骨格タイプとダイエット、ボディメイク
こんにちは。
渋谷、大宮、高山でパーソナルジム「Sharez」を運営している岡崎秀哉(@hide_sharez)です。
一般の方のパーソナル指導、グループ指導、スポーツ競技を行っている方の指導、子どもの運動指導など幅広く行っています。
このnoteでは、フィットネス、スポーツに関わる情報をパーソナルトレーナーという立場から考察したものや、指導に関する内容を記載しています。
今回は「骨格タイプ」について、「骨格タイプとダイエット」「骨格タイプとボディメイク」の関連性について考察していきたいと思います。
1.骨格タイプとは?
「骨格タイプ」というワードをご存知でしょうか?
主にファッションなどの業界でよく使われているワードで、元々の骨格に合わせて服装を選んだ方がスタイルが良く見える、といったような考え方です。
骨格診断によって、骨格のタイプを分類し、その特徴を踏まえたファッションの提案をするというものです。スタイリスト、ファッションコーディネーターといったジャンルの方は詳しいと思います。
今回は、これが「ダイエット、ボディメイクにどう応用できるのか?」といった部分について考察していきます。
2.なぜ骨格タイプが関係あるのか?
パーソナルトレーナーという職業上、お客様の理想の身体に近づけるよう、トレーニングや食事のアドバイスをしていくわけですが、全員がモデルのような体型になれるかというとそういうわけではありません。
身長、腰の位置、骨の細さ、など持って生まれたものの影響は必ずあります。実際、肋骨を抜いたり、足の骨を伸ばしたり、努力で改善が難しい部分に対してアプローチする技術、方法も登場しています。
ですので、ダイエット、ボディメイクにおいても、ある程度持って生まれた特性に合わせたアプローチが必要だと考えています。実際に指導していると、お客様自身もそれをある程度理解して依頼して下さる方も多いです。
それに加えて、客観的な視点からアドバイスできることはトレーナーとして必要だと思いますし、トレーニング指導自体においても、骨格の違いによって生まれる動きの違いもあるので、理解が必要だと考えています。
その理解において、わかりやすく基本を押さえるという意味で「骨格タイプ」を活用していくのが良いと考えています。(もちろん、より細かくパーソナライズしていくにはより深い知識が必要です)
では、骨格タイプの基本的な部分から解説していきます。
3.骨格タイプの種類
骨格診断、骨格のタイプの分類にも流派というか色々あるみたいですが、基本的なものは3種類に分類するものですので、そちらを使って説明していきます。
骨格ストレート、骨格ウェーブ、骨格ナチュラルの3種類です。
4.骨格タイプの見分け方
骨格タイプは骨格診断を受ければもちろん専門に学んでいる方、資格を持った方が判断してくれるのですが、自分でもある程度判断することができます。
3つのタイプ、それぞれのタイプが持つ特徴から見分けていきます。その際、服を着ていると分かりづらいので注意が必要ですし、あまりに体脂肪がついている場合は判断しづらいもあるかもしれません。さらに、姿勢の崩れなどによっても判断が変わってしまう場合があるので考慮が必要です。
また、必ずしも「◯◯タイプ」と当てはまらない場合も多いと思います。「◯◯タイプっぽい」「◯◯タイプより」みたいな判断になるのが妥当と考えて良いでしょう。
では、次にそれぞれのタイプの特徴についてみていきましょう。
5.それぞれの骨格タイプの特徴
では、それぞれの骨格タイプの特徴を身体の部位ごとに解説していきます。
5-1.骨格ストレート
骨格ストレートは日本人に最も多いとされているタイプです。同時に姿勢のタイプとして、スウェイバックという姿勢が日本人には多いので、それらが組み合わさった状態が多いと考えられます。上記のイラストは真っ直ぐな姿勢で描かれていますが、姿勢の崩れが起こると以下のようなイメージになります。
イラストの赤で丸をしている部分を見ていただき、上から順に、上背部の丸まり(いわゆる猫背のようなライン)、腰の反り、下っ腹の出っ張り、前ももの張り、ふくらはぎの張り、などが目立つようになります。
原因としては、デスクワークやスマホの使い過ぎによる姿勢の崩れ、運動不足による筋力や可動性の低下による姿勢の崩れ、などが考えられます。
5-2.骨格ウェーブ
骨格ウェーブは上半身が華奢気味で、下半身にボリュームがあるタイプです。ここに姿勢の崩れが加わると、より下半身がボリューミーな印象になってしまうので、注意が必要です。
5-3.骨格ナチュラル
骨格ナチュラルは骨、骨格のラインが目立つタイプです。
これは個人的な見解ですが、このタイプが日本人には少ないタイプだと思います。
6.まとめ
ここまで骨格タイプについてそれぞれの特徴について解説してきましたが、自分自身はどんなタイプか?などイメージが沸きましたでしょうか?
冒頭で説明したように、すべての特徴が当てはまるというケースは少ないと思うので、「特徴のうち、当てはまるものが多いタイプに近い」というくらいの解釈で良いと思います。
「自分がどのタイプに近いのかわからない!」という方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。
文章のボリュームが多くなってしまうので、それぞれのタイプにおけるダイエット、ボディメイクにおける具体的な細かいアプローチの違いについては、別のnoteで解説していきたいと思います。
骨格ストレートについてはコチラ↓↓
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