我に返って

教師になったとき
あまり会話したことがなかった
叔父が、珍しく

「煙草が吸いたくなる子の気持ちが分かる
 先生になれよ。」

と話してくれた。
その言葉は今も耳に残っている。

そんな自分でいようとするも
体調やら周りからの圧やらで
時に型に嵌めてしまうことが
あって、
ハッと我に返って反省する。

自分って実は
一番見えづらい。
うまく行っていると思っている時にこそ、

我に返らなくてはなぁと。

これがなかなか難しいのだけれど。

ちなみにこの叔父は
高校の寮生活時代、後輩だった
孫正義を
煙草を買わせるために
パシらせていた、と豪語している。

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