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maija
ありがとうミルコ・クロコップ
本日(3月2日)、ミルコ本人から引退したことがインスタグムで伝えられた。先日のBellatorでのロイ・ネルソン戦が引退試合となった。日本での最後の試合は、RIZIN.13でのロッキー・マルティネス戦だ。
K-1、PRIDE、UFC、RIZIN(Bellator)と渡り歩いたレジェンドは脳卒中の診断を受けてドクターストップがあり、頭部へのダメージを受けてしまうと死に至る場合があるので引退しかなかった。本人としても昨年末で引退を当初予定していたが、延期して先日のBellatorで試合をした。次の試合に備えて練習していた中での病だったようだ。
ミルコといえば左ハイキック
戦慄ターミネーターと呼ばれたミルコの代名詞はなんといっても左ハイキック。左ハイキック一発で相手の意識を刈り取るあたり、さながら日本刀のような斬れ味。
PRIDE時代では、ノゲイラ、ヒョードル、ジョシュとヘビー級四天王の一角を占めていた。
名勝負を量産しつつも、ケビン・ランデルマンに完全対策をされてKOされてしまって復活する生き様もファンに愛されたエピソードだ。
PRIDEでもRIZINでも無差別級GPを制覇したミルコ
PRIDEが終了する前に行われた最後のグランプが無差別級GPで、最後の最後で無冠の帝王だったミルコがタイトルをとった。そしてRIZINとしてイベントが復活するとミルコも参戦し、無差別級GPを制覇した。
本当に日本の格闘技を盛り上げてくれた選手だった。色々な試合の記憶が蘇ってきますが、ずっと戦い続けてきたのでしばらくゆっくり休んでもらいたい。
願わくばRIZINのリングで引退セレモニーをとり行ってもらいたいです。
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