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人間学の学び(『致知』および「木鶏クラブ」等)

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雑誌『致知』の読後感、木鶏(読書会)クラブ、関連書籍についてまとめています。
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#數土文夫

人事と人間学ー『致知』からの学びがもたらす効果

 人間学を学ぶ雑誌『致知』。本当に素晴らしい雑誌です。また、読書会である「木鶏クラブ」にも参加し、学びを深めることができます。私も地元の木鶏クラブに参加し、多くの学びを得ています。  人間学は学校で教えてくれません。したがって、社会人になってから学ぶ方も多いです。人間学の学びがもたらす効果について、人事の立場から再度考察してみました。 自己啓発と内省の促進 職場でのリーダーシップ  自己啓発を通じて得られる自己理解は、リーダーとしての資質を高めることになるでしょう。リーダ

【書籍】『致知』2025年2月号(特集「2050年の日本を考える」)読後感

 致知2025年2月号(特集「2050年の日本を考える」)における自身の読後感を紹介します。なお、すべてを網羅するものでなく、今後の読み返し状況によって、追記・変更する可能性があります。  今回の特集は、「2050年の日本を考える」です。過去の日本の歩みを振り返りながら、2050年という未来を見据え、日本がどのような国であるべきか、そしてそのために何が必要なのかを考察していきます。その頃は私も70歳代。歴史の流れを俯瞰し、日々の具体的な行動に繋げていくことが重要と思います。

【書籍】『致知』2024年11月号(特集「命をみつめて生きる」)読後感

 致知2024年11月号(特集「命をみつめて生きる」)における自身の読後感を紹介します。なお、すべてを網羅するものでなく、今後の読み返し状況によって、追記・変更する可能性があります。 巻頭:捲土重来、未だ知るべからずーーー杜牧・題烏江亭 數土文夫さん(JFEホールディングス名誉顧問)p4  「捲土重来」という言葉の深い意味を、古代中国の歴史的事実や現代のオリンピック、さらに日本の現状と結びつけて論じています。數土氏は、特に今回のパリ・オリンピックにおいて日本選手の活躍に感

【書籍】『致知』2024年8月号(特集「さらに前進」)読後感

致知2024年8月号(特集「さらに前進」)における自身の読後感を紹介します。なお、すべてを網羅するものでなく、今後の読み返し状況によって、追記・変更する可能性があります。 君子、勇有りて義無ければ乱を為す。小人、勇有りて義無ければ盗を為す。JFEホールディングス名誉顧問 數土文夫さん p4  台湾の元総統・李登輝氏と実業家・許文龍氏が、日本統治時代の台湾を肯定的に評価していることを紹介しています。李登輝氏は、自ら出版した著書で日本の精神文化を称賛し、日本統治時代に触れてい

【書籍】『致知』2024年7月号(特集「師資相承」)読後感

 致知2024年7月号(特集「師資相承」)における自身の読後感を紹介します。なお、すべてを網羅するものでなく、今後の読み返し状況によって、追記・変更する可能性があります。 「師資相承」とは?  今月号のテーマである、師資相承(ししそうしょう)とは、師匠が弟子に教えや技術、学問などを伝え、弟子がそれを受け継いでいくことを意味します。これは単なる知識や技能の伝達にとどまらず、師匠の人格や精神、価値観なども含めた総合的な「教え」の継承を指します。  特に、日本の伝統芸能や武道

【書籍】『致知』2024年5月号(特集「倦まず弛まず」)読後感

致知2024年5月号(特集「倦まず弛まず(うまずたゆまず)」)における自身の読後感を紹介します。なお、すべてを網羅するものでなく、今後の読み返し状況によって、追記・変更する可能性があります。 「倦まず弛まず」とは? 「倦まず弛まず」とは、「疲れることなく、怠けることなく、常に一生懸命に努力し続ける」という意味です。この言葉は、目標達成や成功を目指す際に、粘り強く努力を続けることの大切さを表現しています。また、挑戦する中で生じる困難や障害に対しても、めげずに前進し続ける姿勢