ラブコメの舞台の学校は低偏差値だからね
はっきり言わせてもらいます。
大学や小中学校・専門学校やその他の特別支援学校を除いて、ラブコメに出てくる高校は低偏差値です。
ラブコメが指すモノ
カゲプロなどの昔のボカロやまふ◯ふさんなどの曲のMVみたいに、男の子と女の子が惜しい距離感で出てくるセカイ系な舞台
直接的な男女の恋愛描写はないGL、BL作品だとしても、読者が自身とキャラとの関係を妄想できたり、妄想を誘発するもの
なども余裕で含みますし、媒体だって
マンガ
アニメ
挿絵や表紙に力入れたティーン向け小説
ケータイ小説(世代じゃないのであまり知らない)
ティーン向けドラマ(海外ドラマ除く)
などなど、多岐に渡ります。
設定と実際は違う
「全国で指折りのエリートが集う超進学校」
「社長令嬢や由緒正しい家柄の御曹司ばかりのお金持ち学校」
制服がキレイで健全な言葉遣い
以上のような設定が示されていたとしても、もう見ている限り低偏差値高校のノリさながらであると言えます。
超進学校
仮に「超進学校」だったとして、ストーリーの筋書きを損なわない範囲で
数12A程度の「φ」「A∩B」「A≡B」
世界史Bの「ヘイロータイ」「デマゴーゴス」
漢文の「豈」「況や」「便ち」
などの、簡単ではないがある程度学べば分かるほどの知識が出てきた所を私は一切見た事がありません。
なぜなら、多様なマンガ家がいる分、数学や地歴公民や古漢文の体系的な知識が少ないマンガ家もそれなりにいるからです。これはマンガ家以外のアーティスト全般に言えるかもしれません。
私の敬愛するねことうふさんみたいに大阪大学に入学するほどの頭の持ち主もいれば、
「俺マンガで食ってくわ」と大学に進まなかったり、高校を中退する人だっています。不登校や通信制で実際の学校生活を知らない人もいます。
マンガの面白さとマンガの学歴に相関はないと思いますし、リアリティがなければ描いてはいけないとも言っていないですし、そのマンガ家が「低学歴で頭悪いから見ない!」といった話でもないです。
という推測です。
必ずしもそうとは言いませんが。
極端なことを言えば「日記」も文章執筆というクリエイティブ表現です。それはその日の自分の過ごし方が現れるものじゃないですか。
同様に、「表現や作品は作者の引き出しの数が表れる。作者の引き出しの数は作者の人生経験のコレクションであること」は作品を楽しむ上で留意しておくべきですよね。
お金持ち学校
仮に「お金持ち学校」だったとして、マンガ上のお金持ちの生活と現実が離れている場合が多い。
お金持ちだって普通の口調で話すのに、口調が「いかにもお金持ち感ある」ものだったり。
大きな宮殿や高級車をバンバン持っているお金持ちは、都会ならどこでも住んでいるわけではないですし、田舎や郊外ならもってのほかです。
実際に住んでいるとしたら、目黒区や千代田区、港区、中央区、渋谷区、江東区の豊洲~有明エリアくらいのものです。もう”相場”が決まっているのです。
これは、自分の生活圏内が実際にその辺りだから言えることです。
しかも、お金持ちは意外にも豪華絢爛な生活はしておらず、必要な所にドンとお金を使うためにミニマリスト気質な方が多く、お金持ちであることを隠す事が多いとも聞きます。
「マンガ家自身が実際にお金持ちだから書こうと思えばリアルな描写になる」といった、マンガ家にはこれ以上ない天啓とも言えるソレに恵まれる漫画家は世にどれくらいいるのでしょうか。マンガ家御用達のナントカ荘や自室の液タブで黙々書いている方が大半なはずです。
制服がキレイなのだって、登場人物(特に主人公)はマンガの顔だから制服は清潔でないといけません。
主に色数の多さや風変わりな色使い(緑×白など)だったり、
やけに豪華にワッペンなどを付けた無断転載されてるアニメにありがちな服装、
これはまだいいでしょう。まだマンガの中だけだと割り切れますし、特段ネガティブな要素が現実に思い起こされる事もないです。
私が違和感を抱くのは、「超進学校」「お金持ち学校」(または両方)という設定にしておいて、「パンチラで誘惑したいのかって位短いスカート丈」「シャツinしない」「第二ボタンまで開ける」という襲われてもおかしくない着崩し方をしている女子キャラに対してです。
現実の教育困難校の女子高生か!と疑われてもおかしくないですよ??
読者(主に女子キャラに目がハートになっている男性諸君)が求めるからそうしているのは分かりますが、「現実にはいるわけないから作品にのめり込みにくい時もあるよね」と感じてしまうのは私だけでしょうか。
男子は異常ないですね。余程のことがない限り皆さんスラッと見てて気分の良い見た目をしています。
(私はこれでも181・60あるので私怨ではありません。)
てか、勢いで書いたから、主観がすぎて文章が支離滅裂になってるな…話もだいぶ脱線してるし…なんか、ごめん、、、(100mトラック10周ばりの息切れ)
お前は何様ですか
はい。ここまで書いていて私はただの
マンガ家に「あなたの架空は現実味がない」とかいう”創作の根幹にケチをつけるどうしようもない変人“
でしかありません。
まぁ別にこれって私の感想ですので好きに言わせてくださいな。
どちらかというと、ラブコメをそこそこ読みつつ冷ややかな目線を向けている人に共感してもらえるような記事を目指して書いています。