日常

今年読んだ本、
一番の衝撃作は、
文句なく

「Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章(ルトガー・ブレグマン/野中 香方子)」 https://www.amazon.co.jp/dp/4163914072/ 

だ。

若き歴史学者からの
人間の本質に迫るレポート。

「サピエンス全史(上)(ユヴァル・ノア・ハラリ/柴田 裕之)」 https://www.amazon.co.jp/dp/430922671X/ 

のユヴァル・ノア・ハラリの考察を

一部批判するも、

そのユヴァル自身が
推薦文を寄せている。

人間は遺伝子を残すため
生存本能から
殺し合う生き物という
いわば、
進化論の常識すら

丁寧に資料を提示しながら
鮮やかに
反論してみせている。

戦禍にあっても
穏やかに
隣人を思いやりながら
日常を送る
人々の姿が
資料から浮かび上がる。

テロの絶えない
イラク、バグダッドにあって、
カフェに集い
チェスなどを楽しむ
老人の映像を
観たことがある。

ニュース映像では
まず流れない。

何故なら
ニュース性がないから。

仲間を愛し
日常を楽しむ力が
人間の性。

そうやって
人類は生存してきたし、

私も、まぁ、
そうだなぁ。

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