hideoku

SaaS企業でプロダクト開発のエンジニアリングマネージャー(EM)をしています。日々思い悩むマネージャーの小さな気づきや観点についての想いを綴りながら、アウトプットしていきます。

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最近の記事

むかしの上司に想いをはせる

新卒入社した SIer の会社で、2年目から10年ほど上司が同じ人だった。 その人はプレイングマネージャーで、開発プロジェクトにどっぷり入り込んで、アプリ設計をバリバリやっていた。夜中2時、3時によくメールが飛んでいた。Web 基盤技術をリードしてきた人で、アーキテクトとして社内でも一目置かれていた存在だった。 その人の元で、私はプログラマからアプリケーションアーキテクトまで、色々と経験させてもらった。いい感じで階段を徐々に登らさせてもらったと思う、今になってふりかえると

    • なにかと寛容になってきた

      これから話すことは「北風と太陽」の寓話のようなものかもしれない。いや、たぶん少し違う。 20代〜30代の自分はプレイヤーとして、エンジニアとして自分で手を動かし、課題解決してきた。そして、それが実現できる自負を持っていた。 そういうスタンスでいたので、解決志向が常々強く出ていた。上手くいっていない現象を見つけると、イライラしていたように思う。まるで北風のように、ビュービュー強風を吹かせて、なんとか解決してやろうとする気構え。 ・・・ いまはマネージャーとして、なにかと

      • よい記事にするために、悩みを吐き出して終わるのではなく、知見に転換してみよう

        10月〜11月と note の更新を意識的にやっている。毎日更新とは言わないまでも、過去イチでブログ更新できているといえる状態だ。 ということで、直近の自分の記事を眺めてみた。眺めて気づいたことがある。 全体的に暗い・・・ 悩みの吐き出しが多い。つらいという書き出し、つらさの分析をして深堀り、そういうことだけどがんばるか…という締めで終わる。 とりあえず、思ったことを書き出すだけでいいと思っている。なにか気の利いたことを書こうとしてハードルを上げて、筆が止まり書かなく

        • 目の前の球を打ち返すことに満足して、重要な問題に向き合うことから逃げている

          ここ数年はマネージャーとして、目の前の球を打ち返すだけで精一杯な日々を過ごしてきた。 ほぼ毎日、なにかしら問題は発生する。「この山を乗り越えたらヒマになるはずだ」と自分に言い聞かせてムチ打つものの、そうしているうちに問題は次々と生まれてくる。山は山脈となり、延々と続いていく。 そうしていくうちに、短期的に生まれてくる問題を勝手に重く受け止めてしまう癖がついてしまっているのではと思うようになった。どういうことかというと、顕在化した問題をただちに解決しないといけないものだと認

        • むかしの上司に想いをはせる

        • なにかと寛容になってきた

        • よい記事にするために、悩みを吐き出して終わるのではなく、知見に転換してみよう

        • 目の前の球を打ち返すことに満足して、重要な問題に向き合うことから逃げている

          『地面師たち』をわざわざ文庫本で読んだ

          少し前に Netflix のドラマで話題となった『地面師たち』を文庫本を買って読んだ。 会社での雑談のなかで「地面師がおもしろい」ということは何度か聞いていたので気にはなっていた。が、Netflix を利用していないし、新たに課金するつもりはないので見送っていた。 先日の東京出張帰り、新幹線で仕事をする余力がなかったので、軽めの本でも読むかと品川駅の駅ナカ本屋に立ち寄った。ビジネス書は少し重く感じたので、新刊の文芸書をざっと見ていた。 ここ最近は本当に小説を読むことがな

          『地面師たち』をわざわざ文庫本で読んだ

          note 連続更新のためにスマホで note を書いてみる

          きのう土曜日、note 書けず。11月毎日更新の夢は2日目にして、早くも絶たれた。 書きたい、書いたら満足感あるはずと思っていても、休日は note に向き合う時間がなく、気づけば1日が終わりを迎えている。 紙にしても、デジタルにしても、書き出すという行為は必ず机に向かって行っている。なので、机に向かわない休日は始める機会がない。 おそらくスマホで note 書くことができればいいのだろうと思うし、そのことは note を続けるコツみたいな記事たちでも連呼されている。

          note 連続更新のためにスマホで note を書いてみる

          13件も note 投稿できた10月をふりかえる

          気づけば、11月になっていた。note クリエイターのみなさんがやっているという月報といふものをしてみむとてするなり。 ・・・ 10月は13件も note を投稿できた。これまで細々とブログをやったりやらなかったりの人生を送ってきたが、月間13件は過去最高記録のはずだ。  また、連続更新としても(休日を除いて)平日の12日連続更新を達成した。 連続更新しているときは、生活リズムの一部として「note を書く」という営みがしっかり根付いていた。いつも日付が変わる23時台に

          13件も note 投稿できた10月をふりかえる

          生活リズムが崩れると、ものの見事に note の更新はストップする

          すっかり note の更新が止まってしまった。 10月に入ってから、16日までは平日ほぼ毎日更新をがんばっていたが、17日からはパタリと止まってしまった。 なにがあったのか? 17日(木)〜 18日(金):東京出張 1泊 21日(月)〜 23日(水):東京出張 2泊 週末をまたいで5営業日連続の出張だった。出張中はもちろんのことだが、出張後も体力が回復せずで、note に向き合う気力はまったく出てこなかった。 行き帰りの新幹線でワンチャン書けるかなと目論んでいたもの

          生活リズムが崩れると、ものの見事に note の更新はストップする

          とりあえず考えていることを書き出せば、いいことしかない説

          考えていることを書き出しておいたら、なんだかうまくいった話。 ・・・ 今朝のミーティングのために、昨日の夕方に考えていることを1ページにまとまる形で、課題と解決案という構成で書き出しておいた。 その前段階として、何人かのメンバーには頭出しをしていて、あーだこーだと話はしてた。話をしておいたから「あとはよろしく考えておいてね」的な雰囲気を自分でただよわせていた。 少し間をおいてから、投げやり・丸投げに近い形だったことを反省して、す考えていることを10分程度で書き殴った。

          とりあえず考えていることを書き出せば、いいことしかない説

          「問い」を立てられているか?

          仕事をしていくなかで、最も難しいことのひとつが「問い」を立てることだと最近考えている。 たとえば、メンバーとの 1on1 において、適切に「問い」を投げかけることは重要だ。フィードバックするとしても、一方的に自分の考えを押し付けるのではなく、うまく自身の課題感や問題意識、価値観にひもづける形で、答えを導き出してほしいと思う。そのために「問い」だ。 会議における議題提議でも同じ。 論点という名の「問い」をうまく設定できるかどうかで進行の具合が変わってくる。アイデアを出すにし

          「問い」を立てられているか?

          「ゆっくり考え、すばやく動く」って言葉にビビビ

          ジャケ買いならぬ、キーワード買いをした。 書籍で書かれているフレーズが気に入ってしまい、文脈を知らないにも関わらず買ってしまった。 ざっくり言うと、この『BIG THINGS』はプロジェクトマネジメントの本だ。途中までしか読んでいないので合っていなかったらすみません。 大きなプロジェクトはよく失敗する。その失敗事例をいくつか取り上げつつ、よいプロジェクトマネジメントするための観点を取り上げてくれている。とりあえず今読み進めている段階だとこんな感じで把握している。 ・・・

          「ゆっくり考え、すばやく動く」って言葉にビビビ

          note連続更新ができない三日坊主が「だ・である」にしたら、最長更新記録だわ

          10月は平日まいにち、note を更新できている。すごい。 「10月は note がんばるぞ!…今度こそ」と意気込んで始めた。今度こそと言っているのはご察しの通りで毎回やるやる詐欺を繰り返しているのだ。何度も何度も。ただ、なぜだか今回は続いているのだ。そのナゾを解き明かそうと思う。 ・・・ 10月1日に更新始めたときにはそんなに意気込んではなかった。 アレコレ悩むのをやめたい。思いついたもの、着手したいものから順に手を付けていくことにする。そして思いついたのが not

          note連続更新ができない三日坊主が「だ・である」にしたら、最長更新記録だわ

          1日3回の散歩、心身ともに健康になりたい

          今日は朝、昼、晩と3回散歩に出かけた。 それぞれ30分ほど。 朝と晩は、ごはんを食べてからの散歩。食べた分だけ燃焼させてやるぞというダイエット目的だ。30分の散歩ですべてカロリーを燃焼させられるわけはないのだが、家で籠もってるよりずっとマシ。 ・・・ 昼は、仕事で頭がパンク気味で、ただただ考えているだけで時間が経ってしまうという状況だった。「思い切って散歩しよう、そして冷水シャワーを浴びよう」と飛び出した。 少し寒くなってきた日中だが、30分も歩いているとうっすら汗を

          1日3回の散歩、心身ともに健康になりたい

          人に関わる打ち合わせは精神的ダメージを食らってしまう

          今日はあわただしかった。なにもできなかった。 ランチミーティングという名の、ズルがしい予定のおかげで昼休みがなくなった。それが今日の分岐点だったのかもしれない。しかも、それは人に関する議題を扱っていた。 人と関わる打ち合わせに出ると、私は精神的なダメージを大きく食らってしまう。これはマネージャーとして、かなりのウィークポイントだ。 なぜならマネージャーとしての業務において、ピープルマネジメントが占める割合は時間的にも、重要度的にも大きいからだ。 前述のランチミーティング

          人に関わる打ち合わせは精神的ダメージを食らってしまう

          早朝に動き出すと、なにかと得した気分になる

          「早起きは三文の徳」とよく言われる。朝起きたらいいことあるよと。 今日は仕事が期限が近かったので追い込まれて、早起きをして仕事を始めた。5時に起きて、カタカタとパソコンでプログラミングをしていた。 あまりにも追い込まれ過ぎていて、朝早いにもかかわらず自然と起床し、そのまま仕事に向かう心構えができあがっていた。 やっていた仕事は、そんなに創造性の高いものではなく、どちらかというと雑用に近いプログラミングだ。今日中に仕上げないといけない。黙々とやっていたら7時になっていた、朝

          早朝に動き出すと、なにかと得した気分になる

          土日は note を書くのがむずかしかった

          予想はしていたが、やっぱり土日に note を書けなかった。 10月は毎日 note の更新をがんばろうと、勝手に思い立ってがんばっていた。が、見事に打ち砕かれた。 土曜の分は気づいたら、日曜の朝だった。 朝起きてしばらくして「あっ」と思ったらときには時すでに遅しだった。 土曜の日中は note の存在は意識に全く現れなかった。日曜の朝によく気づいたものだ、堂々たる忘れっぷり。 そして日曜も挽回するどころか、気づいたら夜。「平日の毎日更新にするか、完璧主義はよくない」と

          土日は note を書くのがむずかしかった