【骨格ストレートの方向け】ダイエット、ボディメイク
こんにちは。
渋谷、大宮、高山でパーソナルジム「Sharez」を運営している岡崎秀哉(@hide_sharez)です。
一般の方のパーソナルトレーニング、グループセッション、部活動やスポーツチームなどスポーツ競技を行っている方の指導、子どもの運動指導など幅広く行っています。
このnoteでは、フィットネス、スポーツに関わる情報をパーソナルトレーナーという立場から考察したものや、指導に関する内容を記載しています。
今回は骨格タイプの中でも、特に多いとされている「骨格ストレート」の方向けのダイエット、ボディメイクに対するアプローチについて考えをまとめていきたいと思います。
骨格タイプについての記事はコチラ↓↓
1.骨格タイプに対する考え方
まず、骨格タイプ自体への考え方についてですが、どなたが提唱し始めたのかは不明ですが、現代人の体型の特徴を分類したものだと思うので、姿勢などの影響を受けていると考えています。
つまり、正常なアライメントでの分類というよりは、「元々の骨格+後天的な姿勢や身体の変化」を踏まえた分類なのではないか?ということです。
ここは僕独自の見解です。(ご意見等あれば是非聞かせていただきたいので気軽にご連絡ください)
ですので、ここからの説明やアプローチについてもそれを踏まえたものになっています。
2.骨格タイプをダイエット、ボディメイクに活かすには?
日本人に多いとされる「骨格ストレート」
骨格ストレートの方がダイエット、ボディメイクをしていく上でどんなことに気をつけるべきか、という点においては、より詳しく骨格ストレートの解剖学的な特性について理解し、その特性を踏まえてアプローチする、ということが必要になります。
2-1.一般的な骨格ストレートの骨格的特徴
上記のイメージが骨格ストレートのよく言われている特徴ですが、これらを踏まえて、さらに解剖学的に詳しく見ていくと・・・
3.骨格ストレートの解剖学的特性
では、部位別に、上から順に骨格ストレートの特性を解説していきます。
骨格ストレートに見られる特性について、恐らく元々の骨格的なものと、後天的な要因でそう見えるのではないか?という視点で解説しています。
3-1.骨格ストレートの解剖学的特性「鎖骨、頚部」
骨格ストレートは首が短く見えることが特徴なので、「なぜ首が短く見えてしまうのか?」ということについて考えていきます。
まず、鎖骨の外側が上向きに変位し、肩の位置が少し高く見え、首が短く見えている可能性があります。
また、上背部が丸まっていることで首が短く見えている場合もあります。つまり少し首が前に倒れ、頭が少し前に出ているパターン(フォワードヘッド、ストレートネック)です。
これらを考えると、首が短く見えてしまう上に、肩こりなどを感じている可能性も高いと思います。
3-2.骨格ストレートの解剖学的特性「肋骨」
骨格ストレートは腰の位置が高いことが特徴なので、肋骨の下部と骨盤の距離が近くなっている状態です。肋骨下部と骨盤の位置が近づくということは、脊柱の胸椎、腰椎が反りやすいということになります。(反り腰姿勢、スウェイバック姿勢)
さらに腰が反ると肋骨は開きやすくなります。(リブフレア)
これらを考えると、腰の位置が高めに見えるかもしれませんが、同時に腰痛や腰に違和感がある可能性があります。
3-3.骨格ストレートの解剖学的特性「骨盤、股関節」
上記で胸椎、腰椎が反りやすいと説明しましたが、その状況になると、骨盤は前傾しやすく、また通常のラインよりも前にスライドしやすいです。
その状態は「反り腰(下のイメージで右から2番目)」「スウェイバック姿勢(下のイメージで右端)」に分類されます。
反り腰姿勢、スウェイバック姿勢になると、足のラインにも変化が生じてきます。続いて足のラインの特性について解説します。
3-4.骨格ストレートの解剖学的特性「足のライン」
骨格ストレートの足のラインの特性について考えてみます。
上記で骨盤が前傾しやすい、前にスライドする場合もある、と解説しましたが、これを加味して足のラインについて考えると、
といった特性が想像できます。
ここまで、骨格ストレートの特徴から考える、各部位の状態について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?当てはまる部分などいかがでしょうか?
もちろん、全員がこうなるわけではありませんが、こういった傾向が考えられる、というイメージで解釈してみていただければと思います。
ダイエット、ボディメイクにおいては、ここまで説明してきた部分を加味してアプローチしていく必要があります。
4.骨格ストレート向けダイエット、ボディメイクにおけるアプローチ
ここまでの部位別の説明を整理すると、骨格ストレートの方に対しては、以下のようなアプローチがポイントとなってきます。
これらに分けた進め方が良いのではないかと思います。
またもや、ボリューミーになってしまったので、それぞれの細かいアプローチに関しては、また今後のnoteでまとめていきたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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