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「感情」を上手く伝え、表現するには裏の「目的」を知らなければならない

こんにちは。秀夫です。

今回は「感情」について自分が考えている事・感じている事を書きたいと思います。

いきなりですが、あなたは何のために人と話していますか?あるいは文章を書いていますか?

プライベートであれば、仕事のストレス、鬱憤を晴らしたい。今日あった嬉しい事・楽しい事を共有したい。
仕事であれば部下に指示を出す。あるいは的確な内容を報告をするために人と話すでしょう。

その際、必ず何かを伝える時には自分の「感情」があります。

上手くいった事があれば、「これ頑張ったんだよ!」「これ、どう?いい感じじゃない?」と相手に伝える。怒りやイライラを感じた時には「なんでこんな事したんだ!」「あの上司が…..あの人が…..」などと伝えるでしょう。

仕事の会話でも、「相手にきちんと分かるように伝え、自分や相手が困らないようにしたい」等、何かしらの感情は働いています。

文章や会話だけではなく、コーディング、絵、アニメ、ゲーム、資料作成等世の中には様々な感情表現の手段があります。また、表情や仕草も感情を伝えるで重要な要素だったりします。

そんな事当たり前だろ!
ここまでは、そう、至極当たり前の事です。
ですが、その感情表現が上手くいかず、齟齬や認識違いなどが生じる事が多々あります。

「お互い言葉足らずで彼女と喧嘩し、別れた。」
「仕事で上司と部下の仲が険悪となり、プロジェクトが上手くいかない。」

日常生活を生きていれば、わりとあるあるなのではないでしょうか。
それほどまでに、この「感情が動いて、相手に何かを伝える」というのは難しいものなのです。

そのせいか、「感情をコントロールする」「感情を殺す」という事に重きが置かれ、「感情を適切に表現する」という事にはあまり重きが置かれていないように感じます。

僕のあくまで個人的な意見ですが、「感情をコントロールする」という表現はあまり好きではありません。アンガーマネジメントという言葉自体もあまり好きではないです。

なぜか、感情を出す事よりも、空気を読む事や角が立たない事が重視され、感情は出さずに自分でコントロールしなければならないという謎の風潮に疑問を強く感じます。

上司や親の立場からしたら、部下や子供が感情を出して自分が対処に困ると嫌だから「我儘はやめなさい」「きちんと相手と合わせなさい」「相手に迷惑はかけないでください」などと言ってくるのでしょう。

ですが、自分は対処に困るから感情をそのまま伝えてよくて、相手はしない事を求めるというのは、単なる傲慢にすぎず、権力を利用しているにすぎません。それでは、相手から信頼されるのは無理でしょう。

しかし、残念ながら空気を読み、周りと合わせる事を重視されるこの日本ではそのまま感情を出しても受け入れられる事は難しいです。

文章や音楽も世の中にあふれており、単純にそのまま書きなぐったとしても見たり読んだりしてもらうのは難しいでしょう。

では、どうすれば良いのか。

僕は一つの答えとして、「感情を出さない」事ではなく、「感情を深く理解する」という事が最も大切だと思っています。

大原則として、感情にはかならず目的があります。

たとえば、店員が出す品物を間違えたとして、「大丈夫ですよ」と笑顔で返してくれる優しい人もいれば、「なんで間違えたんだ!」と腹を立てその場で怒る人もいるでしょう。

感情は何かの原因があり、生まれるものではありません。人は無意識に何らかの捉え方を自分で選択し、目的をもって感情を表現しているのです。

大事なのは、自分がどういう捉え方をして、そして何を目的で感情が生まれているのかを良く理解しておく事です。

その感情の裏にはどういった捉え方や目的があるのかを認識し、捉え方にも多種多様なものがあり、人それぞれで自分で選択できるのだという事。そして、何の目的でその感情が生まれているのかを理解する事が最も重要であると感じています。

感情はコントロールするものでも、押し殺すものでもありません。感情の裏の目的を知り、目的達成のために何が出来るかを考えるのです。

感情は何かを実現するのに必要不可欠です。むしろ感情を押し殺して作成したものに僕はあまり価値を感じません。

自分の感情を理解しなければ、顧客の感情は理解できませんし、部下や上司の感情も理解できません。
それでは、ついていきたいと思われる人になるのは難しいでしょう。

だからこそ、感情を深く知る事がまず大切なのです。それが、感情を大切にするという事だと僕は思っています。

そして、深く知れば知るほど感情表現も内容が深く相手に刺さるものになっていきます。

「なぜ感動したのか」
単に映画が面白いと相手に伝えるよりも、心に残った部分はどこなのか、なぜそれが心に残ったのか、自分の価値観や体験談を踏まえ、伝える事で相手はより共感しやすくなります。

そして、相手が共感してくれる事で自分も嬉しくなり、もっと表現方法が上手くなりたいと自然と思うようになっていくのではないかと僕は思っています。

記事は以上です。内容はどうだったでしょうか?
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寒い日が続きますが、風邪等体調不良に気を付けて。
体を温めて過ごしてくださいね。

それでは、また次回お会いしましょう。
さようなら。














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