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「Why」のパワー

TEDで好きな動画があります。サイモン・シネックの「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」という動画です。

What:何をするのか?
How:どうやってそれをするのか?
Why:なぜそれをするのか?

サイモン・シネックは、スティーブ・ジョブズやマーティン・ルーサー・キング牧師の例を挙げながら、最も大切なのは「Why」だと主張します。

そして、「Why」のパワーについて、以下のように解説しています。

優れた人物は「Why」から発想し、具体的な行動に移す。
周りの人々はその「Why」に魅力を感じ、「ついていきたい」「商品・サービスを買いたい」「サポートしたい」と思う。

逆に言えば、What、Howから発想されたアイデアは表層的であり、人々の心を動かすことはできない、ということです。

あなたも職場などで経験ないでしょうか?
組織改編、新システム導入、新製品開発…
一見すると大層なことをやっているように見えますが、
単なる形式的なものだったり、
他社を模倣しただけだったりする。

こういったものには、問題意識、本質、目的が内在していないから、心が動かない、意欲が湧かない、ついて行きたいと思えない。
(もちろん仕事だから、きちんとやりますが…)

そうならないためには、具体的なアクションに移す前に、やはり「なぜそうするのか」を考え尽くさなければいけない。
その答えが明確になれば、自然とやる気も出てくるはず。

私もこの点を強く意識するようになってからは、仕事で上手くいくことが増えた気がします。

サイモン・シネックの動画をご覧になったことがない方は、是非、見てみてくださいね。とても良い気づきが得られると思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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