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シングルタスクで効率的に仕事を捌く
テレビを見ながら、スマホを見る。
普段、何気なくやっていることですが、かなり脳に悪い影響があるみたいですね。
これを知った時は、かなり衝撃的でした。
人間の脳は高性能だと思ってたので。。
マルチタスクは脳内でストレスホルモンの一種であるコルチゾールの分泌を促進する効果があることが今までの研究で判明しています。コルチゾールは脳に刺激を与えて思考を妨げる作用があり、これによりマルチタスク中は頭に霧がかかったような状態になって集中力を失ってしまうとのこと。
ここに書いてある通り、私も仕事が増えすぎると「頭に霧がかかったような状態」になる時があります。その時は「人間の脳はシングルタスク向きに出来ているんだなぁ」と身を以て感じます。笑
一つのことに集中して、取り組んだ方が効率が良い。
これに疑問の余地はありません。
ですが、それでも仕事は沢山降ってきます。笑
なので、シングルタスクながらも、上手く捌いていく工夫が必要になります。
私の場合は、仕事が振られたら、即刻、次の6点を検討するようにしています。
①その仕事の目的・概要を把握する。
②仕事が完了するまでのロードマップをざっくりと描く。
③アウトプットを提出する相手は誰か。重要な人物か。
④相手が要求するスピード、クオリティはどの程度か。
⑤誰かに依頼しなければならないものはあるか。
⑥自分が対応する部分は、どのくらい時間がかかりそうか。
まず、①、②で、仕事のボリューム感、スケジュール感をイメージします。
次に、③、④で、仕事の重要度、要求レベルを測ります。
重要度、要求レベルは、取引先>役員>上司>同僚という順番になることが多いです。
最後に、⑤、⑥で、リードタイムはどのくらいかを測ります。
誰かに依頼しなければならないものがあれば、依頼〜受領までのリードタイムを考慮しなければなりません。自分が対応する部分についても、多くの工数がかかるようであれば、早めに動き出す必要があります。
この6点について検討したら、その仕事にランク(A、B、C…とか)を付けて、タスクリストに入れます。あとは、そのタスクリストをランク順に一つずつ捌いて行くだけです。
仕事を始める前のひと工夫があれば、シングルタスクでも、効率的に仕事を進められるはずです。
是非、参考にしてみてくださいね。