたりしながら、ようやく引き上げると、それはそれは美しい色をしたアコウでした。
※久々の魚で興奮してて、せっかくリールスタンドつけてるのに逆においてしまっていますねw
釣りあげたアコウはエビを吐き出し(写真の右上に少し見えていますね)、おなかもパンパン。食いしん坊だから、下手くその私のルアーにも食いついたんですね。その後も立て続けにもう一匹アコウを釣り上げ、そのポイントをN君に返して、別の方向にキャストし始めました。
そうしていると、今度はさっきと違う引きが来ました。グングングンと首を振るような引き。鯛の三段引きという言葉を聞いたことがあったのですが、「まさかね」と思いながらリールを巻いていると、赤い魚体が見え…。N君が「鯛だ!」と言いながら、タモを用意してくれ、掬い上げてくれました。
2人とも興奮気味に喜び、N君が「これは測っておかんと」とメジャーで測定すると53cm。
※これが現時点での私の最大魚です。はやく更新したいのですが、下手すぎて釣れませんw
その後、N君も「鯛が釣りたい」とそのポイントに、同じスピンテールジグを投げたり、タイラバを投げたりしたのですが、その後は2人とも釣れずに納竿。
帰宅後、「釣りよか(人気釣りYouTuber)」を見て覚えた知識で魚をさばき、アコウは刺身と煮つけに、鯛は刺身で食べました。(YouTubeがなかったら絶対にさばけていないので、便利な世の中だなと思います。)
息子はアコウの刺身をいたく気に入って、喜んで食べていました。
自分で釣った魚はやっぱり美味しいですね。
そんなこんなで、釣り下手な私にもようやく釣果が出たというお話でした。
次回は、その後から現在までを書こうかなと思います。
《ということで、その5に続く。》
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