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お金を稼がない生き方で得られたものは何ですか?

「お金を稼がない生き方は、これからも続けていきたいと思いますか?」

先日、そのような質問をいただいた。これに対する答えは、「Yes!」 の一択しかない。その理由は、お金を稼いでいた時よりも、自由に豊かに生きている実感があるからだ。お金を稼がない生き方で得られたものはあまりにも多すぎて、ブログ記事でとてもお伝えしきれるものではないのだが、今回も何とか言語化して、お金を稼がない生き方をお伝えしていこうと思う。

質問1:時間、自由、精神的な充足感など、具体的にどのようなものを得られましたか?

まずは時間ですね。お金を稼ぐことに費やしていた時間が、そのまま自由に使えるようになりました。セミナー講師として活動していた時は、集客のために毎日ブログ3本とメルマガ1本を書いていました。1本平均1時間、計4時間を毎日お金を稼ぐために使っていたのですが、その4時間を自由に使えるようになりましたね。いまでも仕事はしていますが、お金を稼ぐためではなく、純粋に好きな仕事をするための仕事をする時間に変化しています。今では、24時間の時間の使い方を自由に決めることができるという実感がありますね。

生きるためには、お金を稼がなければいけない。そのためにブログやメルマガを書いていたのですが、正直、書くことはさほど好きではありません。長年書き続けた結果、ライティングの技術は向上しましたが、それでも好きにはなれませんでした。ですので、お金のために特に好きでもないことを毎日4時間やっている、という状態だったわけです。そして、これがなくなった。それは、私に解放感を与えました。それまでは、お金と心を天秤にかけお金に比重が置かれた状態でしたが、お金と心を天秤にかける必要がないことに気が付き、それに許可が出せたのは私にとって大きな変化のひとつですね。

物質的に得られたものとしては、お金はもちろんのこと、食材や衣服、書籍なども日常的に得られています。日本各地への旅行の招待が増え、家族で沖縄旅行にも行きました。お金を稼いで得ようとしていたものが、お金を介さずに手元に入ってくるようになりました。

お金を稼いでいた時は、お金を稼いでも好きに使う時間がなかったのですが、お金を稼がなくなってからは、お金を介さずに欲しいものが手元に流れてきて、やりたいことをやれる時間もある状態です。物質的、精神的にも豊かになったと感じています。

質問2:以前の生活と比べて、幸福度はどのように変化しましたか?

幸福度というものがどのよう様なものなのかはわかりませんが、幸せの感度ということであれば、かなり上がったように感じます。お金を稼いでいた時は、常にお金のことが頭にあり、そこにある幸せを感じる余裕がありませんでしたね。その余裕がないために、幸せの度合は、稼いだお金の量や持っているお金の量が指標となり、お金がなければ幸せになれない、という幻想から逃れずにいた気がします。

お金と幸せは比例しないことを頭では理解しているものの、奥深くまで腑に落ちていませんでした。が、お金を稼がない生き方をスタートさせてから、お金よりも自分の心やあり方、目の前の現実に意識を向けるようになり、自然と愛や感謝が湧いてくるようになりましたね。目標を達成した時に感じる達成感だけでなく、そのプロセスを楽しむ充実感も得られるようになりました。

質問3:人間関係に変化はありましたか?

お金を稼がない生き方に興味がある人、ビジョンに共感する人や、同じような活動をしている人と出会う機会が増えました。一方でお金をバリバリ稼ぐ生き方をしている方は、離れていきましたね。

お金を稼いでいた時には、50万円、100万円といった高額サービスを提供していたため、それらの金額が払えるエグゼクティブ、経営者の方々との付き合いが大半でした。お金を稼ぐことをやめサービスを無料にしてからは、会社員や起業志望者、主婦などの方々との付き合いが大半になりました。

いずれの場合も、良き友人として仲良くさせていただいています。

質問4:新たな才能や能力を発見しましたか?

才能や能力を新たに発見したという自覚はありませんが、視座は大幅に向上したように感じます。自分と深く向き合い、自分の内にある大いなる愛に気づき、これまでの概念がボロボロと崩れていっています。これまでとは、意識が大きく変容し、新たな自分を発見したというのが実感ですね。

質問5:ものの見方や考え方はどのように変化しましたか?

視座が大きく向上し、それに伴い世界の見え方、考え方がガラリと変化しましたね。特に物質世界と精神世界の関係性に気づいてから、物質世界を精神世界から見れるようになりました。物質世界を物質世界から見るのとは、まるで違う見え方なので、それに伴い考え方も変化していきました。

質問6:自己肯定感に変化はありましたか?

お金を稼がない生き方は、自分の気持ちに素直になることは最重要だと感じています。ですので、自分の気持ちを胡麻化しも否定も無視もせず、それはそれとして素直に受け止め、受け入れることをしています。お金を稼ぐためにお金と心を天秤にかけていた時よりも、ありのままの自分を受け止めることができるようになってきましたね。

質問7:ストレスはどのように変化しましたか?

ストレスは、大幅に減っていきました。日常生活において、時間や人間関係、健康などお金にまつわる課題を抱えていましたので、お金を起点にした様々なストレスが少しずつですが、でも確実に減っていきました。

質問8:生活の質はどのように変化しましたか?

やりたいことをやれる時間が増え、幸せを感じる時間も増えました。この生活の間に子どもが2人生まれたのですが、育児に参加することもでき、家族との時間も取れています。家族旅行もできています。仕事で家族との時間が持てないのではなく、しっかりと家族と一緒にいることができる生活は、本当に幸せに感じます。

質問9:以前の生活では得られなかった経験はありますか?

やりたいことや欲しいものがあると、それまではお金を稼いで解決をしていました。しかし、お金を稼がなくなってからは、お金以外のルートから、やりたいことや欲しいものが入ってくるようになりました。お金以外のルートで生活に必要なものが自然と流れてくるという経験は、お金を稼いでいた時には得ることはできませんでしたね。

質問10:この生き方を通して、人生の目的や意味についてどのような気づきがありましたか?

それまでは、ビジョンやミッション、アイデンティティーなど、新たな世界観を構築し、新たな人物として生きようとしていました。それ自体が悪いことでも何でもないのですが、それらに執着し、無理に目的や意味を持たそうとしていました。この生き方をしてきて気が付いたことは、目的や意味を持たそうとしなくてもいい、ということです。

わたしは存在しない。これは、この生き方の中での大きな意識変革でした。ある次元ではわたしが存在しない。そのことに気が付くと、私の肉体も感情も思考も全て存在しない。私の○○、という概念が存在しないことに気が付きました。だから、私の人生の目的も意味も存在しない。それからというもの、存在しないものを考えることはやめました。

ビジョンやゴールなどが思い浮かぶことがありますが、それは私が思い浮かんだという出来事があるだけで、私のビジョンやゴールが存在するわけではないため、そこに執着をしなくなりました。目的も意味も私以外の誰かが勝手につけてくれるので、気にしなくていいやぁ、という心境に変化しましたね。


以上、お金を稼がない生き方で得られるものについて、10の質問に回答してみた。得られるものは本当に多くて、どこを切り取ったらいいのか迷ったけれど、なんとなくイメージだけでも伝われば良しとしよう。

誤解があるといけないので、お伝えしておきたいのだが、俺はお金を稼ぐことを否定するつもりは毛頭ない。お金を稼ぐ生き方で得られるものはたくさんあるからね。お金を稼ぐ、稼がないは、単に生き方の選択にしか過ぎない。結局は、自分の理想の生き方に最適な選択をすればいいだけ。選択を強いられるのではなく、選択する。その権利が俺たちには備わっているし、望む選択ができる状態を自由と呼ぶのではないかと思うんだ。

次回はまた別のテーマの質問に答えていくので、お楽しみに^^

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