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架空の住人を想像しながら建築すると超楽しい!(マイクラ)

その家に住んでいる人のことを想像しながら建築するのが超楽しいってことと、なぜそれが楽しいのかってことについて書きました。

マイクラ楽しい!

この連休の間ずっと、友人達と通話しながらマイクラで遊んでいた。
数年振りのマイクラなので、せっかくなら今までやったことのない遊び方をしてみようと思って、建築をしてみた。
そしたらめちゃくちゃ面白かった!
マインクラフトってこういうゲームだったのか!

10年くらい前から遊んでるけど、一度も建築をしたことがなかった。

試行錯誤しながら作り上げた家がこれ。↓

自信作

家の外装はインドネシアの伝統的な住居、Bolon Houseをモデルにして作った。前方にせり出た巨大な屋根がかっこいい。微妙に屋根の尾根部分がカーブしているのもおしゃれ。

Bolon House. 愛知のリトルワールドにも展示されてる。

ゲーム内では、南国の民族の伝統的な住居という設定にした。
そしてその設定を元に、この家で暮らす家族のイラストを描いたりもした。

記念写真的なイメージ

絵を描くのも(マイクラほどじゃないけど)久々で、こっちも楽しかった!

ゲームに戻ると、内装はこんな感じ↓

間仕切りがなく、広い1部屋になっている。
1階には主に台所、食卓、両親の寝床がある。
1階と2階は吹き抜けになっている。
2階には子供の寝床と客人の寝床がある。

床面積の関係で1階に子供部屋や客間を作れなかったので、急遽2階を作った。
そしてそこで、「この民族にとって、子供は神様のものであるため、より神様に近い2階で寝ることになっている」という設定が生えて来た。
同時にこの民族には稀人信仰があることにして、「客人もまた神の使いであるため、より神様に近い2階で寝ることになっている」ということにした。

こうして2階には客人用のベッドと子供用のベッドが並ぶことになった。
2階の間取りを見た友人には「事案不可避では?」と言われた。
稀人の血を取り込むことは遺伝的多様性の面で有利なので、そういう風習があってもおかしくはないだろうと言っておいた。
他にも色々設定を考え、それに沿って内装を弄っていたんだけど、もうそろそろ眠気が限界になってきたので、ここらへんで今回の本題に入ろうと思う。

この文章に本題なんてあったんだ。と自分でびっくりしている。

本題:なんでこんなに楽しいの?

「ここにはどんな人が住んでいるんだろう」と考えながら作るのはめちゃくちゃ楽しかった。
この遊び方がなぜこんなに楽しいのかというと、それはゲーム体験と設定の想像が相互に影響しあっているからだろうと思う。

さっきの例でいうと、
「床面積が足りないので、2階を作ろう」というゲーム体験が「この島の信仰」という設定の想像につながった。
そして更に、考えた信仰に沿う様に内装をいじったりもしていた。
つまりここには、ゲーム体験が設定を生み、そして設定がゲーム体験を生むというループが存在している。
このフィードバックループが楽しさの要因だと思う。

イラストからゲームに向かうフィードバックもあった。
最初に作った家はオレンジ色の屋根だったんだけど、絵を描いているときに、屋根の色が手前の家族達の肌の色と被ってしまう問題が発生した。
なのでイラストの側の都合で屋根の色を赤に変更して、それをゲームの方にも反映させた。

マイクラ建築、面白すぎた!
今後もやるかもしれない。

作った家を元にイラストを描くのもまたやりたい!

「フィールドワークでこの民族を訪れた研究者のレポート」として建築を紹介しても面白そう。

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