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ジャージー・ボーイズ/クリント・イーストウッド監督

映画の日の今日は、クリント・イーストウッド監督の『ジャージー・ボーイズ』を見ました。あの「君の瞳に恋してる(Can’t Take My Eyes Off You)」で有名な60年代アメリカの伝説的なグループ「ザ・フォー・シーズンズ」のお話。

初めはイーストウッド監督らしからぬテーマだなと思っていたのですが、終わってみればニュージャージー出身の若者の富と名声、そして苦悩を描いた、まさにイーストウッドらしい傑作でした(彼の映画は基本はすべて西部劇ですね)。『ジャージー・ボーイズ』はブロードウェイの大ヒットミュージカルだそうで、映画でも「ザ・フォー・シーズンズ」のメンバーのうち3人はミュージカルの俳優が出演し、歌はすべて「生撮り」という、これもまさにイーストウッドらしい采配です。

真のアメリカの姿(良いところも悪いところも含めて)を愛を持ってを撮り続ける1930年生まれの名匠クリント・イーストウッド監督。本当に恰好良いです。そういえばクリストファー・ウォーケンがマフィアのボス役で出てましたね。

ところで「シェリー (Sherry)」や「悲しきラグ・ドール(Rag Doll)」は良いとして、「恋はヤセがまん (Big Girls Don’t Cry)」とか「恋のハリキリ・ボーイ(Walk Like A Man)」は誰が日本のタイトルを付けたのだろうか。

監督:クリント・イーストウッド  出演:ジョン・ロイド・ヤング | エリック・バーゲン | マイケル・ロメンダ
2014年10月1日鑑賞

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