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社会の手作り
社会ってどうやってできていくんだろう。
小さなところから新しい社会を作ってみたい。
1. 現状の問題点:中央集権型政治と経済の不均衡
中央集権型の政治と経済の支配: 東京を中心とした大都市圏への人口・資本の集中が続き、地方の衰退が進んでいる。
この構造は、国家の決定が一部のエリート層や中央政府により独占されることを促進することもあり、地方の意見や多元なニーズが軽視されがち分配機構としての政治システムの機能不全: 政府の政策は大都市に利益を集中させる一方で、地方の生活基盤を支える衣食住、エネルギー、インフラ整備が疎かになっていると仮定する。
これにより、地方の経済は停滞し、若者の流出が進む。
というのが一極集中への批判で、分散した地方都市が力をつけ始めている世界線にいる。
2. 公共空間における開始性:ハンナ・アーレントの思想の適用
公共性とは、個々の人々が共同で構成する、社会的な空間のことを指す。彼女は、この公共性が人間の自由を可能にすると主張した。そこでは私たちは自分の意見を表現し、他人と議論し、共に行動することができる。
アーレントは行動の自由を重視した。彼女にとって、行動の自由とは他人と共に新しい可能性を生み出す力、すなわち「開始性(initiative)」を意味する。
ステージは日本における田園地方都市。政治とは別の領域で地域ごとに住民が自らの地域の意思決定=自治を行うための「地方公共空間」をつくれそうな気がしている。
ぼくらは今のところ所有物である”家”の中では公的に保護されている。
ここにみんなで集まり議論するための私的な公共空間がある。
そうしたらもっと地域の人の生きた声を掬い上げ、実行できるかもしれない。
自治体にも都合があるっぽいから、勝手にやっちゃおう作戦。つまり地方自治体や地域コミュニティが国の政策に依存しないために自ら地域の問題を解決するために手足を動かすってこと。
例えば、地域のコミュニティに根ざして活動し、住民の健康や生活全般をサポートする島根のコミュニティーナース
https://community-nurse.jp/
地域分散型の共助システムLocalCoop
https://localcoop.io/
地域住民が共同でエネルギー供給システムを構築したり、共同で農園を運営したりね。農薬や肥料や機械の燃料がどんどん上がってるんだって。
だったらのびのび育ってもらう農法を手作業でやっちゃう?みたいなね。
農園の候補を見つけるときに自治体のページみちゃったりするけど、それもどうかわかんない。案外人づてのほうがいいのかも。
補助金に頼らないのであれば事業として成立させていく道もあると思う。
なにより少しずつ実感をもっていきたい。
3. 自立と持続可能な自然地域社会の構築:ガンジーの思想の適用
スワラージ(自己統治)とスワデーシ(自給自足):
少し思想というか態度のはなし。
ガンジーの思想は、自らの力で自分たちの社会を運営し、自給自足することを目指す「スワラージ」と「スワデーシ」に基づいてるみたい。
これを日本の地方に適用してみると、各地域が自立した経済圏を構築し、中央への依存を減らすことになる。
例えば、地域内での食料、エネルギー、日用品の生産・流通を強化し、外部からの輸入に依存しないシステム。非暴力的抵抗(アヒムサ)と協力の強化: ガンジーがインドをイギリスから独立させ、大国として確立させた時、非暴力的な方法で支配に抗うことを説いた。
現代日本で、地方自治体や市民グループが、中央政府や大企業の支配から自らの権利を守るために、非暴力的な運動や協力の枠組みを築くためのセンスになるかも。
いざとなった時の戦い方のひとつ。ハンパじゃないけど。
メイドインジャパンしか食べません!みたいなことになるのかな戦場におけるヒンドゥー教聖典的な戦い方
バガヴァッドギーター
https://lotus8.co.jp/living-with-yoga/yoga-wiki/gita/
4.すこし先の話 新たな分散型システムの構築:自律した地域経済とブロックチェーン
地域通貨とブロックチェーンの活用: 地域経済の自立を強化するためには、ブロックチェーン技術を用いた地域通貨の導入が有効かも。これは、各地域が独自の通貨を発行し、地域内の経済循環を促進する名目の仕組み。これにより、資金が地域外に流出することを防ぎ、地域経済の活性化を図ることができます。ブロックチェーンってみんなで同じ台帳を共有しながら透明性のある取引記録を一瞬で共有してる。既存のお金の信頼を担保してるのは銀行だったり、政府だったり。信頼性の高い分散型経済システムはそのシステム自体をみんなで信用してるような仕組み。
自律的な衣食住・エネルギーシステムの確立: 各地域が自らの衣食住とエネルギーを自給できるようなインフラの整備が必要です。具体的には、再生可能エネルギーの導入や、地産地消の農業・工業の促進、地域ごとの資源を活用した持続可能な住環境の構築ができれば生きることそのものが表現となり戦い方になるなと思ってる。外部からの供給にいかに依存せず、地域ごとの特性を活かして自立した生活基盤を整えられるか。
5. 思いつく実践
私的な公共空間=アゴラの中で議論を深め空間を共有する。共感するのが難しいときもあるけど、リアルな人々の声を街の中で聴くこともできる。
感覚を共有する
色んな人がいるから、考え方の違いも出てくるかもだけど、視点の角度、距離感、速度の違いを見極めたい。