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(今朝のひでお) 2021/11/11

(今朝のひでお)2021/11/11(木)ポッキーの日。これは昨晩帰宅したらかわゆい次女が「明日はポッキーの日だね」と言っていたので、そう書くつもりだったのだが、今朝になったら、「チンアナゴの日だね。」と言われて、少々戸惑取った。要は、どっちも「1」に見えるからなので、尚、チンアナゴの件は、朝日小学生新聞に出ていたそうだ。▲その小学生新聞だが、実はニュースもちゃんと載っていて、次男が反応したのは、秋田の鳥インフルエンザの件であった。横手市の養鶏場で発見され4万羽以上が殺処分になったという件。広がらないために全部処分するんだけど、それによって安全地域と汚染地域を分けるという意味もあるのだということを伝えたが、そもそも養鶏場も見たことない次男にそのイメージはわかるのだろうか?▲分割といえば、GEも東芝も3つに分割される方向である。偶然かもしれないが、GEと東芝は医療機器で合弁があったり、そもそも電気系が祖業だったり、昔良かったが、今、ちょっと残念な感じになっているという妙な類似性的なことがある。「コングロマリットディスカウント」という総合商社に働くものであれば、誰でも忌み嫌う言葉であるが、この一連の分割は、そんな意図を感じるのである。投資家目線で、産業の分散はこちら(投資家)でやるので、一企業が産業を分散させる必要はないという発想が元になっていると思う。また、色々あるとカテゴリー情報などを出しても、投資家からは、何かドンブリ的な感じに見えたり、そもそも経営者はそんな様々な産業に精通して正しく判断できるのかという風に見えるのだろう。事実、ゆうちょにいる時代にそんな質問もされた。結論からいえば、どの商社の社長でも当然、ある産業出身であるから、全部の業界に同等に詳しいなんてことはないと思う。ただ、同時に全く知らないということもない。▲勿論、何をやるにしても、全て理解しているということが理想的であるが、実際には、限られた情報の中で、正しい判断をしていかないくてはいけない訳で、それと似たようなものであろう。それ以上に、総合の看板をおろして、1つの産業に集中するのは、「あそび」がなくなることであり、その産業がダメになったらすぐにダメになるということであるし、長期的であったり、産業横断的な視点を見ることはないであろう。日本はどこまで欧米に合わせる必要があるのだろうか?環境問題なども、本当に地球環境のために思ってやっている人もいるが、新しいビジネスのために推進していることは誰でもわかるだろう。後者のためにビジネスそのものや会計やリソースを合わせて行くことがこの国やこの国の企業が生き残れる道なのだろうか?▲尚、これは余談だが、会社分割が普通になってくると、すぐにGood CompanyとBad Companyに分けることが頻繁に行われるのではないかと思う。だから、環境問題がもっと進めば、例えば、某大手自動車会社も、ガソリン自動車会社(bad co) と環境系自動車会社(good co)に分けられるなんてことも、容易に想像できるであろう。何か違和感を感じるのである。

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