「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!
まいどひでやです!
今回は、苫米地英人(とまべち ひでと)さんの「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!という本を解説していきます。
この本は一言で言うと、本当の集中力を得て、短時間で生産性を上げる方法を教えてくれる本です。
「頭の中がごちゃごちゃしてしまって、整理がつかない」
「集中したいのにすぐに他のことを考えてしまって、なかなか進まない」
という経験はありませんか?
それは頭の中にゴミがたくさんできている状態なのです。
このようなゴミをキレイに無くすことで集中力を得ることができます。
そのためにこちらの7つのゴミを
頭の中から捨て去る必要があります。
①感情のゴミ
②他人のモノサシ
③これまでの自分
④マイナスの自己イメージ
⑤我慢
⑥自己中心
⑦恐怖
それでは、頭の中のゴミを捨てる具体的な方法について解説をしていきます。
①感情のゴミ
人々は感情に支配されることが多々あります。
例えば、会社で重要なプレゼンの発表があるにもかかわらず、同僚に嫌味を言われたことを思い出し、パフォーマンスが下がってしまう。
多くの人が似たような状況で感情に振り回されるというゴミを貯めています。
だからこそ私たちは感情に振り回されるゴミを最初に捨てる必要があります。
じつは、感情に支配されている人は、原始的な考え方にとらわれている人なのです。
感情に支配されて生きている人は論理をつかさどる新しい脳(前頭前野 ぜんとうぜんや)より
感情をつかさどる古い脳(扁桃体 へんとうたい)に支配されているわけですから、原始的。
進化の度合いでいうとゴリラやサルに近いということになります。
では、どうすれば人間として生きることができるのかというと、「感情を娯楽」と考えることです。
原始時代のように、つねに危険にさらされている環境に生きていれば、「怒り」「危険」といった感情は自分の身を守るために必要です。
ですが、現在の平和な世の中では「生命維持に感情は不要」です。
同じく後悔や悲しさなどの感情も不要です。
必要ではないが、あっても良いものは「娯楽」です。
よって、「感情は娯楽」として味わう程度でよいのです。
感情はただの生体反応にすぎません。
「ムカつく!」などの一言の感情表現で済まさず、「なぜそう思ったのか?」「何が原因なのか?」と自分の感情を客観視してみましょう。
これにより感情が抑制され、冷静に判断できるようになります。
そして、感情のゴミを捨てるためにはゴールを持つことが重要です。
ゴールとは自分が重要だと考えている目的や目標のこと。
目的や目標があればそれに合わせて、実現にマイナスな感情に振り回されることがいかに不要かを理解できます。
②他人のモノサシ
あなたは自分なりのモノサシで自分の価値を計ればよい。
自分のモノサシで自分の仕事ぶりを評価し、自分のモノサシでワークライフバランス計り、自分のモノサシで自分の働き方・生き方を決めていけばいいのです。
他人と自分を比べたり、世間の平均やランキングと自分を比べるのは、モヤモヤの発生源です。
人に優劣をつけているのは社会のゴミのような価値観だと述べられています。
世間は何事も数値化して比較するのが大好きです。
しかし、私たちがそのゴミのものさしを気にする必要などありません。
自分が心から望むものをえるためには、自分のモノサシを持たなくてはいけません。
そのためには、自分が本当に欲しい物、理想とするもの「自分のゴール」を持つことが必要なのです。
③これまでの自分
例えば、「自分は人見知り」と思っている人が、
人前で緊張するのは「自分は人見知り」という情報を自分の中で維持しようとする生体反応です。
これをホメオスタシスと言ったりします。
”安定した状態を保つために、現状を維持しようとする機能をホメオスタシス「恒常性維持機能」と呼びます。”
人は自然に「自分がラクでいられる範囲=コンフォートゾーン」にとどまろうとします。
結果、「自分は人見知り」と思うから、「初対面を避ける」のです。
初対面の人と会うことは疲れることもあります。
だから、ラクでいられる範囲にとどまろうとする。
逆に「俺はモテる!」と信じている人は、過去の成功体験から、「狙った相手は必ず落とす」というフィードバック関係をつくっています。
その前向きなフィードバックによって、 うまくいく自分の姿をリアルに想像でき、果敢にアタックできるのです。
つまり意識が後ろ向きか前向きかで、あなたの思考と行動が大きく変わってくるのです。
「これまでの自分」をリセットし、「前向きな自分」を持つことができれば、前向きな行動が身につきます。
ホメオスタシスが前向きになれば、前向きなフィードバックを得ることができるからです。
☓:自分は人見知り → 初対面を避ける
○:自分はモテる → 果敢にアタックできる
「自分はモテる」という新しい自分を持つことができれば、コンフォートゾーンが前向きになります。
④マイナスの自己イメージ
「あのときは最悪だったなぁ」
「なんであんなこと言ってしまったんだろう…」
人はネガティブな自己対話が圧倒的に多いです。
しかし、 失敗体験を何度も思い出すのは絶対にやめるべきです。
マイナスの自己イメージというゴミを捨てましょう。
「自分はダメなやつだ」と、ネガティブな自己評価をかかえていると、
「やっぱり自分はダメだ」「会社に行きたくないな」というネガティブな自己対話が繰り返されます。
このネガティブな自己イメージに、人はひっぱられていくのです。
逆に、自己評価が高い人は、その高い自己評価にたいするホメオスタシスが働きます。
「俺には高いコミュニケーション能力がある」と思うから、それを維持しようとするホメオスタシスが働きます。
それでも、失敗することはあります。
そのようなときは、自分をネガティブな方向に追い込みすぎないことも大切です。
☓:失敗した → 「だから俺はダメなんだ」「最悪だー」
○:失敗した → 「そんなときもある、次はこんな自分らしくないことはしないぞ」
というように、ネガティブな言葉に縛られすぎないことが大切です。
失敗をした過去を変えることはできません、大切なのは、次にどうするかだけです。
⑤我慢
毎日「行きたくない」と思いながら会社に行き、「やりたくない」と思いながら仕事をする。
その我慢が頭のモヤモヤ感の要因なのです。
「やりたくないことをやって成長できる」なんて大ウソです。
「みんなそうやっている、だからしょうがない」と思っているだけです。
僕の知り合いにブラック企業に勤めていて、辞めたくて仕方ないのに、会社の人に辞めると言うのが気まずいからという理由で十数年も働き続けている人がいるのですが、彼はまさに我慢をし続けている状態にあるわけです。
しかし、人間的な成長は皆無ですよ。
アラフォーにもなって、人を血液型でしか判断できないくらいのアホなままです。
こういった人は「仕事はつらいものだ」「我慢するしかない」そう考えて、他の可能性を消しているだけということです。
「我慢」だけしていると、最終的には「やりたくないことやってるのに責任まで取らされるなんてやってられるか!」
という思考に陥ります。
このように我慢一択にするのではなく、例えば、
①取引したくない顧客がいる
②取引をやめたらどうなる → 売上が2分の1になる
③そこをカバーできないか?
→他の取引先の売上を伸ばす
→新規顧客を開拓すればいいのではないか
→業務効率化でカバーできないか
このように「我慢」→「他の方法を探す」ことにより
「無理にやりたくないことをやる」よりも、「やらなくても大丈夫かもしれない」という道がひらける可能性が高まります。
やりたくない事を色々やりながら、集中力を持続したい、生産性を上げたい能力を高めたい、仕事を楽しみたいと言ってもそれは無理なことです。
やりたいことをやるから集中力も生産性も能力も上がる。
やりたいことをやるからマイナスの感情に振り回されることがなくなる。
やりたいことをやるからその結果として楽しさ嬉しさ幸せなどと楽が感情が湧いてくる。
感情の乱れに支配されている人は、 まず自分が心から望むゴールを持つことが重要なのです。
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