すずきひでまさ

統合失調症と奮闘する人生🌸 同じ当事者の奥さんと結婚して5年目。 自身のリカバリー体験を赤裸々に綴り、何か希望や勇気がとどけば🌈

すずきひでまさ

統合失調症と奮闘する人生🌸 同じ当事者の奥さんと結婚して5年目。 自身のリカバリー体験を赤裸々に綴り、何か希望や勇気がとどけば🌈

最近の記事

  • 固定された記事

統合失調症だからこそ

精神ハンディ。 一見、偏見や差別意識を持ち続ける人もいるが、使命感や希望にポジティブ変換して生きる活力にしている人も沢山いるように感じる。 僕自身も、人間のゴミやでー、とバカの的にされた経験もあり、人生、否定の連続だった。 統合失調症でもなんでもできることを証明してやる!幸福を身の姿で証明してやる! と、その反骨心みたいなもので、すごく努力をしたように思う。   薬漬けで廃人のような時期もあった。 人が怖くて、布団からでれない時期もあった。 今で思う間違った強さを身に

    • 本能

      僕自身は、生きてくる中で、自分の子どもがほしいと思い、発言した時、 えっ、障がい者の親なんて子どもが可愛いそうじゃん、 奇形児が生まれたらどうするの? と、心外な言葉を沢山かけられてきました。 家族から言われた時が一番キツかったです。 一人の人間として生まれて、本能的な想いを発言する、それをこんなにも否定されるのかと。 僕は障がいを持ちたくてもったわけじゃない。 今では誇りをもてるようになったけど、障がいってたぶん、もちたくて持った人っていないと思う。 いたと

      • 緑野

        傷ましい感傷の住処(すみか)。 過去に執着していても、前には進まない。 しかし、怨念(おんねん)というのは、なかなか、拭えないもの。 僕は思うのですが、この「過去の執着」を払拭(ふっしょく)する心、それは 挑戦する心のように感じます。 いい意味で、過去と遊離(ゆうり)する。 なんでもいい、新聞を読む、本屋に立ち寄り、良書触れる、ストレッチやウォーキングをはじめてみる、筋トレでもいいと思います。 そして、それは三日坊主であってもいい。 その『挑戦』の魂を讃えるべきだと思

        • 英雄は泥臭い

          泥臭いこと。 汗水ながすきたない仕事。 嫌う人は多いと思う。 人は華やかな世界に憧れる。 人気を得たい。チヤホヤされたい。 人間の本能的な部分であると思う。 しかし、人間は劣化していく生き物である。 若い頃の華やかな姿をみて、一時の途中の姿をみて、妬んだり羨んだりする人も多い。 人生フルマラソンで見たとき、いかに最後をハッピーエンドでむかえるかだと思ってる。 夫婦関では、その人生において、思い遣りだったり、信頼や絆をベースにして、老後や人生後半にかけて、開けてくる。

          ポエム:「煩悩治療」

          わずらわしい 欲のコントロール 強欲と謙虚の ちがいなんて わかってるようで わからないんだ 睡眠に勝る  治療なし うん、そう思うんだ。 「体験は百万言の理論に勝る」 だから、 自分の体験と経験を 語っていこうと思う それであなたの 絶望が 希望に変わるなら 煩悩が ポジティブ変換 されるなら 僕は語っていこうと思う うん、そう思う #ポエム #詩心 #やっときた #ありがとう

          ポエム:「煩悩治療」

          ポエム:「認める、人のあいだ」

          価値感のすり合わせ 価値感の尊重 相手に歩み寄る あいつの考え方や価値感なんて わたしにとって くそくらえだけど それでも すり合わせていかなきゃ いけないんだ これはチームプレイだから 互いに認め合うべき 人と人の繋がりの人間だから そう、しょせん人間なのだから 貴い(たっとい)人間なんだ #ポエム #多様性な社会  #人と人

          ポエム:「認める、人のあいだ」

          ポエム:「誇り」

          すする鼻音 鈍感になっていくアンテナ 圧迫される感情 抑圧をかける理性   思想 科学 哲学 僕はロボットになりたかったのか? 理屈に生きてるんじゃない 本能を大切にしてるんだ 崩れていく計画  失われてく自尊心 もう二転三転しない ここは頭で考えて動くんだ 自分自身のリスペクトのため

          脳の伝達物質の障がい

          統合失調症。 精神ハンディとして捉えられていますが、脳の伝達物質の障がいです。 具体的には、ドーパミンという、健常の人たちはある程度均等に、ドーパミンという伝達物質がいったりきたり、しているのですが、統合失調症の人たちは、薬で調整しないといけません。 なので、自分に合った投薬を医者と見つけ出すことが、非常に重要になってきます。 ドーパミンが出すぎると、ハイテンションになったり、ハッピーになったりします。ドーパミンがでなくなると、不安になったり、イライラしたり、時に恐怖になりま

          脳の伝達物質の障がい

          ポエム:ほっておいてくれ

          私のことはほっておいてくれ あなたの考えを押しつけないでくれ 価値観を押しつけないでくれ 生活観を押しつけないでくれ 結婚観を押しつけないでくれ  宗教観を押しつけないでくれ ペースを尊重してくれ それが俗にいう多様性なんじゃないのか  私には私の世界がある 人生がある そこに共感してくれる人たちと 村をつくりたい そんな穢土(えど)で 一度の人生を 自分らしく生きんたいんだ  喧嘩や争いごとは隣の村でやってくれ ここでは押しつけや否定はなしに

          ポエム:ほっておいてくれ

          ポエム:感情

          あれから僕は決めたんだ もう人に期待しないって なのになんで? こんな未だに一喜一憂してしまうの? 他人なんてどうせ自分主義 そんな僕もエゴイスト だからわかり合えるなんて無理なんだ あなた以外は 自分を信じろって いいきかせるけど そんな簡単なことじゃないし  綺麗事並べて説教してくるやつなんて くそくらえ それでもあなただけは愛したい 愛して欲しい 欲をだせば 人気者でいたい 友だちもたくさんほしい 理想を語るのはこのくらいにしよう

          自信は筋肉

          統合失調症患者はわるい感情をもちやすいのか? そういった誤解を感じます。 しかし、これは同じ人間である以上、傾向性はありますが、まったく関係ないように実感します。 良い感情、理性、逆にわるい感情、理性も存在します。 これらの善悪は、人間の生命そのものに、存在し、 エゴ的に生きる人生か、利他の精神に燃える人生かで大きく変わっていくように感じます。 利他の精神、簡単なことでもいいと思います。 地域の知人に出会ったら、笑顔で挨拶しよう。 サークルやコミュニティのボランティアに

          感情論の世界から脱却

          相手に勝ろうとする気持ち。 誰にでもあります。 とくに男性は強いように感じます。 でもー、いや、やけどー、 否定形の接続詞、、 この言葉には、相手に上乗せする気持ちの現れです。 そうだよね。とか、なるほど、わかる、、 と、一度、共感して相手の意見を受け入れる強さ、これが寛容性だったり、人間性であると感じます。 互いに共感し合えるコミュニケーションは納得と、安心感が生まれ、信頼が建設されるように思います。 近頃の、暴力的な世界や、論破ブーム、お互い勝ろうとういう感情のた

          感情論の世界から脱却

          激闘の裏の姿

          要領がいい。ふざけもはいっている。だらしがない。 こういった人が生きやすい世の中なのか。 実際そうなのかもしれない。  真面目な人ほど損をする。人生、遊ばないといけない。ある程度、そうなのかもしれない。 そういう風潮を強く感じています。 僕自身はそうはなりきれない部分があります。  ふざけや策で、はたして本当に信用は残るのか?人の心に深く刻まれるのか? だから、疲れるんだよ。 もっと力ぬきなよ。 そんな言葉を自分自身にも沢山かけてきました。 僕の両親と義母は絵に描いた

          当事者同士寄り添う

          今の奥さんとは、マッチングアプリで知り合いました。 感情的な結婚でしたが、夫婦仲良く、5年目をむかえます。 僕自身は統合失調症という持病をもち、自閉症という個性ももっていたため、子どもを望むのも難しいと考えていました。 なので、相手に途中で失礼にならないように、マッチングアプリのプロフィールに赤裸々に、 僕は統合失調症と発達のハンデをもっています。 また、子どもはのぞんでいません。 と記しましました。 これで、アプローチしてくる女性は、正真正名のマッチングが、落とし

          当事者同士寄り添う

          詩:「収穫の秋へ」

          花火大会と トモに 終わる夏 実り多い 収穫の秋に 向けて 準備を セッセとする 男は  ダラダラ 言い訳がましく 理屈っぽく 反論するよりも うるせぇ!  の一言で サバサバしてる方が 清々しい 成長と共に 変わる風景 それも 清らかな 景色になっていくことを 願う 自分自身に 慢心を起こし 人から嫌われている ことに気づかなくなる 人間にはなりたくない この6畳1Kの 缶コーヒーの 苦くも リラックスできる この味は 決して忘れたくない

          詩:「収穫の秋へ」

          詩:善き方向へ

          慈悲と知恵 この両者が かねそなわって、 相手を救うことができる 過剰な慈悲は 「依存」 や 「共依存」 に発展し 相手や 双方をかえって わるい方向に  向かわせてしまう 自分がこの人を救ってやりたい というその思いこそが 傲慢なのかもしれない 病的サインが でたのなら ドクターや 専門機関を 進める 知恵を チームプレイ 連携プレイこそ 建設的な  両者の 蘇生術だ 自分自身のキャパ と できる範囲を把握する そんな賢明さを もち続けたい