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立食パーティーはきらいだ
今夜は飲み会があり note 更新するのはおそらく不可能なので、はやめに書いておく。いまは東京に向かう新幹線で、浜松を通過した。新横浜までには、これを書き終えたい。
出張だ、出張だ。はてさて出張はなんのためにするのか、と自分に問うてみた。旅行であれば、観光地や異文化を巡り気づきを得る、仲のよい同行者との親睦を深める、非日常の世界でリラックスする…といったところか。では、業務上発生する出張の目的や意義とはなにか?
ChatGPT に聞いた見たら、以下のような答えが帰ってきた。
出張の目的や意義は、業種や職種によって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります
1. 顧客との関係構築 : 直接会うことで、信頼関係を築きやすくなります。特に重要な取引先や新規顧客との関係を深めるために出張が行われます。
2. 現地調査 : 新しい市場の調査や、現地の状況を直接確認するために出張が必要です。これにより、より正確な情報を得ることができます。
3. プロジェクト管理 : 現地でのプロジェクトの進捗を確認し、必要に応じて調整を行うために出張が行われます。
4. トレーニングや教育 : 新しい技術や知識を学ぶための研修やセミナーに参加することも出張の一環です。
5. ネットワーキング : 業界のイベントや会議に参加することで、新しいビジネスチャンスを見つけたり、他の専門家と交流することができます。これらの目的を達成することで、企業や個人の成長に寄与することが期待されます。
ここでは「顧客との関係構築」「ネットワーキング」をとりあげてみよう。リモートワークやリモート会議が一般的になった世の中において、リモートワークで片付くことが多くなった。エンジニアとしては、出張しなくても解決できる事案は(他の業種職種と比べても)かなり多い。
そのようななかで、なぜ出張するのか?ひとえには、緊密なコミュニケーションを図ることなのだろうと思う。前述の「顧客との関係構築」「ネットワーキング」はそれに当てはまる。
「せっかく出張したのだから、飲みに行こう」
「せっかく出張するんだったら、いつも会わない人と話してみて」
そういう会話や(暗黙の)期待が、出張者にはつきまとう。
いや確かにそうだけど、自分のペースでやるからそっとしておいてほしいと切実に思う自分もいる。人見知りの激しい自分としては、大人数の飲み会や立食パーティーに放り込まれるのがつらいのだ。
会場の端っこでボッチになって、突っ立ってたらいいんだろうが、「こういう場にいるんだから、◯◯しないといけない」という妄想に近い脅迫概念を自分で生み出してしまい、その理想と現実のギャップで自分を苦しめることになる。
もっと少人数でお願いします。顔と名前がゆっくりしっかりと一致させられるペースでお話させてください。いきなり振られても、知らない人にえぇ話をうまい具合に提供できんですよ。
そんなこんなの決して解決することのない悩みなどはゴミ箱に捨ててしまえ、「あんたはマネージャーなんだから、それも仕事だ」と周りから(そして自分からも)言い聞かせられるのは明白なのだ。
腹をくくるしかない。
そういった場をセッティングしてくれている人にも申し訳がない。少なくともそういう人たちへの感謝の気持ちだけは忘れないでいよう…たとえボッチになったとしても。
そう思いながら、今夜の立食パーティーにどんどん近づいていく。ちょうど今、富士山がきれいに見えてきた。
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