![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8307511/rectangle_large_type_2_4628bb9722ee19e2d97a4c277e988e07.jpg?width=1200)
一目惚れする理由 ー男と女の睦言ー
男と女の睦言
…………………………………………………………………………
男と女の一問一答
女の問い掛けに答える男
二人の何気ない掛け合いを通して
綴られれる
小さな物語
…………………………………………………………………………
女は友人とお茶に行ってきた。
夕食のときにその話しを男に聞かせていた。
どうやら女の友人の彼も一緒だったようだ。
女の会社近くのカフェで、
仕事帰りに待ち合わせて小一時間ほど話し込んできたという。
「お友達が一目惚れしたという、
自慢の彼を紹介してもらったんだよ」
女の学生の頃からの友人で、
よく食事や旅行にも出掛ける関係の友達だ。
「彼女には悪いけど」
「わたしは的には、
一目惚れするほどのルックスだとは思わなかったのよ」
友人の彼に少し辛目の採点をした話しをし、
女は男に尋ねた。
「彼女の気の迷いじゃないかしら」
ここから先は
415字
¥ 100
「一場面小説」という日常の中の一コマを切り取った1分程度で読めるような短い物語を書いています。稚拙な文章や表現でお恥ずかしい限りではありますが、自分なりのジャンルとして綴り続けていきたいと思います。宜しくお願いします。