#6 医療ドラマ『JINー仁ー』を見て感じたこと

ここ数日、重ための記事が多かったので、少し軽めの記事をアップします。

つい最近、再放送されていた医療ドラマ『JINー仁ー』の録画をまとめて見たのですが、これがいまの時代に即したような内容でなかなかに興味深く、また、いろいろと考えさせられる内容でしたので、今日はそれを簡単にご紹介します。

医療ドラマ『JINー仁ー』

このドラマをご存知ない方にあらすじを簡単に説明すると、現代の医師である南方仁が江戸時代にタイムスリップし、時代の波に翻弄されながら必死でまわりの命を救うのに奔走する、という話です。最初の方の回では、コロリという感染症が発生するのですが、これがいまのコロナの状況によく似ていて、なんとも言えない気持ちになります。

こういった感染症や病気、怪我の治療のために、この時代には存在しない医学の知識や技術を使って治療することになるのですが、そのことに対する葛藤や、治療して命を救うことで歴史を変えてしまうのではないか、といった迷いやおそれが描かれるなど、全体として非常にメッセージ性の高いドラマとなっています。

主人公の南方仁(大沢たかお)と、武家の娘、橘咲(綾瀬はるか)の恋の行方も気になるし、全体としてとても感動できるドラマなので、ぜひ観ていただければと思います(涙腺ゆるみっぱなしでした笑)。

蝶の羽ばたき(バタフライ)効果

さて、ドラマの中では、「蝶の羽ばたき効果」のことがときどき出てきます。これは、蝶の羽ばたきが引き起こす風はごくごく微小な風ですが、まわりまわってその後嵐を引き起こすほどの可能性がある、といったことを表現した言葉です。

自分の行いがたとえ小さなものでも、それはほかの人やモノ、コトに影響しあって、結果として大きな変化を引き起こす可能性があるのではないか?ということです。

そう考えてみると、発信力も影響力もない私がここで発信しているようなことは、ほかの有名な人が発信することに比べて、なんとも心もとない、意味のないことのように思えるかもしれないけれども、もしかしたらほかの誰かの意識や行動を変え、世界を少しずつ良い方向に向かわせるかもしれない、と前向きに考えるようにして、とにかく一歩踏み出すことにしています。

※ちなみに、FinCというヘルスケアサービスを開発した溝口勇児さん(最近は、ジャパンハートというNPO法人でマスクやガウン等の医療物資の提供に奔走されています)のTwitterを見ると、そんな方でも自分の力や影響力のなさを嘆いています。ソフトバンクの孫さんや、ZOZOの前沢さんのように、一人で数十億、数百億の寄付を行える人もいるので、上を見ればキリがないのかもしれませんね。

それぞれの人が、自分の身の回りでできるほんの小さなことでも良いので、相手を思いやってなにか始めることをぜひお勧めします。

それは誰かに「ありがとう」と言うことでも、感謝の気持ちを持つとか、そんなことかもしれません。

母の日

さて、昨日は母の日でした。

個人的な話ですが、これまで母の日になにかを送ることはあまりしてこなかったのですが、今年は母が好きなお魚のセットを贈りました(^^)

実は、今年の3月ごろに15年ほど過ごした大阪の地から、出身地である千葉に引っ越してきました(妻とワンコを連れて)が、母も父も近くに住んでいるにもかかわらず、この状況からいまだに会うことができていません。

なので、あらためて感謝の気持ちをきちんと形として渡したいと思って行動に移した次第です(モノを贈ることが必ずしも感謝の気持ちとしてベストかはここでは置いておきます(^^))。

みなさんも、特に身近な方に感謝の気持ちを伝えてみてください。


さて、明日はニュートンの逸話を引用して、このような困難な状況を、自分を見つめ直す期間として貴重な機会と捉え直すことによって、大きな成果や変化につながるかもしれない、ということを論じてみたいと思います。

お楽しみに!

<了>


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