2021年の抱負
記事を書くのは久しぶりです。
最後に書いたのが、確か昨年の2020年10月に唯一行われたプロサーフィン大会で敗北を喫した後。
かなり久しぶりの投稿で、あまりにも不定期な自分のnoteをフォローして下さっている方々には感謝しかありません。
こんな自分ですが、今年もちょいちょいnote書いて行きますのでよろしくお願い致します。
前置きが長くなるといけないので本題に。
先日、#note書き初め と言う、新年の抱負を書く企画があることを知り、これは書かないとなと思って書くことにしました。(とは言っても明日で2月になりますが笑)
まず今年の抱負を語る前に、2020年の事を先に語りたいと思います。
自分はプロサーファーをやらせてもらっていますが、昨年は試合があるのかわからない状況でした。
これまでは、毎年当たり前のように大会が年7−8戦あり、毎年同じルーティーンで毎年同じ生活をしてきました。
19年プロサーファーをやってきて、この19年間サーフィンの競技者としてサーフィンの大会を軸として生きて、それを生き甲斐としてきました。
2020年はずっと試合が決まらずで、試合が決まると噂された事もあったり、年内は難しいと言われたり。。。実際、試合が行えたのは一戦でした。
今まで自分では無意識ではあったけど、元々”だらけグセ”のある自分は、サーフィンの大会があることで理性を保てていたり、サーフィンの大会がある事で目標を持ち、これまで弱い自分と対峙して来れたのだと気づきました。
これからプロサーファーとしてやっていけるのか?
競技者として、とうに折り返し地点を過ぎている自分は、選手引退後の長い道のりに今から転化しないといけないと言う危機感が募りました。
勿論、競技者としてまだやっていきたい。そんな間の感情にいて、本当に自分の弱さを痛感した1年。
自分ならできると思って始めたYouTubeは、イメージしてた様に全くできなかった。
もっとできると思ってた。
もっと自分は強いと思ってた。
でも実際は、イメージしていた自分と現実のスキルのギャップにはかなり誤差があった。
『行動力』、『決断力』、何よりも『覚悟』
いろんなことに欠けてた。
自分がイメージ通りできるのは、自分が19年間やってきたいつもどおりの生活だけ。
自分の弱さを知った2020年だった。
”俺はこんなはずじゃないし、もっとできる”
と言う自分は本当なのか?
それを確かめる2021年です。
その為に、これまでやってきた、『できることだけの繰り返し生活をするのはおしまい』
だから、これまでにない生き方をする。
『俺は自分が思う俺でありたい。』
今年は、試合がどういう形で何戦行われるのかまだわからないけど
サーフィン競技者としては、2年ツアー戦に挑戦したいです。
最高の自分を見せてこの競技を去る事が目標。
先日、自身のYouTubeに3年前のバリの試合動画をアップしました。
その試合の決勝戦で、自分は1本の波で最高得点(10点満点)を出すのですが、そのあと最後の最後に妨害をして、2位から最下位に下落して負けると言う話です。
なぜ最後に妨害をしてしまったのかと言うと、
日本のプロサーフィンを観てくれているファンに、終了間際の大逆転劇を見せたい一心で、対戦相手から波を奪う気迫で波を取りに行き、結果妨害をしました。
1位の選手を捲れるのは自分しかいない状況で、試合終了間際のブザービートを見せて試合を盛り上げたかったんです。
もちろん妨害をすることはいけない事だし、邪魔をしてしてしまった選手には申し訳ないとも思っています。
けど、勝手なこと言うと、このイベント
『JPSAは俺が盛り上げているんだ』って気持ちがあった。
純粋に勝ち負けだけを考えた試合の結果論で言えば、あそこで妨害をせずに手堅く2位で終わっていれば、その年のグランドチャンピオンが取れていた可能性が多いにあったので、シンプルに選手として生き残っていくにはクレバーでなくてはならないとも学びましたが。。
でもそれよりも、自分の気持の根底には日本のプロサーフィンを盛り上げたいと言う気持ちが強いです。
激しい試合をして語り継がれる様な作品を創りたい。
そんな気持ちが強いので
競技者として勝ちを狙うのはもちろん、プラス熱い試合をする。
これが競技での目標です。
昨年唯一あった試合は準備足らずで気持ちがブレブレだったから、今年は気合入れていく。
サーフィンのスキルを上げていく事にも本気で挑戦する。
昨年全くできなかったYouTubeも、まず週一投稿でやっていく。
私生活でも家事や子育て、プライベートなこと、うまくバランスを取ってやっていく。
要約すると
ボクの2021年の抱負。
愛を持って
死ぬ気で働き死ぬ気で生きる。
以上です。
何よりも皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
田中英義