AMBITIOUS Rock’nRollerよ大志を抱け
こんにちは、Hideです(^^)/
私も50代半ばを過ぎ、もはや初老と呼べる年頃になってきました。
日本も寿命が伸びて”人生100年時代”なんて言われる昨今ですね。
毎日昼近くになると、高齢者向けのテレビショッピングがどのチャンネルでも放送されています。
その番組内で紹介されている商品と言えば、ほぼ半分以上は健康食品関連です。
健康食品やサプリメント・健康飲料等々、見ていると確かに体に良さそうなものばかりで、つい買いたくなってしまいますよね。
自分もそんなテレビショッピングを見てつい買おうかな~などと思ってしまうのは、歳をとったせいなのでしょうか~
同年代の友人とランチをすると、何気に定年後の年金の事や、親の介護とか相続の話をするようになりました。
若い時には将来そんなことを考えたり、誰かと話したりするなんて夢にも思わなかったのですが…
しかし、歳は年月を重ねれば自然ととっていくものですから、それなりの年代になれば直面しますので、必然的にそうならざる得ません。
悲しいかな( ノД`)シクシク…それが現実ですよね!
今回は、そんなおじさんたちの話をしていきます。
年金だの老後の話題だろうな~と言われる方もいらっしゃるとは思いますが...違うんですよ!
まあ確かに老後や年金は?
とか全く考えていないわけではありませんが、通常の同年代がメインテーマとして考えていたり感じたりしている事の、180度反対の面を探ってというか考察していこうと思います。
ぜひお付き合いくださいませ。
Boys,be ambitious
有名なこの言葉、皆さんもよくご存じとは思いますが…
そうです北海道に観光に行かれた方はよく知ってるはずです。
札幌観光でおなじみの羊ヶ丘牧場にある「丘の上のクラーク像」の方の言葉ですよ!
あの像の前で決まって、皆同じポーズで記念写真を撮ってますね~
私も8年前に仕事の会議で札幌に行った際に、観光で行ってきたんですよ。
札幌在住の同僚に案内してもらい行きましたが、私は言葉は知ってましたが、このおじさん右方向に手を指して何かな~なんて程度にしか思っていなかったのですよ。
もう40歳半ばを過ぎていたのに、教養の無さを北の大地で痛感しました(笑)
実はクラーク像は二か所に有って、一つは札幌駅北口の北海道大学のキャンパス内に有り、そちらが先で先述の言葉が有名になり、北大の農学部キャンパス跡の観光地羊ヶ丘牧場にもうひとつ設置したらしいですね。
その牧場ってただ広いだけの畑みたいな野原で、後方に札幌ドームがちょうど見えるんです。
始めて行った野球好きの私は、後ろのドームの方に目が行きました…
自分はアンビシャスって言葉が好きでしたので、この旅行でクラーク博士の事はすぐにインプットしました。
私の好きなハウンドドッグのヒット曲で、カラオケ好きの友人とよく歌う曲だからです。曲名はズバり「ANBITIOUS」
クラーク氏は、北海道の開拓を志す若者の教育者として派遣され、札幌農学校(現北海道大学)の開校に関わり教頭を務め多くの若者を育てた「北海道開拓の父」とも呼ばれた人で、北海道民リスペクトの人物なのです。
このおじさんいや博士、なかなかすごい人なんですよ!
まだ未開拓な地に、明治初期の北海道を訪れ酪農や農業を伝え土地を開拓していき、その後継者も数多く残した。
フロンティアスピリッツ溢れる人だったのです。
ん~こういうロックンロール的な人を私としては見逃せないと感じました。
何もないところから始めるとは大変な事です。
それもあんな寒い土地で。
真冬の時季、最高気温がー11℃とかになるんですよ!
お日様が出ているのに、最高気温がマイナスですからね~それも昼間で・・・
最低気温じゃないんですよ、最高気温がー11℃ですからね!
東北も関東から来た人などから、寒い寒いなんて言われますが、
北の大地北海道の寒さに比べたらチョロいし甘いもんですよ~
という位、超寒いし厳しさを感じさせる土地なんですよ。
夜間に長い時間、外になんていたら死にますよ、真面目に!
冗談ではなく確実に凍死します。
なので人口190万人の大都会札幌には、ホームレスの方はいないそうです。
私も見た事ありません、広く綺麗な札幌市中心部にある大通り公園(雪まつりの場所)でも見た事ありません。
そのロックロールスピリッツいやフロンティアスピリッツにあふれたクラーク博士が残した言葉は、まさに厳しい自然との闘いの中、一から全てを始め行った人だからこそ、言えた力強いお言葉なんですね。
スマートでは無く、事実泥まみれになって歩んできたからこそ生まれた「少年よ大志を抱け」なのですね。
この精神は、ジャンルは違いますが、寒い東北で粘り強く生きようとしている我々にも熱く響きます!
少年よ、大志を抱け この老人の如く
前項で紹介した Boys,be ambitious という言葉はあまりにも有名ですが、この言葉には実は続きがあるのですよ。
それは「Boys,be ambitious like this old man」少年よ、”大志を抱け”の後にこの老人の如くと続くのです。
この老人とは、クラーク博士自身の事を指していて、わかりやすく訳すと
「若者たちよ、(老人)私のように野心的であれ」という事になるそうです。
直訳した続きの言葉「この老人の様にと」とついてしまうと、今までの言葉とはまた違った風に捉えられてしまいそうですが…
まぁ私的には、「この老人(私)でもやってきたのだから、貴方達若者も大きな志(野心)を持って進んでいきなさい」と解釈します。
1870年代明治初期ですから、今から比べたら文明も発展していない、まだ日本も貧しく中でも未開拓で厳しい環境の北海道を一から開拓していくのはかなり大変な事業だったのですよ。
その北海道と日本の未来を担っていく若者たちには、大仕事だったと思います。
なので勇気を与えようと、クラーク氏は、大志という大きな志・夢・野心を持ちなさいと励ましたのでしょうね、きっと。
現在はコロナがパンデミックを起こし世界的に大変な時期です。
北の大地北海道も観光産業だけではなく、新幹線も道南まで開通し、より身近になりました。
経済面でも、ホームとしてプロ野球チームやJリーグチーム、Bリーグバスケットチームもあります。
農業でもぱさぱさして美味しくないと言われていた米も、きらら397と内地東北の米にも勝るとも劣らない品種を開発して人気を博してます。
歴史の少ない北海道ですが、様々な分野で大きな発展を遂げていますね。
クラーク博士も丘の上の像の影で喜んでいる事でしょう。
その北海道を盛り上げた一人にこの人も忘れる事は出来ません、BigBoss新庄剛志氏を…
2004年シーズンから札幌に移転したばかりの日本ハムに入団り
「札幌ドームを満員にして、チームを日本一にする!」
と宣言して、数々の好プレーや勝負強さで活躍しました。
派手なパフォーマンスで人気を集めスタジアムを満員(4万人)にして、入団当初の目標だった日本一にも導きました。
まさに有言実行の男でしたね。
その後も大志を抱いた若者がみちのく岩手から北海道にやってきました。
世界の二刀流大谷翔平です。
大谷の意向を受け入れ二刀流の実践と、将来MLBへの移籍を認めた栗山監督と日ハム球団は、フロンティアスピリッツを貫き、大志を持った若者を見事育てましたね。
そういう意味ではやはり北海道は新たな事を開拓していく場所であり、そういうことに縁のある土地柄なのかもしれませんね。
私も初老(笑)ですが、この老人(クラーク博士)を見習い、熱いフロンティアスピリッツを持って邁進していきたいですね。
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