226.準備する。しかし、固執すべきは計画ではなく成果。
こんにちは。
宮崎秀朗です。
今日はファーストリテイリング創業者の柳井会長から学んだ準備において大事にたいことについて書きます。
1.前始末の重要性
商売をしっかり回していくには準備が大切です。
準備というやは、計画とか段取り。
準備力を高めていくことは、商売人として無駄なく儲けるためには、不可欠なこと。
実際に商売をする側に準備力が足りないと、お客様に迷惑をかける。
商売は信頼です。信頼を失った会社に未来は訪れません。
準備する力、計画する力が甘いというのは、実は大変なことだと思わないといけません。
2.成功がイメージできるまで考え抜くこと
ものごとの準備をするための計画を作るとき、それを機械的に書いてないでしょうか?作業としての計画作りに意味はありません。
計画を作るときに、最も大切なことは成功のイメージ化です。
成功がイメージできるところまで考え抜くことが極めて重要なプロセスで、これが本当の計画作りであり、そうでないものは単なる作業にすぎません。
イメージをビジュアル的にしっかり持てている状態というのは、計画が通り一遍の数値や予定の羅列ではなく、物語性を帯びたストーリーなるところまで考える、ということです。
ある教育学者によると、スポーツ選手でも、優勝する人や一定の記録を出す人は、優勝する前や記録が出る前にそのイメージが前もって湧くそうです。
経営者も同じで、何かをやるときは、「こうすれば自分は成功するんじゃないか」というイメージが湧くまで考える。それが出てくるまで、その方法論を必死になって考える。そしてでてきた方法論を具体的な計画に落とす。
こういったことがないまま、ただやってみても成功しないのではないかと思います。
3.固執するものを間違えない。
ここからは、「物事を進めていくための計画は重要だ、しかし、計画に固執してはいけない。」という話です。
固執すべきものは最終成果、ただそれだけです。
状況が変わってその最終成果を手に入れようときたら。何ページにも渡る計画を捨てなければいけないのであれば、躊躇いなく捨ててしまったほうがいいです。
計画というのは、日常の現実、あるいは競合の状態、会社の状態が違ってきたら、全部修正していかなければなりません。
当初計画した通りにいくなんていうことは、世の中、あまりないこと。
世の中の現実は変化を前提にすべきです。
その前提に立脚して、自分の判断、行動を早め早めに舵取りする必要がある。
世間でいう頭のいい優秀な人ほど、計画にプライドを持ちすぎてしまって、結果、計画と心中してしまいます。
僕は、現実を相手に商売をやっているので、役人的な賢さよりも商売人としての賢さを大切にします。
<参考>
[柳井正]
[宮崎秀朗]
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