放浪の画家ピロスマニ/ギオルギ・シェンゲラヤ監督
グルジアの画家ニコロズ・ピロスマナシュヴィリの半生を描いた『放浪の画家ピロスマニ』(ギオルギ・シェンゲラヤ監督)を岩波ホールで見ました。今日がこの劇場での最終日だったので午前の回でもかなり混んでいました。1969年製作。1978年には日本でも公開されたそうです。ピロスマニという画家について私は全く知らなかったのですが、劇中に出てくる彼の少しプリミティブな絵が非常に良いのです。キリンの絵とか泣ける。
ピロスマニを演じるアヴタンディル・ヴァラジの演技もとても良かったです。特に恋する踊り子マルガリータを見つめる表情は最高(映像のサムネイルになってる)。実際にマルガリータを描いた絵もとても良いですね。
そういえばグルジアは今年2015年の4月から日本では(も)ジョージアという呼称になったそうです。ロシアとの複雑な関係を抱えている国だとは知っていますが、古き良き時代の美しいグルジアを描いた傑作だと思います。
監督:ギオルギ・シェンゲラヤ 出演:アフタンジル・ワラジ | アッラ・ミンチン
2015年12月18日鑑賞
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