格差社会の中で…どう生き抜くか
こんにちは、Hideです"(-""-)"
世の中、恵まれた環境にいる人と、そうでない境遇にいる方と二極化してきている様に感じます。
我が国は、一応資本主義社会なので、皆が全て平等という事はありませんが、生活していて生命に関わる程の差が起きてしまうのはいかがなものなのでしょうか。
憲法では、「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と規定しています。
それがどうでしょうか?
憲法で謳っている文化的で最低限度の生活が、国民全体に行き渡り、その条項がちゃんと守られているのでしょうか?
今回は、世の中における格差について、私なりの考察を交えてお話していきます。
何故、格差が生まれるのか
資本主義のこの国ですから、成果をあげた人には、多くの報酬がもたらされ、普通に働いている方には、そこそこ生活ができるだけのサラリーがいただける仕組みになっているはずなのです。
しかし、今日の日本はどうでしょう?
バブルが弾けてからというものは、雇用がおかしな形で多様化し、不安定な状況の中で働かざる得ない状況が起きています。
バブル景気が終わった平成初期、非正規雇用が急増しました。
企業側としては、派遣社員や契約社員・アルバイト・パートの雇用を増やし、それまでと同じように、業務をまわそうとしていますよね、
就いた職種や企業により収入が違う事は、当然の事でしたが、昔は最低限の生活ができる報酬は得られていましたよね。
私が就職した80年代前半は、バブル景気の恩恵もあり、職業の選択の余地もまだありましたし、どんな人でも働く気さえあれば正規雇用で就職できました。
普通の社会人で非正規雇用なんてもの自体が、ほぼ有りませんでした。
夜間学校に通う学生とか事情のある人が、アルバイトで働いる程度でした…
現在のように非正規雇用が全体の4割なんて、あり得ませんでしたね。
給料の良し悪しはあっても、ある程度の金額は保証されていたし、賞与や退職金というそれなりの福利厚生もありました。
それが今はどうでしょう。
不安定でいつ切られるかもわからない状況で働かざる得ない方が多いのです。
世の中から全ての国民から安定と安心という環境が失われた、という事です。
厚生労働省による2017年のデータによると、非正規で働く人の割合が、男性で21.9%、女性が55.5%になっています。
働いている方の、男性5人に1人、女性なんて半分以上の人が、非正規で働かざる得ない状況になっています。
これがワーキングプアや貧困といった状況を生んでいる原因になっているのです。
平成の就職氷河期には、新卒学生の3割が、就職できずに非正規社員になったという年もありました。
格差が広がり、就職氷河期世代の人達が中高年になり、引きこもりになっているなんて悲惨な状況が起こっています。
40~64歳の引きこもり者が、全国で61万人もいるそうです。
実際はもっと多いと思います。この数は政令指定都市の人口に匹敵します。
50-80問題というやつですね。
私が多くの転職をして、あらゆる状況をこの目で見てきた感触では、雇用がこの格差を広げているのではと感じています。
非正規雇用が多過ぎます。
企業もコストを削減したいのは理解できますが、将来を担う年齢層の正規雇用を渋っていては、会社の未来だって明るくはないでしょう…
目先の利益に囚われ過ぎです…
企業は一度非正規雇用によりコストが減らす事が出来たので、利益確保につながる事を覚え、今更正社員での雇用をしたがらないのでしょうね。
結局は企業の上層部の方々の立場と私利私欲を守っていきたいといったところでしょうね。
その結果こういった格差が生まれ、格差社会なんて呼ばれる状況になったのです。
同じ仕事をして、こちらの方は年収500万円もらってるのに、別の人は300万円なんて、それでは生活もままならないし、将来に不安を抱いてしまいます。
結果、結婚する方も減り、子供を育てるお金も無い…とかで
しまいには少子化が進むなんて事になってしまうのです。
同一労働同一賃金、なんて実際に見た事もありません。
建前上一部の企業でしか実施されていないのでしょう。
非正規社員の現実
私も非正規雇用を数多く経験しましたが、現実は酷いものです。
立場上、面倒で手間のかかる業務ばかり押し付けられ、それに対する評価も無ければ、報酬だって上がりません。
悪く言えば、都合よく使われて、会社都合でいらなくなると、契約を切られます。
多額の報酬を稼げるメジャーリーグなら、実力の世界ですから、成績が悪ければ、戦力外になるのは当たり前だとは思いますが…
普通の企業で、雇用契約が違うだけで、まるで使い捨てみたいに扱われるのはおかしいです。
私も非正規時代、「頑張れば処遇を考えるから…」なんて上司から言われたことはありますが、正社員以上に実績を上げても、正規雇用になることなんてありませんでした。
せめて評価に見合う報酬UPがあればやる気も起きますが、それすら無いのが実情です。
処遇だけではなく、何かと差別を受けるのも非正規雇用の辛いところです。
駐車場が正社員より遠い位置にあるとか、ロッカーは正社員だけとか、子供が学校に入るとお祝いがもらえるのに、非正規はもらえないだとか…
様々な差別的な扱いを受けました。
まるで人種差別受けているようです。
私の考えとしては、非正規雇用は不安定且つ、将来性も無いのですから、せめて毎月もらう報酬は正社員以上の金額をもらうべきだと思っています。
こんな世の中では、これからの未来を担う若い人達が可哀そうです。
そう私達世代の子供や孫達に、大きなつけをまわすことになるのですよ!
格差社会を乗り切っていくには
庶民の私には現在の格差社会を変える事など出来ません。
社会自体を変えるってことは、現実無理なのです。
なら自分を変えていくしかないと思っています。
例えば起業して自身が望む事を現実になるように頑張っていくとか。
私は、令和は起業の時代だと感じていますが、時代の流れもそうなってきているように見えます。
TVでも芸人さんや、アイドルやミュージシャンの方など、独立している方をよく見ますよね。
今や大きな組織に属さなくても、仕事を獲得できるようになりましたし、活躍する様々なフィールドも以前より増えましたからね。
例えとして、上の職種の方を上げましたが、それは
”才能が有って有名だから出来るんじゃないの~才能も資金も無い普通の俺達なんかには無理だよ~”
と思われる方がほとんどではないでしょうか?
当然です、私もこのブログを読んでいる側だとしたら一瞬そう感じてしまうでしょうね。
でもそれは、自分次第だと思います。
環境と待遇に恵まれている職場にいると、居心地が良くて、幸せな事を感じられなくなってしまいますが…
もし現在の状況を抜け出したいとか、何かこれまでとは違う事を始めたい、と思っている人は、是非聞いて下さい。
・何をしたいかを明確にする
・調べる やりたいことに関してのデータを調査する
・やりたいことについて勉強する
・行動を起こす 継続する
●何をしたいかを自問自答を繰り返し、明確にすることが大事です。これがはっきりしていないと、何も始まりません。
●やりたいことを探すには、色々調べてみて下さい。それはどうしたら出来るのか?何が必要か?資格や知識は必要か?データを揃え、今後伸びていくのか?はたまた衰退する分野なのか?市場動向等々~今やインターネットであらゆるデータを調べる事が出来ます。調べるまではタダですから、やってみては、いかがでしょう。
●やりたい事について勉強をします。まずは知識が必要ですから、本やネットなどを大いに活用したり、講座や講習なども挑戦してみるのも良いでしょう。今はYouTubeの動画でも勉強になりますから。
●やる事が決まり、知識を得たら、まずは動く事です。それまで準備をして考えるだけ考えたのだから、あとは実行に移すだけです。積極的に実行あるのみです。
あと最近よくみかけるのが、海外移住ですね。
日本より物価の安い国に移住して、日本にいる時より豊かな暮らしを求めたり。
あとは、テレワークの普及に伴い、都心を離れ移住者に支援を行っている自治体に移住するとか。
探せば色々な、働き方や生き方がありますよね。
格差社会の中、大変な状況の方もいると思います。
因みに私も豊かな方ではありません。
しかし、苦しいとか大変だとかって嘆いているよりも、目標があるなら、その苦労もまた楽しんでみてはいかがでしょうか(^^)/
人生一度きりですから、悔いの残らぬように~
まぁやるもやらないも、成功するも失敗するも、貴方次第ですから、楽しみながら進んでいきましょう(^_-)-☆
ありがとうございました。