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66歳、自己破産を経て、新たなスタートです!

2016年1月に自己破産してから
マル5年が経ちました。

30年続いた会社、
(株)エディックスという会社は
今はもうありません。

今は、「オフィス山本」という
個人事業者としてやっています。

妻と2人の子どもたちに
励まされ、支えられながら
30年間を徹底的に振り返り、
猛省してきました。

人生経営と企業経営の本質と原理原則、
そして、基本を明らかにすることが
できたように思います。

自己破産すると、どうなる?

個人財産は、ほとんど無くなり、
100万円ほどが残されただけで、
それこそ、丸裸、すってんてんに
なってしまった訳で
経済的にも精神的にもキツかったです。

苦労をともにしてきた妻も
先行き不安だったと思いますが、
気丈に振る舞ってくれていました。

当初は、個人としても
夫としても、父親としても、経営者としても
自信も誇りも無くしてしまい、
居場所、居所の喪失の中で
軽い鬱状態に陥っていました。

「まさか、会社を潰すなんて」

「私が倒産などする筈がない」

「そうならないために、やってきたんじゃないか」

「コンサルが会社を潰すなんて
 お笑いぐさじゃないか。恥ずかしい」

そんなおもいがグルグル回って、
奈落の底に落ちていくような恐怖感を
覚えました。

「生きているだけで」
「その存在だけでいい」というような
カウンセリング的な本に
心の拠り所を求めることもありました。

正気を失わないようにするのが
精一杯でした。
社会や人間が怖くて、
外に出たり、人に会ったりするのは
気が進みませんでした。

それでも、
かろうじて近所の図書館には通っていました。
これまでの人生で
図書館がこれほど大事な所だと
思っていませんでした。

聖書や仏教書も読み漁りました。
以前にかじった易占いもやってみました。
過去30年30期の決算書もチェックしてみました。

来るべき日のために新サービスの開発も
準備してきました。
できる範囲内で。
経済的条件がキツかったです。

いろいろな1万円

以前の1万円と
その時の1万円と
今の1万円とは価値の大きさ・重さが
違います。
その使い方も違ってきます。

今ある1万円
今まであった1万円

これから入ってくる1万円
これから入ってくるだろう1万円
これから入ってくるかもしれない1万円

これから出ていく1万円
これから出ていくかもしれない1万円

いろいろな1万円があるのです。
改めて、お金を考えるいい機会になりました。

お題は、「自己破産と私」

この自己破産、
その前と、その時と、その後も含めた
この出来事は何であったのか、
ずーっと考えてきましたし、
今も考えていますし、
これからも忘れることはないでしょう。

それに、このことは、
一度でも「自己破産」が頭をよぎった方には
少しはお役に立つかもしれない、
とも思うものです。

そうならないことが一番いいことなのですが、
もし、そうなりそうだったら、
もし、そうなってしまったら、
その時には、思い出してくれたなら幸いです。

セルフコーチング

この出来事、この試練、この「お試し」に
際して自らに問いかけたこと。

「この出来事の意味は何なのか?」
「この出来事は私に何を気づかせようとして
 出てきたのか?」

これは、
私が学んできた感性論哲学という哲学の実践から
出てきています。

「物事はすべて必然である」という前提があって
初めてそこに意味を探す価値が出てくるからです。

「この出来事が必然であり、そこに何らかの意味があるとするならば、それは何か?」ということです。

その「何か」はそれぞれ違いますので、
それを自分自身で見つけなければなりません。
それをお手伝いするのが、コーチングです。
私の場合、
セルフコーチングということになります。

そうして、いろいろやってみた中で見つけた答え、
というか、気づきがありました。
以下、書き出してみます。

自己破産の気づき

●この出来事は私を成長させるために出てきた。
●会社は潰しても、事業は残る。
 生きている限り、世のため人のためになろうと
 すれば、それは事業になる。
●使命、ミッション、志を明らかにして、
 その事業に取り組んでいくこと。
●とにかく、やること。行動すること。
 ・できることからやる。
 ・できるようにやる。
 ・やるタイミング、できるタイミングをみる。
 ・できることを積み重ね、続ける
●納得できるところまでやる。
●仲間を見つけて、いっしょに、みんなでやる。

そのような中で
浮き彫りになってきたことがありました。
それらを書き出してみます。

「おもい」の書き出し

●やっぱり、「◯△□の経営」を納得いくまでつくりあげたい。

●つくったものを、わかってもらえるように
お伝えしたい。

●その上で、役に立てるために
改善改良をして、さらに広めていきたい。

●役に立てることで、経営の進化に貢献したい。
それによって、それぞれの経営が健全に
成長でき、関係者のいい人生につながるようにしたい。

●それが、個人ー会社ー家庭ー社会に広がることで
人類の幸せにつながっていってほしい。

そして、具体的な事業や商品、サービスを
書き出し、それらについて進めていくことに
しました。

それらを具体的に明らかにしながら
模索も引き続き進めるために
noteを始めたのでした。

当初、我流でやっていましたが、
真剣に取り組むほど、
アドバイスや仲間が欲しくなり、
note大学に行き着いた次第です。

そのアドバイスに従いながら、
今月を振り返り、
マガジンも整理しながら
この自己紹介を書いているところです。

noteマガジンリスト

そして、
noteをステージとした
ビジネスのイメージをクリアにしながら
想定してい●マガジンリストを列記してみました。

●「◯△□の経営」に関するマガジン
●経営ボードゲーム「みんなの経営物語ベーシックS版」に関するマガジン
●経営ボードゲーム「みんなの経営物語」全般に関するマガジン
●「経営積み木」に関するマガジン
●感性論哲学に関するマガジン
●LINE哲学スタンプに関するマガジン
●らくがき絵本に関するマガジン
●「経営らくがき」に関するマガジン
●経営における感性言語の構築に関するマガジン
●アイデア、メモ、企画、発想法、思考法に
 関するマガジン
●経営コンサル&コーチングに関するマガジン
●上記に付随するマガジン等

以上です。

これらのマガジン及びその内容について
気づき、おもいつき、想い、思い、考えたことを
いろいろな形で発信していく中で
先に挙げた私の「おもい」を
進めていくことが出来れば、と思います。

これを自己紹介に代えさせていただきます。
長くなりましたが、
よろしくお願い申し上げます。

ひでさん@経営ゲームデザイナー
オフィス山本の、山本英夫でした。

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山本式カードコーチングのひでさん
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