「Demiちゃんが行く!」#22 写真家 緒方秀美 私小説 "N.Y.での最初の仕事は、ポップアートの巨匠アンディー ウォーホール撮影!!"
おはようございます。
デミのN.Y.での再出発は甘えん坊だった頃とは別人の様に、仕事して遊んで
今この瞬間を精一杯楽しんでました。プロのPhotographerになる事は心で決めていたから色々な事が起きても自分を信じて、この道まっしぐらの生活。そんな時にふとチャンスが巡ってきたのです。
第22話 ””N.Y.での最初の仕事は、ポッアートの巨匠アンディー ウォーホール撮影!!"
N.Y.での生活は毎日が映画の中みたいな日々を過ごす中、ある日本から来たパフォーマーの沼田元気がデミの事を探している事を知った。沼田元気は師匠の伊島薫の友達で事務所にもよく来てたアーティスト、イケメンの詩人、ダンスパホーマンスやオブジェクトを作ったり、前衛芸術家という類いの人。会って話しを聞くと沼田さんが頭に盆栽の枝と葉を付け、身体は植木鉢の着ぐるみを着て「盆栽小僧」となりパフォーマンスしにN.Y.に来た、そうしたらあの世界的ポップ アートの巨匠アンディウォーホールにみそめられて、アンディーがやっている番組 ”15minites of fame”だれでも15分はスターになれると意味の番組に出る事になってカメラマンを探してた、そうしたら伊島さんのアシスタントだったデミがN.Y.にいる事を聞きつけて探してたとの事、一緒にアンディーウォーフォールのスタジオに行って写真を撮って欲しい。と頼まれた。こたえはもちろん即決”YES"だった。「やった~~~New Yorkに来て最初の仕事が世界のポップアートの巨匠アンディーワォーホールだ!!凄い!!」これがアメリカン ドリームだデミは心の底から喜んだ。
撮影当日はミッドタウンにあるアンディーウォーホールのスタジオ行った、沼田さんが盆栽小僧の格好で待っていると、白髪頭のアンディーはコンパクトカメラを持って出て来た。私の方を見てニコとして”Hi I'm Andy"とデミは”I'm Demi I gona take your pictuer today"というと“Sure!!" と撮影ははじまった。沼田さんとアンディーの2ショット、コンパクトカメラを持っているアンディーに"Pretend you are taking picture of him"と言うと沼田さんの写真を撮ってる様に見せてくれる。
デミの指示にアンディーが従ってくれた事が嬉しかった、コミュニケーションばっちり取れて撮影が終わると明日パーティーあるから来る?っと誘ってくれた。次の日にはアンディーのパーティーにまで参加できる事になった、パーティーに行くとアンディーは会うなりギューっとハグしてくれて、みんなに紹介してくれた、そのパーティーはNew Yorkのアートーシンーンや音楽シーン、ファッション業界で活躍している人の集まり、その中ではレコード会社の人がデミに話しかけて、昔、サムライみたいな日本人の片腕のカメラマンと仕事してたよHiro Itoという奴、私が病院のベッドで音楽雑誌を見た時にPatty Smithを撮影していたカメラマンだ、Hiro Itoは片腕でカメラ持ってたんだ凄いな、あの日デミの人生を変えるぐらい衝撃を与えたカメラマンの事がN.Y.に来て彼のバックグランドを聞けるなんて、また改めて衝撃を受ける出会いだった。
デミが撮った沼田元気ー盆栽小僧とアンデイウォーホールは日本の雑誌、宝島、FORCUS、 PLAYBOYなどに掲載された熊本の実家では小学校の頃の家庭教師だった泉先生が、偶然本屋で雑誌を見て、興奮してお母さんの店まで届けてくれたそうだ、お母さんも凄く喜んでくれてた、私も嬉しかったけど、まだまだ~~~それは私が運がよくスターに出会えて撮れたただけで、写真の内容はまだ私が求めてるデミワールドにまで達してないと以外にクールなデミだった。