いつだってはじめの一歩! (スーパーでたこ焼き半分個の話)
少し前に、たこ焼きを家で作った。7年ぶりに会った外国人のお友達をもてなす為、喜んでくれるかな?って思ってのこと。
その日からは家のテーブルにたこ焼き器が出しっぱなし。余ったたこ焼き粉を消費するためにたこ焼きを焼いて食べる日が続いた。
最近、特にいろんなことを夢描く様になっているが、50代終わりからトライした独学での保育士試験も60歳にして合格達成!
昨春から始めた畑活動(大人のサークル活動の様に農作業をお友達と始めました!)も軌道に乗って、自分たちの作った野菜をフリマ等で販売する経験も出来た!
そうなるとどんどん欲も出てくる。
お金がほしいのてはなくて、いろんなことに挑戦したい欲!
女性は更年期を過ぎると男性ホルモンが増えて意欲的になるらしいが、私もそうなのかもしれないと思う。
何でも口に出して、SNSでも夢を口にすると、いろんな事が叶ってきた。
保育士資格挑戦も挑戦中から人様に公開してきて、自分を追い込んだ(笑)
畑活動の仲間もfacebookで友達に呼びかけたら良い仲間が集まった。
話は戻り、たこ焼きへ…
近い将来、家の片隅に飲食を販売出来るスペースを作り、日頃、畑で作ってる無農薬で作った野菜を無駄なく使って、お総菜屋さんを始めたいと、結構真剣に考える様になっていているのだ。61歳にして…
そして出来れば、地域の子どもたちのおやつも作れたら…と、たこ焼き作りに慣れて来たら、メニューの一つに、たこ焼きを加えても良いかも?って考え出していた。
普通のたこ焼き屋さんは、10個入りとか20個入りとか…。
でも、私は一個からでも売ってみたい。
子どもたちの少しのお小遣いでも買える値段で…
その昔、ふと、駄菓子屋さんにも憧れていた事もあったな…
駄菓子は身体によろしくないが、たこ焼きなら腹持ちも良いし、身体にも悪くないだろう…
ちょっとそんなことを思いついていたので、先日、買い物へ行ったスーパーマーケットでも、つい、たこ焼きが目に入った。
ふと、立ち止まって見ていると、横で同じようにたこ焼きを眺めていたご婦人が
「たこ焼き、この個数しかないのかなぁ〜。私はお昼は一人やから、こんなにいらんのやけど…」と話しかけて来られた。
「ですよねーー。個数が決まってると買いづらいですよねーー」
やっぱり!!
そうなんだ!!
たこ焼きの少なめを欲しい人だっているんだよーー
その奥様、私の母位の世代かと思われるが、とてもしっかりしておられて、半分にしてもらえないか?頼んでみるわ~と、スーパーのバックヤードへ。
そして、作戦成功(笑)
見事、半分の量のパックをゲットされた!!
私はこれもご縁と思い、残りの半分のパックを頂く事にした。
パック詰めを待つ最中にも、そのご婦人が親しげに私に話しかけて来られる。
「私は昼間は家族が仕事で居ないし、一人なんやわ~。
奥さんもお勤めやろ〜?」
「ええ、保育園とか学童で働いてます~」
と答えた。
そしたら嬉しそうに「うちの娘も、この春から支援学校の教員に採用が決まって働き出すことになったんよ~」と話してくださった。
支援学校を選ばれたお孫さんは、実習の経験から支援学校を選ばれたそうで、その子達と触れ合うことや成長を目の当たりで見ることの喜びが大きくて、その道を選んだと話してくださった。
このご婦人のお孫さん、もちろん会ったことはないけれど、この春から、優しい一人の先生が誕生するのだなぁ~と思うと、何だかとても嬉しくなった💞
「出来はそんなでもないけれど、まぁまぁ優しい子に育ってくれたなぁ~と思っててね…」と話してくださったそのご婦人に、「いえ、おばあちゃんがちゃんと育てられたのですね…」と伝えたら、喜んで笑っておられた。
何だか嬉しい話だったので、帰ってきた娘に、その日のそのことを話したら、娘が「何でも心に思ってたら、不思議とそういう人と出会ったり、引き寄せたりするんやなぁ~」って呟いた。
本当にそうかもしれない…
たこ焼きパックを半分個した、あのご婦人の様な方々のためにも、欲しい分だけ買えるお総菜屋さんがしたい!
一個から買えるたこ焼き屋さんがしたい!
と、また夢が大きく膨らんだのでした。