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【第2回】「給食ナフキンを息子が持ち帰ってこない」をロジカンする

アラフォー主婦、みやもとひでみです。

ちょっと前の記事から時間が空きました。
ネタがなかったわけではないんですけれどね。

さて、今日のお題は

「給食ナフキンを息子が持ち帰ってこない」

件についてなんですよね。

これは数日前、息子と話した内容のうちのひとつで、他にもいろいろあったんですけれど、このテーマは、息子だけの問題ではなく、私に相当なストレスを与えてくれるので、このテーマを取り上げてみようと思いました。


★イヤなことについて具体的に説明するように書く

コロナの緊急事態宣言が解除されて、小学校が再開、給食が始まるタイミングで、今までなかった持ち物が追加されました。それが【給食ナフキン+袋】です。

学校からのお手紙には、A3用紙くらいの大きさが乗る程度のものをと書かれてあり、幼稚園の時のものではサイズが合わないので、自粛期間中に4枚縫いました。袋は2枚だったかしら。家にある布で、息子が嫌がらずに持って行くものを選んで作りましたよ。私は息子が持って帰ってこない日があることを予測して、4枚にしたんですよ。(本当は5枚作るつもりだったけど、布が足りなくて~)

そして、いざ、給食スタート!そうしたら、予想通りしばしば忘れてくるんです。息子に「給食ナフキン持って帰ってきた?」って聞いたら、「わすれた~」って流される始末。

それで、給食ナフキンを持ち帰ってほしいと、私は息子の連絡帳(本人が記載するもの)の連絡欄に、「きゅうしょくナフキンもちかえる!」という、使いまわせるフィルムフセンを貼りました。その翌日、給食ナフキンを持ち帰ってきた息子は、今度はフィルムフセンを捨ててきました!(笑)
またフィルムフセンを作って貼ってみたものの、毎日持ち帰ることはなく、逆に持ち帰る日がレア!週に2回あるかないか!

そして、気づいたんです。あれ?もう作ったナフキンがない。サイズ感は違うけれど、幼稚園の時に使っていたものを持たせましたが、それも持ち帰らず。

感染対策の一環として小学校から用意して持参するように言われているものなので、持たせないことがストレスだと感じ、なんとかあるもので回しているけれど、それすら残りわずかで、給食ナフキンを持ち帰らない息子に、私はイライラしていました。


★では今一番イヤなのはなに?

息子が給食ナフキンを持ち帰らないことがイヤ


★イヤをひっくり返してゴール設定しちゃおう!

●息子が給食ナフキンを持ち帰る

本当は、息子が給食ナフキンを持ち帰らなくても問題と感じないという選択肢もあるのですけれど、コロナ対策で持ってくるように言われているものなので、さすがに問題視しちゃいます、私。


★なぜできない?

はい、息子に聴いてみましたよ。

① だって、給食がおわってすぐしまわないんだもん
② だって、(ママのメッセージの書いてある)連絡帳をみるの忘れちゃうんだもん(実際数日書いてきていなかった)
③? だって、忘れちゃうんだもん(←もはや理由になってない(笑))


★じゃあ、どうやったらできる?

これも息子に聴きましたよ。

① 給食がおわったらすぐにしまう → これはできないと言われる
② 連絡帳をみるのを忘れない

ということで、息子的には②一択。


★では、どうする?

ここは丁寧に聴きました。

私:連絡帳はいつ書くの?

息子:連絡帳は帰りの会の前に書いている。でも忘れちゃう。出すのを忘れちゃう。

私:そっか、帰りの前に書くけど、連絡帳を出すのを忘れちゃうんだね。うーん、連絡帳はいつも、連絡袋に入れているでしょう。連絡袋はいつ出してるの?

息子:連絡袋は、朝だすよ。・・・あっ、連絡帳を見えるところに置いておけたらいいんだ。

私:おお、そっか。連絡帳が見えるところにあれば、帰りの会の前にかけそうなんだね。じゃあ、連絡帳、どこに置けそうかな?机の上?ほかにどこかあるかな?

息子:いいとこある!マグネットで(机の横に)くっつけとく!

私:マグネットでくっつける!なるほど、机につけるんだね。もしその方法をするとして、マグネットは持っているの?

息子:ある!学校にあるよ!そうだ、それでやってみる!

ということになりまして…


★プランニングは?

①朝、教室についたら、連絡袋をランドセルから出す。
②連絡袋から連絡帳を出す。
③連絡帳を机にマグネットでくっつける。
④帰りの会の前に連絡帳を見る
⑤連絡帳に貼ってある「きゅうしょくナフキンもちかえる!」フセンを見たらランドセルに給食ナフキンをしまう

こんなふうになりました


★やってみる。

この話をした翌日、帰宅した息子と、昨日考えたこと(このほかにもいくつかあり)どうなった~?と聞いてみると、できた!というんですよ。
それで、自分の目で見て見なって言われたので、ランドセルを開けてみると…



ドーーーーーーン!




でるわでるわ、ひとつだしても、ふたつだしても、みっつだしても…

面白いから数えてみました。



ひょえー!7枚あった!(笑)

5枚あればいいかな~と思っていた母の計算の上を行きました(笑)


さあ、これから毎日持ち帰ってくるようになるのか、母は楽しみです!


★ロジカンをした結果は?

7枚持って帰ってきてくれたし、息子が自分で対策を考えられてストレス0です!


まとめ

ロジカンって、自分のお悩みなら自分のイヤを解決する方法を探ればいいのですが、相手がいるものは相手軸で解決方法を考えないといけないので、そのためにロジカルリスニングのスキルは絶大な効果を発揮します。

今回は、ロジカルリスニングとロジカルカウンセリングの合わせ技でした♪

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