挿絵って、やってみたいと思ってたんで、無理矢理やる。
昔、読み物の単行本や、
今の新聞小説も、
必ず「挿絵」がついてまして
結構わくわくしたんです。
本当なら、今まで「スキ」した作品とか、
記事に「挿絵」を添えたいと思ってるのですが、
なかなか面倒な手続きがありそうなので、
今回は「自分の作品」でやってみます。
基本的には、文章の「映像化」です。
咲は夜七時頃に僕の下宿にやってきた。
「こんばんは・・・先輩。」
「どうしたんだ?」
咲の様子は何となくいつもの様子と違っていた。
「お酒買ってきた・・・。飲もう・・。」
何本かの缶ビールと、ウイスキーを咲はこたつ台の上に置いた
「それはいいけど・・・。」
「飲んでから話すわ・・・。おつまみ作ろうか?」
「ああ・・・。」
咲は僕の部屋の冷蔵庫をのぞき込んだ。
「なにーー?ろくなものがないじゃないのーー。」
「しばらく買い物行ってないから・・・。」
「しょうがないわねえ・・・・・耕作。」
「え・・・・?」
咲の僕に対する呼び方がすこし変わった。
「卵が無駄にあるから、スクランブルエッグ作ってあげるわ、ベーコンもあるし・・・。」
咲は、台所に立った。こうしていると新婚家庭の中にいるような不思議な感じがしていた。
「耕作・・・お皿は・・・?」
「あ・・・・ここ。」
ほどなくして、暖かい湯気を立てて、スクランブルエッグ&ベーコンがこたつ台の上に置かれた
「はい・・おまちどうさまーー。朝食みたいだけど、材料的にこれしかないから。」
咲は僕の斜め横に座った。
「先輩・・・・、今夜は(耕作)って呼んでいい?。」
「もう呼んでるじゃないか。」
「怒るんじゃないかなーーって思って。生意気だから。」
「別にかまわないよ。」
「うふふ・・・じゃ、耕作、キスして・・・・。」
「え・・・・?」
唐突に、咲は僕の方に顔を向け、目を閉じた。僕は咲を抱き寄せて長い口づけをした。咲は、僕に抱かれながら、大きな目をじっと向けて、静かに微笑んだ。
こういう感じもいいかなぁ・・。
挿絵、いつでも無償で承ります
ご連絡は、090ーえへへへーおほほほ
ぜひ、ご用命を。
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