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プロフィールと執筆方針

昨日に続いて連続投稿101日目。


プロフィール


昨日1月7日より、プロフィールを下のものとしました。



物語の力学を探求するモノガタリスト



モノガタリズム ← 人と人のつながり ⊃ 物語 ⊃ 科学

これはモノガタリズムの概念形式を表したようなもので、ただの持論です。

人間世界は物語に支えられていて、科学も人類が発明した大きな物語と捉えます。そして、人と人のつがりこそが、物語を生む源泉になっており、神話などのあらゆる物語を包摂しています。


今までは自分の考えを表明することに遠慮がありためらってきましたが、これからは持論を正直に言語化して書こうと思います。私は、人間の世界を動かす力が物語にはあると信じる「モノガタリスト」です。モノガタリストは私が作った造語です。

人と人のつながりにとっても、一人ひとりにとっても、物語は欠かせないものです。

たとえば、非常に受け入れがたい困難な現実にぶつかったとき、人間はほとんど無意識のうちに自分の心の形に合うようにその現実をいろいろ変形させ、どうにかしてその現実を受け入れようとする。もうそこで一つの物語を作っているわけです。
 あるいは現実を記憶していくときでも、ありのままに記憶するわけでは決してなく、やはり自分にとって嬉しいことはうんと膨らませて、悲しいことはうんと小さくしてというふうに、自分の記憶の形に似合うようなものに変えて、現実を物語にして自分のなかに積み重ねていく。そういう意味でいえば、誰でも生きている限りは物語を必要としており、物語に助けられながら、どうにか現実との折り合いをつけているのです。

小川洋子著「物語の役割」(ちくまプリマー新書)

テレビっ子だった私は、物心つく頃からアニメや特撮を見て育ち、ヴァーチャルリアリティ(VR)的な感覚が身についています。

心理学者ユングの集合的無意識学説や仏教の唯識思想は高校生には刺激的でした。集合的無意識と阿頼耶識あらやしきはもしかしたら同じではないかと考え至ることがありましたが、その仮説は今でも生きています。

世界観を創出する物語の構造と力について興味が強かった私は、フランスの哲学者ロラン・バルトが好きになり、大学では「レトリックと創造性」という論文を書きました。

当時、愛娘がまだ1歳で論文を書くのは大変でしたが、苦ではありませんでした。そのまま研究の道に進みたかったのですが、システム開発やWebベースのメディアプランナーをやりながら食いつなぎました。

そして、アニメプロデューサーをやっていた時期に、改めて物語の力学について探究したいと思うようになり、今に至っています。


モノガタリストとモノガタリズムについては、こちらのnoteにありますので、よろしかったらお読みください。


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執筆方針


毎日投稿で一番時間を要したのは、「今日は何を書こうか?」を考えることでした。

世間の常識や空気に合ったことを書こうとすると、何を書いたらいいか途端にわからなくなり、思考停止してしまいます。自分には常識や空気に合わせるための思考が不足しています。何せ世界は物語でできているという考えを持つくらいなので、浮世離れしているところがあって、経済合理性とは相容れない考えばかり持っています。

今後は、社会に対する違和感や生きづらさについて素直に書きます。もちろん人を攻撃したり、無意味な批判をしたりはしないように気を付けますが、わけわからない方向に、noteの執筆方針が変わっていくので、お知らせしておきます。

話題は多岐にわたります。


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過去にプロフィールにしていたnoteです。


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日出丸
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